• kanda_daisuke
    宮城県に取材で入っていました。地獄でした。すべてが破壊し尽くされている。原爆投下後のようだとも思いました。戦後まもないボスニアやコソボを訪ねたことがありますが、自然の猛威に比べれば、人の手による破壊など児戯に等しいとすら感じました。
  • kanda_daisuke
    今回の震災は、とにかく規模が巨大すぎる。私が見たのは宮城県内だけですが、沿岸はすべて破壊しつくされていました。これが岩手や福島、青森や茨城まで続いている。がれきの量は平時に処理できるゴミの23年分に相当するとか。
  • kanda_daisuke
    あまりに規模が巨大で、都市部から離れるほど支援の手が行き届かない。食料など物資は不十分ながら行き渡り、道路も通りましたが、電気や水道は未だ回復せず、がれきも未着手。情報はラジオのみで新聞も配達されず、持参するといまだに喜んでいただけました。発生から1カ月が過ぎるのに。
  • kanda_daisuke
    現場で他社の記者とほとんど出くわさないのも印象的でした。各社かなりの記者を全国から集めているのですが、現場が広すぎる。腕章を付けて歩いているだけで、被災者の方の方から声を掛けられることが何度もありました。あのことを報道してほしい、このことを伝えてほしいと。
  • kanda_daisuke
    私たち非被災地の人間にできることは、いつまでも被災地の方々に寄り添う気持ちを忘れないことだと思います。「生きてて良かった」とか「ともに頑張ろう」とか、安易に言ってはいけない。家族を奪われ自宅を奪われ仕事を奪われた人にかける言葉などない。ただ、寄り添うことができるだけ。
  • kanda_daisuke
    報道機関にできることは、読者が「もう飽きたよ」と言っても被災地の記事を書き、載せ続けること。発生直後から原発の話がクローズアップされ、西日本では原発問題すらどこか遠い話という空気があります。地震と津波で被害にあっている人たちのことを伝え続けなければいけない。
  • kanda_daisuke
    あえて呼びかけます。野次馬は言語道断なれど、心ある方、可能な方には現場を見に行ってもらいたい。とりわけ表現を生業とする方には。被災地に心を寄り添わせ、自分のこととして考えるために、それが一番だと思うから。節度さえ守れば不謹慎なことではなく、復興の妨げにもなりません。
  • kanda_daisuke
    これを読んでいる人には、文章なら腕に覚えのある方も多いはず。マスコミが伝えきれないことを書いてほしい。あちこちで家族が、集落が消えようとしている。津波に飲まれ、記録は何も残っていない。いま記録しなければ永遠に失われてしまう。紙面の幅には限界がある。伝え手が圧倒的に足りない。
  • kanda_daisuke
    おっしゃる通りですね。 RT @okitai: しかも、津波の到達していない地域では見た目被災した形跡がありません。どれだけ破壊されるか人智の及ぶ範囲では予想も付かない。
  • kanda_daisuke
    新聞を持っていくことではじめて震源地を知ったという方もいました。避難所はまだしも目が行き届いているんですが、被害を免れた個人宅にいる方の情報過疎ぶりが深刻な印象です。 RT @okitai: 町役場など大きな避難所では無料で配布されてるのですよね…
  • kanda_daisuke
    真摯さは必ず伝わります。 RT @warp3: 質問です。野次馬かそうでないかはどうやって判断すればいいのですか。@kanda_daisuke 野次馬は言語道断なれど、心ある方、可能な方には現場を見に行ってもらいたい。
  • kanda_daisuke
    町単位など大きな動きは紙面に載ります。しかし、取材した家族単位の話が、記事にならずにどれだけこぼれていることか。忸怩たる思いです。 RT @kentadano: 集落どころか、町そのものが存続の危機。踏みとどまるために、必死に今にしがみついています。
  • kanda_daisuke
    現場で見ていて、ボランティアの方々の働きは素晴らしいものがありました。被害が巨大すぎ、市町村が機能を失う中で、ボランティアによってどれだけの命が救われているか。強調してもし過ぎることはないでしょう。
  • kanda_daisuke
    また、あまり脚光を浴びませんが、市町村の自治体職員の奮闘ぶりも素晴らしい。自身も被災者なのに、市民へのサービスに尽力している。夜はみな役場の床に雑魚寝しています。本当に頑張っている。
  • kanda_daisuke
    もう一つ。企業の奮闘にも拍手を贈りたい。運送会社はかなり早い段階から被災地をくまなくまわっていました。被害の大きい石巻市でも大型スーパーが再開。ライフラインに携わる企業はもちろん、建設業者や保険会社など、私益を捨てて被災地に命を吹き込もうとする会社をたくさん見ました。
  • kanda_daisuke
    被災地へ応援に入る記者は、おおよそ2~3週間と滞在期間が決められています。去る記者の多くは「まったく書きたいことを書けなかった」と悔やんでいました。私も同感です。しかし、こうも思います。この巨大な被害を書き切ることなど不可能だ。だから、書き続けるしかないんだと。
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コメント

  • okaikki
    現場の記者は頑張ってるのに、どうしてマスになると真平らになってしまうのかなあ。
  • yosomibito
    長期的にかかわらずに廃業宣言しちゃった、いい加減なジャーナリストを思い出した QT @kanda_daisuke: 報道機関にできることは、読者が「もう飽きたよ」と言っても被災地の記事を書き、載せ続けること。発生直後から原発の話がクローズアップされ、西日本では原発問題すらどこか遠い話という空気があります。地震と津波で被害にあっている人たちのことを伝え続けなければいけない。
  • catcatcat777
    この提案ももちろんだけど、マスコミ横断で、現地取材した記者さんの書ききれなかった記事を載せるサイトはできないものか。記事ごとに数十円課金して、それを全て義捐金にできれば一石二鳥。 可能性で言ったらヤフーでとか。マスコミ各社が嫌がりそうだけど、即座に動く人って孫さんくらいしか思い浮かばないんだよね。なんかないかなあ。
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