「ジャンプは基本女性を採らない」というのは不動の現実なのか

TLで気になったのでまとめた。 歴史と伝統に意味が無いとは思わないけど、ゲスの勘ぐり視点で集英社がどう考えているのか聞いてみたい。
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雨子 @amane62

女子マネージャーの話と関係あるようでない話なんだけど、暗殺教室ファンブック『卒業アルバムの時間』にE組のみんなの進路が載ってて、その中の不破さんのところが頭に残ってるのだ 不破さんはジャンプ大好きキャラ(not腐)で、新卒で集英社に行くけどマーガレットに配属になった、とあった

2016-08-16 17:38:03
雨子 @amane62

引用すると「素でジャンプ編集部に配属されると思ってたが、ジャンプは基本女性を採らないため落胆しつつ少女誌へ。」となっている 不破さんは作中唯一のメタ発言担当キャラでもあり、E組中唯一実在の企業に就職している(他のキャラはもじった企業名になっている)

2016-08-16 17:41:37
雨子 @amane62

E組の進路を見てみると、基本的にみんな夢を叶えている 少なくとも端から見たら申し分ない人生を歩んでいる 個人的に、暗殺教室のメインターゲットは中学生だと思っているのだけど、読者に「自分もこうなりたい/こうなれるだろう」と思わせるためにはE組メンバーが夢を叶えた姿を描く必要がある

2016-08-16 17:48:18
雨子 @amane62

そんな中で、あんなにジャンプ大好きだった不破さんはジャンプ編集部に行けなかった 「女性で初めてジャンプの編集者になる」という設定もありえたかもしれないのに そうならなかったのは、ひとえに不破さんがメタ担当キャラであり、集英社のリアルがそこに反映されたからだと思う

2016-08-16 17:52:32
雨子 @amane62

憶測なんだけど、「ジャンプは基本女性を採らない」というのは(少なくとも松井氏にとっては)不動の現実であり、そこを枉げることはできなかったのではないか 不破さんが架空の会社ではなく集英社という実在企業に入社する以上、実在のルールに縛られる実在の人物として遇されざるを得なかったのでは

2016-08-16 17:57:19
雨子 @amane62

「この先挫折を経験することもあるかもしれない」というのは本編でも語られたことだし、不破さんの進路がたまたま「挫折」の例になったのかもしれない それに「その後担当作がドラマ化しヒット」という設定を加え、「挫折からの成功」の物語を作ることで、読者の夢を壊さない配慮もなされている

2016-08-16 18:02:14
雨子 @amane62

それでも私は、松井氏は「ジャンプの編集者には男しかなれない」という「現実」を、不破さんに、そして読者に突きつけざるを得なかったのかー……と思ったのだった それほどまでに厳然たる「現実」なんだろうなぁ、みたいな まあジャンプにはジャンプの歴史と伝統があるんだろうけど

2016-08-16 18:06:03
雨子 @amane62

暗殺教室には中学生がE組に自己投影する夢作品的な側面があると思っている

2016-08-16 18:09:03
雨子 @amane62

というかE組のみんなが誰一人ニートにもひきこもりにもならずに大企業に就職したり夢を叶えたりしてるのが、ぶっちゃけメチャクチャ妬ましいです!!!!!!!

2016-08-16 18:11:11

目白木 @Roki3Whi

これ、松井の底が見えたのと同時にネウロだとうまくやらないと豹変フラグじゃん、いや不破さんなら黄色い吹き出しを身につけて直談判しに行くぞ…と思った。

2016-08-28 17:35:18