• FAUST_editor_J
    書店や街で自分の手がけた本を買ったり読んだりしている読者の姿を時折見かけることがあって、その姿が想像していた「理想の読者像」と近いとちょっと嬉しくなる。
  • FAUST_editor_J
    経験上、部数で言えばだいたい3万部を越えると実際に書店でその本を買っている人を見ることができる。10万部を越えると街でその本を持っていたり読んでいる人を見ることができる。
  • FAUST_editor_J
    印象的だった読者の姿といえば、舞城王太郎さんの『煙か土か食い物』を新宿の紀伊國屋書店さんで買っていった女の子。『クイック・ジャパン』なんかを愛読してそうな感じのサブカル好きな、ちょっとお洒落な女の子でそれまでの講談社ノベルスの読者にはいなそうなタイプ。あれで「いける!」と思った。
  • FAUST_editor_J
    @t2k_lunatics いやいや、あれは『煙か土か食い物』刊行当時の話だぜ! 派手目のカラーストッキングとか穿いてる感じの女の子だったっけ。小脇に抱えていた赤い蛇柄の装幀がすごく似合っていていい感じだった!
  • FAUST_editor_J
    @t2k_lunatics たぶん、講談社ノベルスコーナー。だって第一作目だからね。ああいう読者の姿を見ることができたら、編集者はやっぱり嬉しい。おもしろいものを自分で発掘できる読者の姿だからね。僕はそんな読者の力を信じていきたいと思います。
  • FAUST_editor_J
    @nakano_h 実際に読者の姿を目の当たりにしたら、やっぱりめちゃくちゃ感動しますよ。自分が書いた本でもないのに(笑)。編集者だからこそ、「書を捨てよ、街に出よう」かもしれません。
  • FAUST_editor_J
    読者や次の企画と出会うためにも、編集者だからこそ、「書を捨てよ、町へ出よう」かもしれません。というわけで、今日は町に出てきます。
  • FAUST_editor_J
    「読者“層”を追うな、読者“像”を掴め!」 これは、僕が講談社に入って少女漫画雑誌に配属された日に、当時の局長だったT橋さんから最初に言われた言葉で、今でも僕はこの言葉に囚われて編集者をしている。
  • FAUST_editor_J
    僕は本をつくるとき、原稿を出発点にしてその本の「理想の読者」像をイメージする。すごく具体的に。何歳で、何が好きで、何か嫌いで、何を夢見ていて、何を許せないと思っていて・・・・・・ありとあらゆることをイメージして、その「理想の読者」の人生がカーブを切るような本を一生懸命つくる。
  • FAUST_editor_J
    だからそういう意味では、僕が編集者として編集している本は、この世界のたった一人の“あなた”のためだけに編集している。少なくとも、そういう気持ちはいつも持っているし、持っていたい。
  • FAUST_editor_J
    調子のいいときには、その僕がイメージする「理想の読者」がたった今何をしているかがわかります。「あ、今、ペルソナ4をやってるな」とか「うーん、今部活動からの帰りに自転車で転んだな」とか。そういうイメージが上手くつかめたときの本は、大抵はいい本になっていると思うし、そう信じたい。
  • FAUST_editor_J
    でもそういった「理想の読者」のイメージは、原稿に集中しないと湧いてこない。一読者としての読書と、一編集者としての読書とはそこが決定的に違っている気がする。少なくとも僕の場合は。
  • FAUST_editor_J
    いい帯のコピーや、いい装幀って、いかにストレートにたった一人の読者に届くかがすべてで、よく言われる「読者層」を考えるなんてことは、ずれた能書きだと思う。大ヒットも、そのたった一人が無限に重なり合うから生まれてくるのだと信じたい。
  • FAUST_editor_J
    ・・・・・・と、まあなんだかずいぶん恥ずかしいことを書き連ねてきました、夜って恐いね(苦笑)。(TwitterのTLって視覚的に消えちゃうのがいいね。)でも、思えば「新本格の父」宇山日出臣さんの手がけた本は少なくとも僕にとっては僕のためだけに作られたような本でした。ではおやすみ!
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