〈土用〉の意味とうなぎ問題

夏の土用丑の日のうなぎは風物詩ですが、今や絶滅危惧種… 実は夏は旬じゃないし、歴史も浅い風習…そして「土用」は夏だけじゃなく四季にある! 本来の暦の意味を見直して、「三季の土用に消費分散」が、減少対策のささやかな一案になればいいなぁ…と願いつつ、うなぎ問題を考察しました。
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【もくじ】
1.「土用」とは!
 1-1.「土用」は夏だけじゃない!
 1-2.本来の「土用」の意味
2.土用丑とうなぎ
 2-1.夏はうなぎの旬じゃない
 2-2.源内さんの呪縛
 2-3.源内さん主犯説も不確かっぽい…
3.うなぎ絶滅対策…!
 3-1.夏以外の三季に消費分散を!
 3-2.逆宣伝戦略!
 3-3.消費分散だけじゃダメっぽい…
 3-4.まずは意識の改善から!
 3-5.実は進みつつ?うなぎ離れ
 3-6.専門店さんの自主規制と養殖支援
 3-7.いんたー学術たんで考えてみた
4.うなぎのかわりには…
 4-1.あなごも代用品には力不足!?
 4-2.うなぎもどき
 4-3.「う」の付くものなら「牛」も有力!?
 4-4.「土用しじみ」など風習の多様性も見直そう!
5.【鰻足】うなぎ雑談【鰻談】

1.「土用」とは!

暦生活 @543life

今日は7月19日(旧暦6月16日)の火曜日 「土用の入り(どようのいり)」 土用は雑節のひとつで、立春、立夏、立秋、立冬前の各18日間が「土用」と呼ばれます。◯543life.com/season.html pic.twitter.com/GjDde8ipeq

2016-07-19 07:30:52
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リンク Wikipedia 土用 土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。 俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。 各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。 五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てている。残った土気は季節の変わり目に割り当てられ、これを「土旺用事」、「土用」と呼んだ。 土用の間は、土の気が盛んになるとして、動土・穴掘り等の
リンク Wikipedia 雑節 雑節(ざっせつ)とは、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことである。 一般に雑節と呼ばれるのは、次の9つである。 これに、初午・三元を元にした上元(前半年の最初の望月、小正月)、中元(3番目の四半年の最初の望月、盂蘭盆)、下元(4番目の四半年の最初の望月)、大祓を加える場合もある。
三原あきら @EuleANFIC

え、夏の土用って1日だけじゃないのか…!

2014-07-20 00:07:48
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

ですよー!土用は18日間、その間に丑の日も2回ある場合もあり、しかも夏だけじゃなくて四季にありです!twitter.com/yamatokoyomi/s… RT @EuleANFIC え、夏の土用って1日だけじゃないのか…!

2014-07-21 19:06:10
和こよみ*旧暦たん⛩️東洋人文系V @yamatokoyomi

あっ、土用とは四立(立夏・立秋・立冬・立春)の前の18日間、節分は四立の前日です。つまり、新春の節分(新暦2/3)や夏の土用(新暦7/20~8/6)以外にも、実は四季にあるのです! ちなみに、今年の土用の丑の日は7/29(旧暦七月三日)!七夕うなぎもなかなか乙かもですよ♪

2014-07-08 00:03:44
リンク Wikipedia 土用の丑の日 土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間のうち十二支が丑の日である。 夏の土用の丑の日のことを言うことが多い。夏の土用には丑の日が年に1日か2日(平均1.57日)あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑という。 厳密には土用は四季の毎季それぞれに1回ずつあり、土用の丑の日は年に平均6.09日ある。以下、夏の土用の丑の日のことを単に土用の丑の日と呼ぶこととする。 平気法では土用の定義が異なる(ただし丑の定義は同じ)ため土用の丑の日が異なる年もあるが、ここでは天保暦以来普及している定気法での土用を使う。

1-1.「土用」は夏だけじゃない!

亜斗夢 @SkyTake21

@yamatokoyomi 立春、立夏、立秋、立冬の前日でしたっけ。うろ覚え(^▽^)

2016-07-29 19:18:56
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

の「前の約18日間」が土用twitter.com/yamatokoyomi/s…で、「前日」は「節分」です!つまり節分も四季にあり、ですね! RT @SkyTake21 立春、立夏、立秋、立冬の前日でしたっけ。うろ覚え(^▽^)

2016-07-29 20:42:56
和こよみ*旧暦たん⛩️東洋人文系V @yamatokoyomi

はい!いま一般的な「夏の土用」は立秋の前ですが、「土用」とは「四立(立春・立夏・立秋・立冬)」の前の約18日間なのです!「土用の丑の日」も、当然四季にそれぞれあるわけです!秋冬のほうが鰻は旬らしいですよ! RT @F4_680 「土用」が年中あるとは知りませんでした^^;

2015-08-05 10:16:02
リンク Wikipedia 節分 節分(せつぶん/せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。太陰太陽暦(旧暦)では、立春に最も近い新月を元日とし、月(太陰)の満ち欠けを基準(月切)にした元日(旧正月)と、太陽黄経を基準(節切)にした立春は、ともに新年ととらえられていた。したがって、旧暦12月末日(大晦日)と立春前日の節分は、ともに年越しの日と意識されていたことになる。今も節分を「年越し」
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

ですです!立春・立夏 ・立春・立冬の四立の前日「節分」なのです!有名な2月3日は立春の前日で、ここが代表的になったのは旧正月がちょうどこの前後になるからなのです! RT @GomashioKappa 確か季節の節目の事(年四回)を節分って言うんでしたっけ?

2014-08-06 23:40:59

四立(しりゅう)

リンク Various 立春・立夏・立秋・立冬っていつか知ってる? 日本は最も四季を感じることができる国と言われることがあります。 もちろん四季があるのは日本だけでなく世界中にあ…
すず @___suzu______

@yamatokoyomi 「土用」が年中あるとは知りませんでした^^; うなこよ~♬

2015-08-05 10:09:59
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

はい!いま一般的な「夏の土用」は立秋の前ですが、「土用」とは「四立(立春・立夏・立秋・立冬)」の前の約18日間なのです!「土用の丑の日」も、当然四季にそれぞれあるわけです!秋冬のほうが鰻は旬らしいですよ! RT @F4_680 「土用」が年中あるとは知りませんでした^^;

2015-08-05 10:16:02
リンク Wikipedia 立秋 立秋(りっしゅう)は、二十四節気の第13。七月節(旧暦6月後半から7月前半)。 現在広まっている定気法では太陽黄経が135度のときで8月7日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から5/8年(約228.28日)後で8月7日ごろ。 期間としての意味もあり、そのように用いる場合は、この日から、次の節気の処暑前日までの期間を指す。 夏が極まり秋の気配が立ち始める日。七月節(旧暦7月)。『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明している。 夏至と秋分の中間で、昼夜の長

1-2.本来の「土用」の意味

叶の日本文化紹介帖 @kanayui_kanai

本日は土用の入り。夏の土用(暑中)の過ごし方は… 暑中見舞いを出す 衣類や書物の虫干し 梅干しの天日干しをする 薬草入りのお風呂に入る うなぎや梅干しなど「う」のつくもの、土用しじみ、土用餅、土用卵などを食べる 土用の期間は土を掘り起こす作業をしないこと #雑節

2016-07-19 11:05:10
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

こよばんわっ! 暦は立秋前日=夏の節分(今年は8/6)までの約18日間夏の土用=暑中なう 一般的には梅雨明けから、夏の節分までが「暑中見舞」の時期です。 というわけで、暑中お見舞い申し上げます!暑気の盛り、どうぞご自愛を… 今日も一日お疲れ様でした(*・ヮ・)ノ旦~~

2016-07-30 18:45:34
リンク Wikipedia 暑中 暑中(しょちゅう)とは、(実態はともかくとして暦の上では)1年で最も暑さが厳しいとされる時期のこと。 暦の上では夏の土用の約18日間を暑中というが、実際には土用が明ける立秋以降も厳しい暑さが続き、これを残暑(ざんしょ)という。残暑は年によっては9月中旬ごろまで続くこともあり、むしろ暑中より残暑の期間のほうが長い。 暑中や残暑の期間に夏バテになる人も多く、土用の丑の日の鰻など、暑さを乗り切るための種々の食べ物が夏の風物詩となっている。
リンク Wikipedia 暑中見舞い 暑中見舞い(しょちゅうみまい)とは、暑中に知人などへ安否を尋ねるために家を訪問したり、手紙を出すこと。または、その手紙や贈り物そのものを指す。関連する残暑見舞い(ざんしょみまい)についても取り扱う。 本来は、1年で最も暑い時期に相手の健康を気遣う趣旨のものであるが、現在は単なる社交辞令となっている面もある。 暑中見舞いの期間の起点については、夏の土用(立秋前の約18日間)とするものや、暑中の期間(小暑から立秋前日の約1か月)とするものがある。また、梅雨明け以降を条件に加えるものもある。 立秋以降に、人を見
和こよみ*旧暦たん/賀茂こよみ⛩️日本文化史V @yamatokoyomi

暦の上では「夏の土用」(だいたい新暦7/19~8/6)=「暑中」! ちなみに冬の土用(だいたい新暦1/18~2/3)が「寒中」です! ※日付は年によって1~2日変動することがあります(「定気法」の場合…現在の天保暦は定気法)

2016-07-30 19:57:44
リンク Wikipedia 寒(かん)とは、暦の上で寒さが最も厳しいとされる期間のこと。寒中(かんちゅう)、寒の内(かんのうち)ともいう。 二十四節気の小寒の日から立春の前日(節分)までの約30日間で、大寒の日がほぼ中間となる。小寒の日を寒の入り、立春の日を寒明けという。 寒中見舞いが出され、後半(大寒の日以降)には寒稽古が行われる。
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