棘付きの言葉はたいてい誰かの「自己顕示欲」や

「不安」や「プライド」や「暇潰し」から漏れ出たものでしかないんですよね。
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じこぼう @kinkuma0327

SNSで知らない人からバカだタコだといわれても別に何ともなくても、職場や学校で何度も罵られれば我慢するのは困難だし、それが家庭であれば尚更、忍従するには苦痛が大きいだろう。それはSNSよりも職場や学校の方が、職場や学校よりも家庭の方が、より濃密な関係性に基づいているからだ。

2016-10-28 18:40:24
たられば @tarareba722

SNSでは見ず知らずの人に簡単に「バカ」とか「死ね」と言う人がいて、つい「自分はこんなに気軽に悪意や害意を呼び起こしてしまう存在なのか」と思ってしまうけど、そうした棘付きの言葉はたいてい誰かの「自己顕示欲」や「不安」や「プライド」や「暇潰し」から漏れ出たものでしかないんですよね。

2016-10-28 18:49:09
たられば @tarareba722

何が言いたいかというと、これ受け取るほうにとって攻撃的な言葉ははっきりと悪意や害意であり、殴られたり貶されるのと同じなのだけど、それを発したほうは単に自己顕示欲だったり不安を埋めたりプライドを守ったり暇を潰しているだけであって、この圧倒的な非対称がさらに受け手を傷つけるんですね。

2016-10-28 19:33:46
たられば @tarareba722

さらに言えば、この送り手側の「悪意や害意のなさ」が、SNSでの攻撃のしやすさにつながってて、誰でも簡単に送り手にも受け手にもなる直接的な要因なんですよね。いやまあだから気をつけましょうねという話でしかないし、自分にとってもいくら気をつけても気をつけ足りることはないのだけれど。

2016-10-28 19:37:00
たられば @tarareba722

個人的な経験から言って、「自分はこれだけ傷ついた、それを分かって欲しい」と、「自分の考えは誤解されていて、その誤解さえ解ければいい」は、SNS上の2大地雷です。SNS上では「言葉」しかなくて、しかしその「言葉」はいざという時は役に立たないので、「いざ」になる手前が勝負なのですね。

2016-10-28 19:48:17