• ynabe39
    おかしな理屈だ。どうも夫婦別姓反対論者は「いまは同姓でいいと思っている人も,別姓が可能になると雪崩を打って別姓になる」と考えているふしがある。もし本当にそうならなおさら別姓を可能にしたほうがいいと思う。
  • ynabe39
    「自分以外の日本人はみんなバカでマスコミや政府や役所の流す情報に完全に洗脳されてコントロールされてしまう」というのがその種の人によく見られる世界観だ。
  • ynabe39
    夫婦別姓に反対している人の多くは夫婦別姓に反対というより「夫婦別姓を選択するような人、選択できるような人」が嫌いなんだと思う。これもおそらく社会階層の問題。
  • ynabe39
    これもこの前の表現の自由と基本的に同じ問題。自分が自由を享受するためには他人の自由によって生じる不快や損害に対して寛容でなければならない。
  • ynabe39
    進化心理学が提示しているのはひとつの世界観で,個別のトピックへの対応に直接かかわるものは少ないわけです。心理学の二大現場は教育と臨床ですが,進化心理学的な教育方法とか進化心理学的な臨床技法とかはいまのところ考えにくいわけで,影響力もその点で限定されます。
  • ynabe39
    夫婦別姓が可能になれば離婚しなくても別の姓を名乗れるわけだから離婚は減る,なんて仮説だって簡単に思いつきます。
  • ynabe39
    進化心理学にしても生態心理学にしても,その「仮想敵」として述べられる「従来の心理学の姿」の認識の薄っぺらさにはときどき辟易する。君らと近いことを早くから言ってた心理学者だって何人もいるだろうよと。
  • ynabe39
    たとえばスキナーが著書の中で繰り返し進化の問題について述べて,進化と学習が「適応のための変異と選択」が種のレベルと個体のレベルでそれぞれ生じる連続した過程であると主張しているのを知ってる進化心理学者はどれだけいるだろう。
  • ynabe39
    別姓に反対している人たちは実際に別姓にしている人を個人的に知らないか,ごくわずかな例しか知らない。われわれの仕事だとヘタすると別姓の人の方が多いくらいの時すらある。これは違うよねえ。
  • ynabe39
    だいたい日本人の大多数には明治に入るまで姓はなかったんだし,結婚すると同姓になると法的に決まったのは明治の半ば過ぎてからなんだけどね。
  • ynabe39
    この人たちの主張は結局「それだと差別される」「それだといじめられる」なんだなあ。それって「別姓の親の子どもは私たちが差別するし,私たちがいじめる,だから夫婦別姓に反対」と言ってるんだということになぜ気づかないのか。
  • ynabe39
    今日の議論でわかったことは「別姓は不法行為なんだから別姓の親の子どもはいじめてもいいんだ,だからいじめる自分は悪くないのだ」という主張を認めないためにも,一日も早く夫婦別姓の法制化を進めるべきだということです。では授業の準備に入ります。
  • ynabe39
    聞かれもしないのに右翼ではないという人は右翼。聞かれもしないのに宗教ではないという人が宗教なのと同じ。
  • ynabe39
    じっさい親が別姓だなんてだれかがわざわざ調べて言いふらしたりしなければ子どもには普通はわからない。差別意識を持った大人が子どもにそれを教えるのだ。同じことが部落差別やアイヌ差別や在日差別でも常におきている。
  • ynabe39
    ほんとこの人たちみんな揃って明治維新に反対する運動起こすべきだわ。
  • ynabe39
    夫婦別姓を求める理由,認めようとする理由なんて新聞やテレビでも何度も説明されているし,ネット検索すればいくらでも出てきます。そういったものはいっさい確認しないで「自分が納得するように教えろ」という話がありますか。
  • ynabe39
    結局「都条例」問題とまったく同じ構図であることがわかった。たまたま禁止される対象が自分に直接関係することかどうかだけでこんなに態度が変わってしまう。都条例に反対した人が夫婦別姓に反対するのは論理矛盾だということもほとんどの人はわからないのだろう。
  • ynabe39
    つか,夫婦別姓の話が「自由」の話だというのもまず説明しないといけないのか。たしかに都条例問題もそれを「表現の自由」の問題の議論に乗せるのには苦労したわな。
  • ynabe39
    都条例問題と夫婦別姓問題は類似してはいるんだけど一方で大きな違いもある。それは都条例問題における条例反対派は「条例に反対」というひとつの一致点だけで「表現の自由派」と「この規制だけ反対派」が共同しており,反対派内部にも思想や社会階層の大きな対立があったことだ。
  • ynabe39
    (承前)いっぽう夫婦別姓問題では別姓賛成派は社会階層的には比較的均一(高学歴または高収入の専門職階層)で,かつ民主主義や「選択の自由」の理念も共有している。その点で夫婦別姓賛成派は一枚岩だ。
  • ynabe39
    そういう意味では夫婦別姓反対派の方が都条例問題の条例反対派に近い。「別姓にする人がいるのが気に入らない」という感情だけで共同していて,反対の理由を論理的に説明できない人から,子どもに影響がある派,家族の一体感が崩れる派,伝統を守れ派,朝鮮の侵略から日本を守れ派までさまざまだ。
  • ynabe39
    もうひとつ重要なことは,夫婦別姓は新自由主義的な経済原理とも親和的であることだ。別姓賛成派には「能力のある人はもっと働いてもっと稼ぐべきで,そのための障害は極力取り除くべきだ」という経済界も含まれると思う。まあそれと「選択の自由派」の間にはやや緊張がありうるかw
  • ynabe39
    (承前)そう考えると反対派が夫婦別姓に感じる嫌悪感の中には「能力のある者はもっと稼ぎ,能力のないものはより貧しくなる」ことへの恐怖もあるのだと思う。夫婦別姓の場合はそれに性役割絡みで「男より稼ぐ女が別姓を望む」ことや「ダブルインカムで稼ぐ夫婦」への反感も上積みされる。
  • ynabe39
    もっと単純に言えば,夫婦別姓は社会の支配層で現在の社会構造によって利益を多く受けている階層により大きな利益をもたらすが,そうでない階層には具体的な利益をもたらさない。
  • ynabe39
    (承前)反対する人々は「自分に利益がなく,かつ自分とは違う階層には利益がある」から反対するのであって,家族の一体感とか子どもに害があるとか離婚が増えるといった「社会的悪影響」の主張は,まず反対することが決まった上であと付けした論理に過ぎない。
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コメント

  • hey2m
    夫婦二者間に限ればこの考え方は正しいと言えると思うのだけど、子供自身が親子・兄弟姉妹の別姓に悩んだ場合はどうなんだろう。中立~消極的な容認派の人は親子・兄弟姉妹別姓についても理解して容認しているのかは疑問。
  • metro_tram
    都条例に唾飛ばして反対しながら、選択的夫婦別姓に「必要ない」「子供がかわいそう」と反対する人間に対するモヤモヤが説明されてる。自分の自由や権利を侵害されたくない人間は、他人の自由や権利も極力尊重すべきだということ。
  • hey2m
    私は都条例に反対してはいないし、いじめがどうこうと言う意見も違うと思うのだけど、子供自身が兄弟姉妹と同じ姓を名乗る自由を求めた場合、それは制限されて良いのか?という疑問が残っているのです。
  • oka_mailer
    >子供自身が兄弟姉妹と同じ姓を名乗る自由を求めた場合、それは制限されて良いのか? 子供の主張に対してどう対応するかは、家族の数だけあると思います。子供の自由をどうするかは姓に限らず日常的に家族内で折り合いをつけようとするものなんじゃないでしょうか。
  • hey2m
    >日常的な家族の折り合い<家族ごとの対応については仰るとおりなのですが、推進派・積極的賛成派の方は、自分の自由を優先させる事で、生まれた時から子供の自由を制限しても良いと考えておられるのかが疑問なのです。自分の自由を重視するあまり、次の世代に新しい問題を押し付けてしまう事にはなりませんか?
  • hey2m
    自分でもまだまとまっていないのですが、「一代限り」選択的夫婦別姓を認めるのであれば、渡邉さんのご意見は理解できるのです。
  • oka_mailer
    具体的に次の世代の新しい問題とは何なのかが焦点になりますかね。 親と子の衝突が当事者だけで解決するのがとても大変であるならば、そこで法律なり裁判所なりの出番になるかなと思いますが。 例えば選択的別姓が実施されている国の子供の姓は何かしら事前に問題がならないような用意がされているか、とかあるいは用意が無くてトラブルなっているかとか、そういったものがあると分かりやすいのでしょうが。
  • anohana
    US在住です。結婚時には(1)同姓にする (2)別姓のまま (3)カップルのlast nameを組み合わせた姓にする、が選べます。子供の姓については調べた限り、特に法による定めは無いようです (父親と同一、母親と同一、両親の組み合わせ、もしくは新規の姓でもok)。一般的には、そもそも子供と親の姓が違って何かトラブルが起きる、という認識すら無いとおもいます。逆に日本で何がそんなに問題になっているのか、極めて日本的な事情だろうなとは思うのですが、もはやよくわかりません。
  • anohana
    ちなみに、自由だからといってもそれぞれの家族は基本的に、出自となる文化を継承した名前付けをするのが普通です。例えばヒスパニック系ですと両親の姓をくっつけるとか。慣習っていうのは案外強いもので、自由にしてよいとなっていても大抵の人は積極的に変える理由がない限りは慣習に従うものだと思います。
  • hey2m
    母親・父親どちらかの姓にしたいだけであれば、15歳になったら選択できるなどで解決できると思いますが、現在の所、兄弟姉妹間での別姓を禁じていない事は問題だと思っています。兄弟姉妹で同じ姓を名乗りたい・名乗りたくないと言うのはそれこそ現在の選択的夫婦別姓賛成・反対議論の相似形が家庭の中に生まれてしまうことになるのでは。
  • hey2m
    >積極的に変える理由がない限りは慣習に従うもの<が現在の日本における別姓を認めるか認めないかなのだと思います。反対派にとっては、家族に関わる法制度を変更しなければならないほど、積極的に変える理由が見つからないし、別姓を求める人は自分たちの主張が理解されない事で議論が常に平行線になっているのではないでしょうか。
  • anohana
    うーん、(1)USの例に見られるように、禁じていないとみんな好き勝手にするということにはならない。ほとんどの人はそれまでの文化的慣習に倣う。 (2)そして例え家族全員ばらばらという選択をした場合でも、それ自体に問題は内在するのではなく、あくまでフレーム設定によって問題となるかどうかが決まる。家族内の話は家族間で調整つけれられる。とすれば問題は、「姓がばらばらな家族」を問題視するような「世間」との軋轢をどう処理するか、という話になる。
  • anohana
    私のポイントは「積極的に変える理由がなければ *たとえ法による強制が無くても* たいていの人は慣習に従う」。強制する必要は無いんですよ。そして@ynabe39さんの言うように、理由を説明する責任は強制しようという側にあります。 過渡期における世間との軋轢は生じ得る問題ですが、だからそういうことが生じ無いように法で守ってあげようというのは非常にパターナリスティックですね。一概に悪いとは言えないけれど、私は住みにくい国だなと思います。
  • flyer_X
    自由に関する議論なら、そもそもの別姓での「姓」の存在理由について全くスルーしてるこの論法では話になりませんね。例えば「姓」自体がなくなれば別姓だの同姓だのという概念自体から自由になれます。選択的別姓論は足かせを無条件で全国民に強制しておいて、片足だけの足かせの方が自由だ、と言ってるだけです。
  • ken500d
    片足だけの足かせの方がどう考えても自由だと思いますよ。別姓制度は今の制度で困っている人が、現実に困らない形の改定を望んでいるだけです。 両足自由になりたい人がいれば、それはまた別の運動が起こるでしょう。 たとえばサザエさんちは親子兄弟で姓が違う人が同居していますが、外からっみて一体感に問題は感じないです。兄弟間が同姓でなければならないと思う人は、頭だけで考えていると感じます。
  • nanamiutena
    子供が別姓に悩むというのなら、親の離婚や再婚で親子や兄弟の名字が変わってしまうような現状にも反対すべきだと思うんですけど、何故かそれはいいんですね。 少数派は無視していいというのなら、障害者は健常者より少数なのだからバリアフリーとか一切考えなくてもいい事になってしまいますけれど。
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