- chojyu1972
- 14949
- 219
- 29
- 17
グリーン牧場の牛です。 乳搾り体験終了について少し語らせてください。 ツイッターは初めてなので、長くなるとは思いますがお付き合いください。 #乳搾り体験 #グリーン牧場
2016-10-20 22:03:11乳搾り体験終了 牛ストレス死 | 2016/10/20(木) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp/pickup/6218201 #Yahooニュース こちらの記事を引用しながら補足をしたいと思います。
2016-10-20 22:10:29〉乳牛が2頭相次いで死んだこともあり、「ストレスが一因。苦痛を考慮すると取りやめた方がいい」 ストレスが原因ではありません。 1頭は乳牛の一生を全うし、肉牛として牧場を去りました。 もう一頭は、転倒により起立不能になり、回復の見込みがないため安楽死になりました。
2016-10-20 22:14:40〉2頭が数カ月の間に乳房炎などの病気で相次いで死に 乳房炎で死亡は今回の原因ではありません。 〉1頭当たりの負荷が大きくなれば病気になる恐れがある」 イベントでの負荷は変わりません。 1日3回行われていたイベントでは、毎回別の牛さんが登場しておりました。
2016-10-20 22:18:08乳搾りに対するストレスについてです。 確かに臆病な牛さんはいますが、グリーン牧場の私たちは毎日たくさんのお客様に触れ合っていただいているので、人間は怖くありません。 乳搾り中もリラクックスしてはんすう(ごはんの噛み戻し)をしています。
2016-10-20 22:31:09嫌なこともあります。 1日2回の搾乳が12時間ごとにではないこと。(お乳はだいたい12時間で満タンです)(日中にも搾られるのは嫌ではありません。) 乳搾りの後にしっかりとお乳が搾り切れてないことなどです。 あとは、夏の暑い日も苦手です。 具合が悪いと病気のリスクが上がります。
2016-10-20 23:18:13牛の生態については1から説明すると辞書より厚い参考書が必要なので割愛しますが、これらのことは牛のスタッフさんが充分理解してくれています。獣医さんも一生懸命面倒を見てくれています。
2016-10-20 23:21:53動物に対しての愛護心と言うのは非常に難しい問題だと感じます。 だから、私は自分の考えを押し付けようとはしません。 アニマルウェルフェアの考え方で乳搾り体験が無くなってしまうのも仕方がないことだったと感じます。
2016-10-20 23:31:33それでも、少しだけ私の意見も聞いてみてください。 数ある情報のひとつで、こんな事考えてる牛もいるんだなぁ…程度でいいので。
2016-10-20 23:38:45牛(だけではないですが)は経済動物なので、生まれてから死ぬまで人間に運命を任せ、人間の利益にならなくてはいけません。 乳牛は子どもが産める間は人工授精で赤ちゃんを産み、乳を搾られ、子が取れない、乳の質が著しく低下すれば最後は肉として出荷されていきます。
2016-10-20 23:42:39それを残酷と思う人もいるでしょう。かわいそうと思う人もいるでしょう。 でしたら、いただきます、ごちそうさまをしっかりと言ってあげてください。 あなたたちに食べてもらえれば、それは血となり肉となり、明日の皆さんの元気につながるのですから。
2016-10-20 23:44:58家畜に対しての〔かわいそう〕が、何かと聞かれたら、病気などにより死んでしまった、食べてもらえないで捨てられてしまった…という事だと私は思います。
2016-10-20 23:48:19畜産の農家さんも、かちくをぞんざいに扱う事はありません。 雑にあつかえば悪い個体になり収入の低下にもつながるので。 農家さんは、最後には肉になる動物たちに対しても、愛情のある管理をしています。 そして、セリにかけられれば、ウチの子が1番高く売れるんだ!と、胸を張るのです。 pic.twitter.com/F4qQEMvbFG
2016-10-20 23:57:16畜産と人間は切っても切れない縁にあります。 家畜は食料を生産します。ごはんを食べれば糞をします。それは畑の堆肥になり、美味しい野菜を育てます。肉になれば皮が出ます。カバンや靴になります。農家さんはその売り上げで、育てている動物により良い飼料を与えます。 循環しているのです。
2016-10-21 00:02:48だから、動物たちに〔かわいそう〕と思うだけではなく、感謝の気持ちも持ってみてください。 それが、私の考える動物愛護のひとつの形です。
2016-10-21 00:05:44これは、牧場の牛担当が子供たちに向けて伝えていたおはしでした。 いつか、皆さんも動物愛護について考える機会があればこのお話を思い出してみてください。 皆様のお役に立てればと、願っております。 長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。 byモカ マロ とある男性スタッフ
2016-10-21 00:16:50繰り返しになりますが、 牛は過労死でも、ストレス死でもありません! 牛のスタッフが毎日一生懸命面倒を見ています! お客様の搾り方が問題で死んだわけではありません!! 2頭の牛さんは今日も元気にごはんをもぐもぐ食べています…。
2016-10-21 09:10:17まず、牧場で飼われていた搾乳牛は6頭です。 モカ、マロ、モモ(安楽)、ハル(肉)、アン(売却)、ミルク(売却) と、なっておりました。当時、イベントは3回です。1回1頭のローテーションです。 牛には乾乳期と言う産休があるので、年中搾れるわけではありません。産褥期もお休みです。
2016-10-22 17:32:03ミルクは、3産5歳の牛です。 10月中旬出産予定のため、8月の頭には乾乳期間に入りました。 ※乾乳期間なっては大体2ヶ月。 この頃、3回の体験に6頭は必要ないと、しつこく迫られ、お産前にストレスをかけるわけにはいかないと思い、ミルクの売却を決定しました。
2016-10-22 17:44:16この時、アンと言う1産2歳、1月分娩予定の赤毛のホルスタインも抱き合わせで売却することになりました。こうして、牧場の牛は4頭になりました。
2016-10-22 17:48:21残りのハルは、マロモモモカが産褥期を乗り越えたらすぐに売却の約束で春に購入した牛であったため、夏の終わりには肉牛として一生を終えました。 10歳、6産の牛でした。 廃業予定の酪農家さんから購入したので未受胎です。 こうして残り3頭です。
2016-10-22 17:53:30すでに、この頃には乳搾り終了の予定が立ちつつありました。 そこに来て、9月半ば、発情のモカに乗られた⁇ためにモモが転倒し、起立不能になりました。 これで、現在の2頭のみが残る形になりました。
2016-10-22 17:58:18なので、もともとは余裕のある飼養頭数でした。 まぁ、 もしも、牛が病気で事故で死んでしまった場合 で、多めに頭数を抱えていただけなので、イベントの負荷の話とは関係ないのですが… 次に、2万人の乳搾りによる負荷についてお話しします。
2016-10-22 18:11:542万人を4頭と聞いてうわー…となる気持ちは非常によくわかります。しかし… 2万人÷3回のイベント=6666.6 6666÷365日=18人 18人÷お乳を左右に分かれて搾ります=9人 1本のお乳を1日に搾るのは9人です。 一人当たりの体験時間は短くて数十秒、長くて2〜3分です
2016-10-22 18:29:49