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  • akirenge
    【起】私が学校に登校したら、学校には誰も居なかった。今日は休日ではなく平日だし、学校が臨時で休みになったなんて聞いていない。職員室の黒板を見てみたがそう書いては居なかった。このまま帰ろうとしたが一応、教室に入る。「オルゴール?」私の机の上には小物入れ兼オルゴールが置いてあった。
  • jastis711
    【承】中を開ける。優しい音色で紡がれる曲と一緒に現れたのは、便箋だった。現状を早く理解したい私は躊躇わず中身を読む。大きな便箋のくせに、書かれていたのはただ一行の簡素な文。「今あなたが望むたった一つのモノは、何ですか?」
  • koudakei
    【転】私は考えた。大体こういう場合は選択を間違えるとバッドエンド直行なのだ。というか既にかなり駄目な展開になってるが、と私のゲーム脳は警鐘を鳴らしていた。誰もいない教室で「あの子の体操服」や「縦笛」とか望むまでもない事だしたった一つになってないし――ひとしきり悩んで私は決断した。
  • humi9
    【結】結局のところ、何も起こりはしなかった。いや、あるいはこれから起こるのかもしれないが、私が望んだものはそういうものだ。ふとしたことで崩れかねないそれ、誰もが持っている『日常』が変化こそすれど壊れずに続きますように――――そう願いながら、そっとオルゴールの蓋を閉じた。 了
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