迷彩柄おじさんの会話

めんたね @mentane

カフェで本を読んでたら、目の前のテーブルに全身迷彩柄のおじさんと友人2人が座った。迷彩柄おじさんは声がでかくて荒々しい。近所のヤクザっぽいのだが、会話内容が高度過ぎてひびっている。量子論と超紐理論をつなぐものについて語っている。 pic.twitter.com/YR3S6ZQFfz

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シュレーディンガーの猫実験について迷彩柄おじさん曰く「観察者がいないというが、箱の中のネコが見てるだろうが！学者は誰もそれを言わんのか！？」

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迷彩柄おじさん「量子論とかの最先端の学者さんたちの話、あれは聞いてるとものすげえ、面白いんだよ！ただ、彼らはそれを金儲けに使おうとしない。どうやったらそれが金になるか？そこまで考えたらもっとおいしいじゃねえか！」

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迷彩柄おじさん「虚数の存在で別次元を主張」「波動と粒子」「多次元世界」「ヒッグス粒子」的話から、「般若心経」「武道の達人が自分を殺しにきた人間を傷つけずに制圧しようとするのは相手も自分と世界でつながっていて自分の一部だから」と流れ、「自己肯定感」「アンソニー・ロビンス」へと。

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迷彩柄おじさん「（武道の達人の話を受けて）じゃあ、なにか？おれがかわいいお姉ちゃんとやってるとき、俺は自分とやってるのか？」

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迷彩柄おじさん「今の最先端の科学と今、学校で教科書に乗るの、時差はどのくらいかわかるか？」「100年だよ。科学者の間で揉まれて、共通の見解になっていくのに50年、それが一般の人間のところまで降りてきて社会常識になるのが50年」

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迷彩柄おじさん「引き寄せの法則って言われるだろ。あれ、原型が出てきたのは100年前だよ。もう100年経ったら引き寄せの法則も教科書に載るかもしれないな」

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迷彩柄おじさん、再び超紐理論の五つの方程式からM理論の話に再び戻り、「この世は全て幻想だ」「御釈迦様は偉いよ！」と行き、そこから「最近、毛の抜ける石鹸を使い始めたんだよ。でもチン毛も抜けちゃったらやべえな」というところで、カフェを出て行った。このカフェの隣に彼の事務所がある模様。

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迷彩のおじさんは過去にもこのカフェでみたことがあるので、今後も積極的に注視していこう。おじさんと友達になってみたいが、こってりしてるので、躊躇する自分もいる。その上、本当に物理学系自己啓発に詳しいヤクザの組長だったらどうしよう？という不安がある。

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左隣ではコンサルっぽいおじさんが、もう1人の女性に英語で何かを指導している。この終活カフェの利用者は結構カオスだ。