• 2011/03/15 02:33:07
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    伊藤乾氏 原発事故解説まとめ

    伊藤乾氏による原発事故に関するつぶやきをまとめたものです。
    彼は専門家ではありませんが、基礎的な知識がわかりやすくまとめられています。参考にしてください。(あくまでもとっかかりとして。学術的な厳密性はありません)
    by bengaltiger12
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  • itokenstein
    「放射能漏れ」の基礎の基礎:外部に放射性物質が漏れるというとき、ただちに核燃料が漏れてるとは限りません。放射能というのは「インフルエンザ」と似たところがあり、核反応のそばにおいておくと普通の物質が放射性同位元素に一定の割合で変化します。金属を線源の傍に置いておくと放射活性化します
  • itokenstein
    放射能の基礎の基礎。タチの悪い放射能と、まだタチの悪くないのとがあります。「半減期」の長い放射性物質(核種)を体の中に入れることを、絶対的に回避してください。逆に瞬間的な放射線は、胸の写真をとるレントゲンのX線みたいに、私達が日頃浴び慣れているものもあります(放射線です)。要注意
  • itokenstein
    福井原発については、地震によって原発の本来の仕組みが壊れていることが、一番心配です。 「**だから大丈夫」と書きますが「と思われるので、必要な人は適切に素早い退避を」と読み替えるのが大事だと思います。町の復旧作業が本格化するまでは、まずは退避基本と思うほうが間違いないでしょう。
  • itokenstein
    基礎の基礎:放射線はカベを突き抜けてきます。レントゲン線は人間の体をまっすぐ突き抜けるから体の中の写真が取れる。いま福島原発の格納容器弁付近の放射線が強いというのも、不測の事故という以前に透過してくる放射能が強いということで、想定外の事態に作業員の安全を検討しているのだと思います
  • itokenstein
    安全基準について。線量という言葉は「毎時」「毎秒」などの流量を言っているのが、多分報道ではぜんぜん理解されていないと思う。安全基準というのは毎時の被曝量とその積算の双方で考えます。医療用レントゲン線は瞬間的に当てるだけだから有用なのであって1分とか続けてあてたら大変な事になります
  • itokenstein
    通常の1000倍の放射線が出ているときは、そこで通常の1000分の1の時間でいつもの被曝量になってしまうということです。作業には時間がかかります。安全だ、危険だ、を安易に言うべきでなく、どの環境でどれくらいの作業時間で完了するか、きちんと積算安全確保しての業務命令が必要です。
  • itokenstein
    やはりいろいろ混乱しているようなので補足します。炉内で核燃料が熱源です。水で冷却します。原発で「燃料が水面より上に出」てしまうと、運転止めても、膨大な余熱をもった燃料装置自体が過熱となるのが怖い。そうならないように冷却水を循環し、またそれらをいれている釜自体も過圧爆発を避けたい訳
  • itokenstein
    どうか、僕のツイートはつねに「副読本」に留め、メインの専門家の解説をご参照ください。僕は大学では音楽の助教授で、物理学の出身なので公開情報を読むのに一日の利があるという以上のものではありません。その範囲では お役に立つこともあるのを期待して、冷静に考える力になればと思っています
  • itokenstein
    通常は水蒸気爆発がおきないはずのところで、水蒸気爆発が起きた可能性が強いようです。いま日テレの映像を見ました。これは何らかの爆発ですね。慎重に情報を見てゆく必要があるのと、至近の方は「屋内退避」「遠距離退避」など、状況に応じた退避と安全の確保を最優先されますよう
  • itokenstein
    原子炉の鋼鉄製の格納容器自体は爆発しておらず、格納容器と外の建屋のあいだで水素爆発がおきたもの、と発表がありました。納得がゆきます。
  • itokenstein
    あるはずのない爆発というのは、官房長官の発表によれば 原子炉の爆発ではなく 原子炉から出てきた水素によって、まわりの建屋が爆発したことをいっていたもののようです
  • itokenstein
    海水をもちいて、原子炉を冷却し、ホウ酸をもちいて再臨界などの2次災害を未然に防止する、と言っています。 これも納得のゆくものです。
  • itokenstein
    爆発弁で内圧を下げ、そこから冷却水を注入したさい、容積の決まったものの中に液体を入れるわけですから、その分中の気体が出て来、そこで(たしかジルコニウムと何かで出てきた)水素が入っており、空気中の酸素と反応して水素爆発してしまった。でも本体強度はそれに耐えたという事と思います。
  • itokenstein
    作業していた人員4人が吹っ飛ばされたけれど生きて、意識があるというのも、水蒸気爆発と思えば不可思議でしたが、水素爆発と考えれば理解出来ます。水の比重や比熱を考えるとヒトが生きていられる規模の爆発ではないと思いましたが、水素爆発であれば運がよければ「意識がある」も納得がゆきます。
  • itokenstein
    低濃度ウラン核燃料を包んでいる「ペレット」のサヤはジルコニウムにでできており、そのジルコニウムが高温になって水と反応、水が還元されて出来た水素ガスを放出する。この水素ガスが格納容器の中に充満していたのが、爆破弁でできた孔などから建屋の中に漏れてゆき、5,6分たった時点で水素爆発。
  • itokenstein
    福島第一原発一号炉について以上NHKの放送した菅総理・枝野官房長官の説明に準拠して、理解できるところを補足しつつ記しました。一号炉については予想外の爆発がありましたが、他の冷却系統に問題のある原子炉も安全の確保が急がれます。いずれにせよ正確な情報を得て冷静に行動するべきと思います
  • itokenstein
    以下、どうして水素爆発で納得したかの補足です。「直下型の大きなゆれと共に爆発」とあり、爆発直後の立方体型の煙の形とあわせて、この爆発が「四角い建屋の形で起きたもの」であることが目視でも確認できます。円筒形の格納器の爆発なら、違う形になるだろうと思います。
  • itokenstein
    原子炉の運転と停止、臨界、メルトダウン などについて 理解しづらいところがあります。まずそれをお話したいと思います。
  • itokenstein
    てんぷらを揚げるとき、衣をつけますね? この衣を考えましょう。小麦粉を水に溶かしても、そのままほおっておくと、粉だけが水の下のほうに溜まってしまいます。これを「沈殿」といいますね。沈殿しないように、実際のコロモではタマゴなどのツナギを入れてイイ具合(コロイド状態)にしておきます。
  • itokenstein
    物理法則は全ての物質に等しく当てはまります。揚げ物の衣の小麦粉も水より思いから下に沈殿します。東海村「JCO臨界事故」では核燃料である「6フッ化ウラン」の液を手でひしゃくですくっていた所、バケツの底に「重い」ウランが「沈殿」してゆき、密度が高くなって「臨界」してしまいました。
  • itokenstein
    ポイントはすべて原理的です。「比重の重いものは重力で下に沈んで集まる」「ウラン燃料が一定以上の「濃度」で集まると「臨界」などの核反応が起きてしまう この二つです。 沈殿は簡単と思います、後半の「濃度」が判りにくいかもしれません。すこし補いましょう。
  • itokenstein
    蕎麦を食べるとき七味とうがらしをかける事を考えましょう。蕎麦全体に一様にパラパラとかけたら、そんなに辛くないですね?でも箸で摘んだ蕎麦に七味を集中してかけて口に入れれば大変辛いでしょう。物質が空間的に集中して密度が高いかどうかで、起こる現象には違いがあります。核反応はその典型です
  • itokenstein
    いまウランを「七味とうがらし」に喩えて原子炉の制御を説明したいので、蕎麦という例を出しました。原子炉の中に「核燃料が安全に収まっている」というのは、この「唐辛子」ことウランが行儀良く小さなサヤに収められて、一定の距離を置いて整理されていると言う状態に当たります。反応は少ない訳。
  • itokenstein
    唐辛子の粒は一粒でも実は辛い。ウラン燃料もバラバラに置いておいたても、実はそれ自身が「辛い」つまり一定の反応をしています。放射能が出ます。同時に熱も出ます。これが、いまも問題になっている「余熱」。原子炉ではそれ以上「辛く」ならないよう仕分けの間仕切りがしてあります。「制御棒」です
  • itokenstein
    沸騰水型原子炉は「低濃度ウラン燃料」で運転します。これはウラン燃料をあまり集中させずに「さや」に収めた炉心の燃料システムで動かすという事です。ウラン235という物質は中性子という粒がやってくるとコレを吸い込んでウラン236という不安定な物質に変化し、やがて「核分裂」を起こします。
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