• negimiso
    やおいちゃんも、コンビニ店長の人も書いてたけど、エロだろうがなんだろうが、閉塞感や歯がゆさを抱えているとき人を救ってくれる物語は確かにある。たとえ逃避でも夢を見たり妄想したりすることが自分の心を治癒してくれたり、共感できることそのものが救いだったり、世界の広さを感じさせてくれたり
  • negimiso
    特に10代の頃は性的な部分や恋愛面での閉塞感を感じたり、自分の性が嫌いになったりと整理しきれないもやもやを感じることが多いからこそ、エロゲとか、BLとかの性的ファンタジーに、単なる性欲処理という意味だけではない、「真実」や「救い」を見出したりする。18禁だとはわかっていても。
  • negimiso
    「女」としての身体性でしか異性に求められない、自分の性が汚い、と感じたとき、BL、とくに二次創作の、『戦いやスポーツ等の場で強い信頼関係で結ばれている「対等な」人間同士が恋愛的な意味でも繋がり合える』『男とか女とかじゃなくお前が好き』というファンタジーが救いに思えた日もあった
  • negimiso
    あと女としての恋愛は考えなきゃいけないことが多すぎる(妊娠とか、子ども作るにはリミットがあるから何歳までに結婚とか、仕事の両立がとか、相手の姑がどうのとか)、そういうややこしいことなんて考えたくない。ただ惹かれ合うというだけの抽象化した恋愛ファンタジーを消費したいというのもある
  • negimiso
    男性の場合、性的に求められる=愛される、と割と直結してるので「無条件に自分を愛してくれる子」の話が多い。女性は性的に求められる事自体は「売れる」くらい容易なことだからこそ、通常の恋愛ものにすら疑念がわくというか、自分の性と切り離された仮想的な物語のほうが真実の愛と感じられるのかも
  • negimiso
    女を題材とした恋愛ものって硬直化してる上現実を思い出して逆にストレスにすらなうるけど、BLは「恋愛」を広く考える「砂場」として、あらゆる可能性を仮想的にシミュレーションできるのも面白さ。ものすごくゴツく男らしいけど受け、とか、セックスの立場すら入れ替わる対等な関係性とか。
  • negimiso
    18禁系のなかにはほんとに性処理目的だけのやつもあるので難しいけど、自分自身の性についてモヤモヤしてるとき(だけに限らないけど、ある精神状態のときに)に救いになってくれる物語を必要としている人がいるとしたら、単に規制するんじゃない選択肢を残すことは出来ないかなと思う
  • negimiso
    女は、仕事人として生きるのか、専業主婦を目指すのか、沢山の人と付き合うのはいいこと?それはビッチだから悪いことなの?子どもは?生き方は?と自分のスタンスによって人生も男の選びかたも変わる。まずそれを決めるために、判断基準をつくらないといけない。それを教育では教えてくれない。
  • negimiso
    思春期に、その、親も教えてくれない自分がどう生きるかのスタンスを決めないといけない時に、未来のことを思うと絶望した時、ファンタジーでもいいから恋愛の多様な可能性を見せてくれるものはすごく救いになった。それがファンタジーだと分かっていても。それが夢か現実かの判断ができていても。
  • negimiso
    女の生きる道が多様になる中、自分の将来とそれに伴う恋愛の価値観をどう規定したらいいのかを示してくれるものは少ない。女は家を守るべき、働くべき、子どもを3歳までは愛すべき、等様々なスタンスが入り交じり面倒な中で、何がその道標になったり、救いになったり、ヒントを与えてくれるんだろうか
  • negimiso
    別に自分のスタンスを決めかねてる人にだけBLが機能するわけではないけれど、ひとつ、役割としてそういうところのフォローを果たしているんじゃないかなと思ったりして。単純に生々しさを感じなかったり、ピュアな恋愛ものとしての良さもあり、何を良しとして摂取してるかは人によりけりだけれども
  • negimiso
    まだBLのことについて考えてた。純粋に女の生き方と直結するのは違ったかも。むしろ「女性という性」を自分の中でどう決着づけるかという話なのかも。
  • negimiso
    私は、「女という性」が、ただそれだけで全身凶器に近い武器だということに割と幼い頃から気付いた。女は生まれながらにして女という鋭い武器を持っている。それはとても強烈に効く。基本的には持て余すんだけど、たまに、そういう女の武器をガンガン行使する人がいて、それを所謂ブリっ子とか言う。
  • negimiso
    で、実際それにあまりにも簡単に同級生男子やオッサンがコロッと騙されるのを目の当たりにすると、すごく「嫌だな」と思う。でも一方で、ふと無意識に自分もその武器に甘えてる瞬間に気づいたりもして、すごくぞっとする。女という性は捨てられない、一生ついてまわるものだと気付く。
  • negimiso
    小学生くらいの頃はまだいいんだけど、中学生頃、思春期になると、そこで恋愛とか性欲とかっていうややこしい問題が出てくる。その時に、その「女」という武器の扱い方をどうするかという問題がはっきりと突きつけられるんだと思う
  • negimiso
    もちろん男の子に好かれたいし、必要されたい思うけど、ただ「女」だからというだけで求められるのは嫌で、こんな武器なんていらなかったと思う。可愛さを素直に最大限使える子を横目に、羨ましくもあり嫌悪感を感じたりもする。性を捨てたいとすら思う、身体とか関係なく惹かれ合えればいいのにと思う
  • negimiso
    「女という一生ついてまわる性」に対する閉塞感とか、自分の中でそれを処理できない鬱屈、若いならではの潔癖症を発揮して女なんて汚い、周囲の恋愛してる人たちがまたドロドロしててもう最悪!みたいになっているときに、ある種の救いとして、BLとか801の物語がとても綺麗なものに見えた。
  • negimiso
    それはさっき書いたこういう関係性が、ファンタジーとしてもある、っていうのにすごく惹かれたということ。 http://twitter.com/negimiso/status/14215219602
  • negimiso
    私は商業BLには全然興味がなく、二次創作ほぼオンリーだった。それは原作のキャラ同士に先に「確固たる信頼関係・絆」があることが前提で、その裏側に「恋愛関係も両立されている」というのが男女に少ない恋愛物語として救いだったので。はじめからBL前提で恋愛から始まる話には余り興味がなかった
  • negimiso
    思春期の一番悩んでるときに、救いとしてそういう物語を消費している間に、大人なり、将来も視野に入り、少しずつ自分の性に対しての折り合いや割り切りが生まれたと思う。今は別に自分の女性性が嫌いじゃないし、ある程度の歳になれば男性だってそう単純でないことも理解し、落ち着いたというか。
  • negimiso
    あくまで私個人の話なので、他のBL好きがみんなそうとは限らないけど、確かにわたしにとっては、自分のスタンスが固定するまでに必要なものだった。ドエロを18歳以下が見て良しということでもないけど、そういう性的な要素も絡む物語を、ただ不謹慎とか不快とかという理由で取り上げないで欲しいな
  • negimiso
    二次創作に関しては、その原作の「確固たる信頼関係」とかキチンとした少年漫画的な部分を腐女子自身が一番大事だと思っているし、だからこそ自分たちの二次創作が原作を貶めているという自覚もはっきりある上、男性や原作者には不快に思われるだろうこともわかっているから、必死に隠れるんだと思う
  • negimiso
    実はBLって、もしかしたら、登場人物が「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要なんじゃないかなとふと思った。別に男でも女でもない第3の性があるならそれでも良いのかも。
  • negimiso
    あと、商業二次創作関係なく、BLものに出てくる「女キャラ」(原作アリならヒロイン等)ってけっこうすごい描かれ方してること多い。女の武器を使ってすげなく拒絶されるか、まるっきりサバサバと恋愛に絡んでこないか、腐女子として男キャラに萌えてるという設定で描かれるか。
  • negimiso
    午前中あげたTogetterの件、理解できるって人がそれなりにいるようでほっとした。思春期の一時期に女性性が嫌になるのは、単に逃避としてのBLだけでなく、「一人称僕」の子とか、「女捨て系」キャラとか、色んなとこに現れてそう。男を捨てたがる男より女を捨てたがる女のほうが多い気が
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コメント

  • PAMDasPAMD
    女の人とゆーのはそんな早い時期から恋愛と結婚と出産が切り離せなくなって違う世界に飛び立ってしまいたくなる生き物なのか。難儀やのう。
  • negimiso
    少し追加しました。
  • KibaQ
    何だか深いな。BLとはいえ考えさせられるわ。
  • mi2maru
    「女でない」 そして自分とは遠い、だが似ている、似ていると信じたい
  • nirekawa
    なんかすごく分かる。共感できると言った方が正しいかも。
  • sen_wired
    ああ、判る気がする。 >>登場人物が「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要なんじゃないかなとふと思った。
  • 1000_MARU
    うまく言えないですけど、女性性に向き合い、格闘した上でのお話として、非常に感動しました。
  • y_arim
    twitterで「女」というリスト作って女性ユーザ放り込んでいたアレな男性ユーザを思い出した<ただ「女」だからという理由で求められるのは嫌
  • y_kainang
    すごく共感する。
  • crimsonairxxx
    すごくわかる気がする
  • sugahiyo
    とくにこのへん QT @negimiso: 女性は性的に求められる事自体は「売れる」くらい容易なことだからこそ、通常の恋愛ものにすら疑念がわくというか、自分の性と切り離された仮想的な物語のほうが真実の愛と感じられるのかも
  • misari
    女同士のドロドロを目の当たりにして疲れきった時とか、巻き込まれた時とか、女という性が空気としてしか存在しないBLは救いになった。
  • iricotea
    なんていうか、泣けた
  • KamPinTang
    この人は私の立場とは正反対で、私は全然消化なんか出来てないんだけど、こういう視点もあるんだと思った。
  • negimiso
    更に追加してみました。
  • saion_kureti
    女は嫌だけど、男になりたいわけでもない。男寄りの何かになりたい。枠組みを超えた自由な存在に。女のいない世界に触れると安らぐのは、そういう葛藤に疲れてる時なんだろうな。
  • powa19
    僕もBLがあったことで思春期に救われましたね。同性愛を肯定的に扱う作品が存在するというのはとても心強く感じたものです。十代の若いゲイにとって寄る辺になっているパターンも割と多いように思えます。もちろん誤解や誇張表現も多少はあるでしょうが、そこは創作ということで僕にとっては許容範囲でした。
  • mag026
    僕はBL自体ははものすごく嫌いなんですが…男性をやっていても、自分の中の「男」がものすごく嫌になるときがある。それこそ「女」を武器として使われて、自分がそれに負けてしまったときとか…それが愚かで、良くない選択なのはわかっているのに「間違った」と思えないとかね。だからこの考え方にはとても共感できました。BLにも、もう少し優しい目を向けられそうかなw
  • machiko22
    超爽快!おっしゃる通り!!スパーンと言い切ってくれてありがとうございます!!
  • ametama69
    個人的にタイムリーでした。最近妙に腐女子脳な気がしてたけど、同時に自分の中の違和感でギリギリしてたから。女性である事の違和感は有ったけど、確かに男性になりたかった訳では無かったと思う。少しスッキリできた気がします
  • nnnlv
    BLなど同性間の恋愛を扱った作品は、いくら結ばれようと子供を作ることが出来ないという絶望的な現実が透けて見えてしまうので、私はどこか醒めた目で見てしまうのだが、逆に妊娠・出産という現実への逃避からBLに惹かれているというのが面白い。「売り専」がほぼ男性を示す言葉であることからもわかるように、実際には男性間の性的関係も売り買い出来るものだ。むしろ本気で恋愛をしようとすれば子供が作れず社会的にも大きな障害が待ち受けているという困難さのためか、売り買いや発展場などを通して性欲を発散するための刹那的な肉体関係に走
  • nnnlv
    る傾向が強いように思う。そういった現実を知ってしまうと、美化された BLの世界に違和感を感じる一方で男性性の薄さにほっとし、女性の抱く幻想として気楽に読めるという面もある気がする。男女間の恋愛だけではなく、同性間の恋愛の現実を受け入れづらい人にとっての逃避先にもなっているのではないかと思うのだ。何にしても男にしろ女にしろ第三の性にしろ、自分を性で縛り付けるのは苦しい。肉体的な性別により認識され規定されてしまう自分を認めつつも、それ以前に私は私であると思っていたい。
  • yamado
    BL・腐女子への分析に全面的に同意します。「女性性からの逃避」というのは腐女子という領域以外にも根深く現れていると思うし非常に共感。例えばJpopだって女性シンガーだけど歌詞の一人称は「僕」だとかはよくある。
  • mio3
    まさに私がBLを読む理由だと思う。純粋な恋愛を見てみたいという人向け。
  • kei_bi
    私がオタクになってBLを読むようになったのは、周囲のBL好きが女女してなくて付き合いやすく、彼女らに話を合わせるために手に取ったのが始まりだったような。
  • siranuwi
    RT @negimiso: 思春期に、その、親も教えてくれない自分がどう生きるかのスタンスを決めないといけない時に、未来のことを思うと絶望した時、ファンタジーでもいいから恋愛の多様な可能性を見せてくれるものはすごく救いになった。それがファンタジーだと分かっていても。それが夢か現実かの判断ができていても。
  • hayazumi
    とてもとても共感しました。 それとなぜ自分は2次創作でなくBLのほうがより心奪われるのか、 しっくりきました。 私が求めてるのは、肉欲すらも内包してしまう完全無欠の唯一の愛 だなと改めて認識しました。 だからそれがテーマの根源であるBLがよりすきなのでしょう。 でもただひたすら男の子のくんずほぐれつって素敵というのもあります。
  • du_ressentiment
    いつの間にか折り合いがついちゃってるようなまだついてないような
  • dosannpinn
    素晴らしい考察と言語化。これが全部を説明する、なんて男の自分ですら思わないけど、興味本位の連中が論拠の薄い理屈をまぶして展開する三流若者論以下の分析とは一線を画す。
  • HNO3karry
    自分がどうしてBLにはまったのか、ようやく解った気がします。何だか解らないけれど泣けてきました。
  • Eugene_Roserie
    ここがBLとホモの決定的違い、かな。 RT @negimiso: 実はBLって、もしかしたら、登場人物が「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要なんじゃないかなとふと思った。別に男でも女でもない第3の性があるならそれでも良いのかも。
  • syuka_pics
    読んでいて凄く納得したことと腑に落ちた部分がたくさんある。確かに自分や友人たちがBLに一番はまっていた頃って思春期真っ盛りで、色々悩みがあった頃だった。今もたまに読んでるけど、あの時の行動にこういった意味があったのだろうかと振り返る良いきっかけになった。
  • zumba_araz
    「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要 について、なるほどと思いました
  • m_suikyou
    「三次元の女性」に失望していたのは草食系男子だけじゃなかったのか。そして、その「三次元の女性」であるだけにBL好きはより深い絶望を味わい、逃避していったと。
  • tori7810
    『「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要なんじゃないか』この部分に凄く膝を打ちました。20年以上腐女子をしてきて、自分でもどうして男同士に惹かれるのかなと疑問が残っていた部分が、氷解した気がします。他の部分もウンウン頷きながら読みました。
  • cptn
    素晴らしい考察。大変共感しました。一読の価値あり。
  • marudosurdo
    すばらしかったです。個人的に、男として女性を観るとき、理解不足もあってあくまで「対象」としての女性像が強くなるので、「女性が女性性において葛藤する」というのは頭では分かっていても理解していませんでした。自信とか自我の問題だと思うので、「百合」「やおい」「男の娘」にも通じる、現代(ですらなく普遍的なのかも)人に共通のテーマだなと思いました。
  • usukuthi
    中島梓/栗本薫が昔から書いてたようなことだな。 ただ、女学校の「エス」は卒業したらそこから奇麗さっぱり抜け、いまの「宝塚」のファンは一般世間の理解が無くても鷹揚に構えることができている。いわゆる《大人の態度》がとれている。 BLファンはなぜいつまでもBLを読み続け、そしてBLは理解されない、と怒り続けているのか? もしやBLは、むしろ「思春期から卒業できなくなる装置」なのではないか?
  • kahanan
    >登場人物が「男だ」ってことよりも、「女でない」ということの方が重要 これはあるね。 思春期ってちょうど二次成長や生理だとかが始まる年齢だから、 自分の性から逃げたくなる。少女漫画も素直に見れなくなる。 で、自分はちょうどその時に女性性を排除した恋愛ものがあったから食いついてしまったのかも。自覚はなかったけど。
  • aikikiw
    宝塚ファンと比べるなら歌舞伎ファンとかのが適切なんじゃないかな。
  • CyMuPe
    いやあほんと男と女(とそれに当てはまらない性)の共生ってめんどくさい
  • CyMuPe
    あんまりピンとこないなーという男性陣には、ぜひ山岸凉子のまんがを読んでほしいなーと思う(それでどの程度ピンとくるのかはわからぬが…)
  • shoji_delusion
    何云ってるのか全く分からなかった
  • 7juli7
    すごく共感するところもあるし、自分がBL好きな理由はもっと別に あるなとも思いました。本当にBL好きな人の理由は様々で一人一人違います。自分でも何で好きなのかわかってないところもあります。 第三の性っていうのもわかると思ったけど、「男」ということが重要っていう人もいると思うし。
  • rikka_ao03
    BLが好きな理由って言うのは見えていたものの、掠り方とか類似した観点というかに吃驚wwでも、全部的外れに成るのが私という立ち位置なんだなーとも再認識。向かってる意識の方向は同じでも起因とその過程が全然違うっていうのを自分が体現してるとは、思ってなかった。
  • hirasakah
    なるほど。近い。けど、そうでないところもある。というか、自分にはまだ折り合いが付いてないところがたくさんあるんだろうなあ。
  • lanternlantern
    とても共感しました。加えて、思春期には「絶対に、未来永劫、100%、自分を性的に意識しない異性の友人」というものが欲しくて、そのあり得ない存在に特定の二次のキャラ(同性の恋人あり)だったらいいな というような妄想もあった
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