- panseponse7
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引退した日本近代文学初版本の元コレクターが、古本と史実に基づく近代作家関連の話を中心につぶやきます。
多少なりとも貴重な(高額な)本の所蔵者が亡くなった時、遺族が一番気をつけなければならないのは、友人を名乗って書斎に入りこもうとする人間です。ほぼ確実に何冊も本が消えます。過去に数多くの研究者・コレクターの家がこの被害に遭いました。中でも最も憎むべきなのは、「弟子」と称する輩です。
2015-05-21 21:59:00つい数ヶ月まえに「弟子」を名乗るおっさんが某思想家の遺品から本をパクる現場を目撃したばかりなので、すごくよくわかる。twitter.com/signbonbon/sta…
2015-05-21 23:21:06葬式と泥棒が親和的なのは民族的伝統なのであろうか。連れ合いの実家で葬式を出した際、手伝いにきた近所のおばさんが、ブランドもののティーカップのセット一式をパクろうとしたが別のおばさんに摘発されて逆ギレし、読経の最中に罵声が響きわたったという悲惨な事件があった。
2015-05-21 23:36:00無銭家、もとい無線家にも同じ輩がおるんだぜ。「この度は突然のお話でー。お片付け手伝いまっせ!こんなガラクタ処分代掛かりますから」と言いながら高値で売り抜ける無線機持ち去るOMは逝ってよし。(実話)
2015-05-22 00:13:14@signbonbon あまりにもレベルの違う話で申し訳ありませんが、同人作家が急死したりすると、友人と名乗る者や自称編集人などが自宅にあがりこみ、原稿やら本やら趣味で集めたコレクションなどを勝手に持ち出す事が多々あるそうです。
2015-05-21 23:41:22しかし遺族に任せてるとその価値を知らずに一山いくらで古本屋に売り捌かれたり、最悪ボンボン捨てられたりするので「価値を知る目利きが廃棄やら価値を知らない業者の手に渡ってしまう危機から救ってる」面があると思う。亡くなった人のコレクションを一番軽視するのは遺族。世の中そう言うもんです。
2015-05-22 00:07:01でも貴重書をブック○フに売る家族ってのも大概おるので、身分と関係はっきりした院生とか後輩研究者に任した方がいいと思います…弟子はあやしいかもしれないけど…>RT
2015-05-21 22:52:42遺族が、可燃ゴミとして全部捨てようとしてる……みたいなことも稀にあるので、ケースバイケースだと思います(真顔
2015-05-21 23:39:07古い本とかコレクター間では高値で取引されているものとかって、意外と家族であっても価値がよくわからないとか、あるいはまったく関心がないことって結構あるからね>RT
2015-05-21 22:12:29また、遺族による処分方法に関しても…
古くから本の敵は「光、埃、湿気、虫」と言われますが、実は最大の敵は別に。それは所蔵者の家族です。所蔵者が死んだら(時には生きていても)、しばしば捨てますから。かつて西脇順三郎の旧蔵書の一部もちり紙交換へ。最近はブックオフが買わない「古い本」が一番捨てられるリスクが高いそうです。
2015-05-21 12:01:51