• 遮蔽なしの椅子型ホールボディカウンターの出る幕はもうない

    福島県下の市民測定所に入っているような遮蔽のない椅子型のホールボディカウンターは、緊急時のスクリーニング用としては使えても、セシウムに汚染された食品による内部被曝量を正確に知り、対策が必要かどうかを判断するのに十分な性能はありません。@hayano 先生の警告(11/29- )を中心にまとめました。特に福島県下でこれからホールボディカウンター検査を受けることを考えておられる方はぜひ前半だけでもご一読下さい(後半はやや専門的、ホールボディカウンターの運用関係者向き)。
    [中間報告](12/7現在)
    福島県下のホールボディカウンターで十分な定量性のあるデータが取れているのは、南相馬市立総合病院、ひらた中央クリニック、磐城共立病院にある3台だけ(http://bit.ly/rMKBhx )。国産品の椅子型は全滅とのことです。
    [中間報告2]
    12月24日、福島市内の市民放射能測定所のベラルーシ製椅子型ホールボディカウンター(ATOMTEX AT1316)を早野先生と野尻先生が実機検分して下さいました。現在持ち帰られた生データの再解析が進行中です。
    結果1)体重に対応したK40の測定値が出ているように見えたのは体格補正ソフトのいたずら→現在福島県下に使い物になる椅子型ホールボディカウンターはない
    結果2)内部被曝量が過大評価されていた
    [中間報告3]
    2012年3月15日、福島の市民放射能測定所のベラルーシ製椅子型ホールボディカウンターは、ファントム校正測定と遮蔽壁の追加工事(2月下旬実施)によりほぼカタログ通りの性能が出るようになったことが確認されました。

    残った国産椅子型ホールボディカウンターメーカー2社(安西メディカル、富士電機)にはなお改善要望を継続中ですが、前途多難。

    ▼続きを読む(残り4行)

    by parasite2006
    116 fav 15492 view
    このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

まとめを作成する