• kentarotakahash
    R.E.M.解散か。初めて、REMを見た時の話は、こないだのミュージックマンネットのインタヴューの中で少し話しているけれど。
  • kentarotakahash
    1983年6月16日だ(インタヴュー中では間違えて84年と言ったみたい)。U2のロサンジェルス公演を観るため、初めてのLAに。ハリウッドのホリデイインにチェックインしてすぐ、知り合いのLAタイムズの音楽ライターに電話した。すると、これからバンドを観に行くけれど、行かないか?と。
  • kentarotakahash
    もちろん行く。すぐに彼がホテルに迎えにきてくれて、4人連れでドライヴ。どこに向かうのかと思ったら、マジックマウンテンだという。マジックマウンテンを巨大ジェットコースターで知られる遊園地。
  • kentarotakahash
    その日は、ハイスクールの終業式だったらしく、高校生達がたくさんハイウェイを騒ぎながらドライヴしていた。これがアメリカか。映画でも見ているようなクレイジーな夜だった。ところで、観に行くバンドは何なんだっけ?
  • kentarotakahash
    Rapid Eye Movementだと、3人が教えてくれた。ジョージアのバンドだけれど、イギリスっぽいのよ。ヴォーカリストはサイケデリック・ファーズみたいな雰囲気。へー、全然知らなかったなー。
  • kentarotakahash
    マジックマウンテンに着いたけれども、ライヴが始まるのは真夜中過ぎで、まだ時間があるみたいだった。そこで、みんな滝下りとかに乗った。LAに着いて数時間しか経たないというのに、真夜中の遊園地で滝下り。周りでは高校生が大騒ぎしている。
  • kentarotakahash
    ライヴ会場は小さな野外音楽堂みたいなところ。全然人がいなかった。15人くらいだったか。REMはさっと出てきて、40分くらい演奏して、さっと去っていった。MCもほとんど何もなかった。サイケって聞いたけれど、結構、モッズっぽくもあるな、と思った。
  • kentarotakahash
    どこでレコード買えるの?と彼らに聞いたら、レコード店を二つ教えてくれた。メルローズにあるエイロンズと、ウェストウッドにあるライノ。EPの「Radio Free Europe」とアルバム「Murmer」を買ったのはエイロンズの方だった。
  • kentarotakahash
    1984年の初来日ツアーの時は、楽屋に入り込んで、メンバーとお喋りした記憶がある。ということは、その前に取材で会って、知り合っているのか(記憶にない)。専修大学のライヴはよく憶えている。遊園地で初めて観た時とは別のバンドのような、特にマイケル・スタイプのオーラが凄くなってた。
  • kentarotakahash
    そのへんももう四半世紀以上前の話なのか。信じられないな。解散については、ドラムのビル・ベリーが抜けた時点で、もうバンドではない印象だったけれど。
  • kentarotakahash
    REMは僕にとっては、レス・ミュージカルなロック・バンドの最高峰だった。レス・ミュージカルって言葉は、ビリー・ブラックが使っていたので憶えたんだけれど、僕はどちらかというとミュージカルな音楽を好む。ジョ二・ミッチェルだったり、ヴァン・ダイク・パークスだったり。
  • kentarotakahash
    でも、レス・ミュージカルであることの必然性、説得力、とりわけ、ロック・バンドにおいてはそっちの方が重要だったりすることを教えてくれたのがREMだった。レス・ミュージカルであることも、鍛え上げられた音楽性なのだということを。
  • carnation_web
    @kentarotakahash レス・ミュージカル、なるほど!何らかの境界があるのに、説明しにくいポイントだなぁとずっと思っていました。直枝
  • kentarotakahash
    ロックを考える時のキーワードです。 RT @carnation_web: @kentarotakahash レス・ミュージカル、なるほど!何らかの境界があるのに、説明しにくいポイントだなぁとずっと思っていました。直枝
  • kentarotakahash
    例えば、ビートルズは物凄くミュージカルなロック・バンドだった。対して、ローリング・ストーンズは…というのが60〜70年代的な対比であった訳だけれど。
  • kentarotakahash
    REMと比べたら、ストーンズははるかにいろんな音楽的フックがある。コード進行とか、ギターの押さえ方とか、みんな覗きこむでしょ。実はビートルズとそんな変わんない、とREM以後には見えるようになった。
  • kentarotakahash
    ↓ のストーンズは、ピストルズやラモーンズに換えても可だな。音楽性がシンプルかどうか、ということではない。真似しやすいシンプルな音楽性すらもないのがREMだったとも言える。
  • kentarotakahash
    なるほど、それは分かる。REMって実はヨーロッパ的なバンドですよね(それはスミス以上に) QT @irelandsheepdog @kentarotakahash なるほど、理解できた気がします。R..E.M.ならザ・スミスと対かなあと80年代には思ってました。
  • kentarotakahash
    あるいは、アンチ・アメリカと言った方がいいかな。
  • kentarotakahash
    といっても、これ(アンチ・アメリカ)は歌詞や政治的姿勢に言及してのことではない。あくまで音楽的な話。別の言い方をすると、バークレイ・メソッド的な方法論を利用しない、と言ってもいいかな。
  • kentarotakahash
    バークレイ・メソッド的な音楽の進行感よりも、何も起こらない単調さの方が選びとられている。が、その何も起こらない状態にこそ、鍛え上げられた音楽性がある。そういう意味では、ジャーマン・ロックにも近いか。思うに、ウィルコのジャーマン・ロック的な部分はREMを経由しているかもね。
  • kentarotakahash
    と考えてみると、REMの終着駅がベルリンのハンザ・スタジオであったのも頷けてくるか。ハンザ・スタジオについては、ステレオ・サウンド誌の最新号のワタクシの連載で取り上げたばかりだが。(上手い展開するなオレって)
  • toshiakiyamada
    @kentarotakahash 個人的見解ですが、R.E.M.ってどんだけ好きになっても音楽的に影響を受けにくいんです。
  • kentarotakahash
    そうそう、まさしくそこ。メロディーと全体の雰囲気ぐらいしか残らない。だから真似るフックがないんですよね。QT @toshiakiyamada @kentarotakahash 個人的見解ですが、R.E.M.ってどんだけ好きになっても音楽的に影響を受けにくいんです。
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  • ビリー・ブラック → ビリー・ブラッグ。あと、幾つか、てにをはがおかしいところがあるけれど、ご勘弁。

コメント

  • kentarotakahash
    R.E.M.についての原稿は、昔、たくさん書いた気がするけれど、何書いたか憶えてない。意外に、こういうことをまとめて書く機会というのはないものだ。
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