オレゴン動物園のゾウ飼育環境とエンリッチメントについて

ありびらの森 @aribiranomori

「オレゴン動物園にボルネオゾウがいるよ」と教えてもらい、さっそく伴さんのお話を聞きにkirinさんへ。オレゴン動物園は「動物にできること」という本に登場するエンリッチメントのプロフェッショナルが何人も在籍する、動物園の最高峰だった(写真と資料はご自由にお使い下さいとのことでした)

ありびらの森 @aribiranomori

アジアゾウ28頭の繁殖に成功している、ゾウさんの飼育のプロフェッショナルでもあります。動物園には、動物専門の栄養士さんもいるのだそう。ボランティアさんも大人数で、園内の、いたるところで働いてるらしい。うらやましーい。 pic.twitter.com/wVPhQ9iH7t

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ありびらの森 @aribiranomori

動物園は、債券で運営。日本のように、税金を使って運営しているのではないらしい。寄付金もスゴそうだった。動物愛護団体などの動物園反対派などに、あらかじめ説明・理解をしてもらうために、専属の担当者もいるそう (オレゴン動物園) pic.twitter.com/MeWW4hUt0u

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日本最大級のゾウの施設は3400㎡。 オレゴン動物園は6000㎡の施設だったけど、それでも「ゾウには小さすぎる！」とのことで、なんと24000㎡のゾウさんの施設を建設！大きさも超ド級だけど、設備はさらに素晴らしくて、もう、うっとり！ pic.twitter.com/7jtnmc8vkW

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まずは砂。ゾウさんの巨体を支える脚。その脚を痛めてしまっては、ゾウさんの生死にかかわります。オレゴン動物園の地面は、砂の厚さ120㎝以上が原則。アイルランドの動物園まで研修に行き、研究を重ねて生み出した、こだわりの「ブレンド砂」らしい pic.twitter.com/9ACoN7lH3f

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次は、プール。 すべてのゾウが一度に入れる大きさと、たっぷりの水量。水位は、あかちゃんゾウでも溺れることなく入れるよう、水位の調節可能。真ん中のドデカイ疑岩は、繁殖期にオス象がメス象を追い込まないよう、そして逃げ場をつくるためらしい。 pic.twitter.com/LgIzaQD0C7

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次は屋根。 冬は寒く、夏は暑いオレゴン。 日よけ屋根には、ヒーターと冷却ミストが完備。でも、ゾウさんが居心地よすぎて居座ってしまわないよう、コンピューター制御でオンオフをして、ゾウさんに「常に快適な場所を探す」という行動を促すのだそう pic.twitter.com/MXBVhNqANY

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自動給餌器 自動的にエサが出てくるが、象が下から鼻をつっこまないと、エサがあるのか無いのか分からない設計。これを20箇所以上に設置。常時エサが出てきているわけではないので「あった！」「あれ～。無い～」と１日中、エサを探し求めるらしい pic.twitter.com/fq5rxzTVcY

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ありびらの森 @aribiranomori

オレゴン動物園にやってきた象さんは、こちらの検疫スペースへ。室内は陽圧に設定すれば、虫やホコリの侵入を防げます(食品工場などがしているらしいです) 排気は900メートル先へ。他のゾウさんや動物を、万が一の感染から防ぐためです。 pic.twitter.com/ti0ftLDKUv

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ありびらの森 @aribiranomori

マストのオスゾウの足のケアを、安全に行えるような設備や、「はじめまして！」のゾウさん同士を、少～しづつ「こんちは」して、ゆっくり仲良くなれるよう、扉の窓が段階的に調節できるようにしているらしいです。 pic.twitter.com/H5SwB5Ro8D

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ありびらの森 @aribiranomori

その他は、室内の出入口にエアーカーテンを完備したり、ゾウ舎の一面にはりめぐらされた採光窓は、鳥の衝突を防ぐように開発された、ドイツ製の特殊ガラスなのだそう。 (オレゴン動物園) pic.twitter.com/FKPQBa0WHs

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ありびらの森 @aribiranomori

伴さんがオレゴン動物園を訪れた感想。 あたりまえのように行われているエンリッチメントに驚き、人(お客様)よりも、動物が優先されていることに感動したとのことでした。これぞ理想の動物園。 pic.twitter.com/c4TZ2Mf7Ar

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ありびらの森 @aribiranomori

伴さんは、オレゴン動物園のゾウの担当者さんの言葉が、胸に深く刺さったとのことでした。 それが、この言葉↓ 「彼らには動物園は狭すぎる。彼らが運動できるように促し、彼らが選択できるようにする。これは、すべての動物園に言えることだ」 pic.twitter.com/ey35KzKpri

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ありびらの森 @aribiranomori

連投、失礼いたしました。 以上のオレゴン動物園に関するツィートを、これからゾウ舎を建設し、ゾウを多頭飼育するという、円山動物園に捧げます。

ありびらの森 @aribiranomori

大牟田動物園の飼育員の伴さん。「自分たちが動物園を改革せねば！」と前を向いて突き進んでおられました「園内のアンケートやSNSなどでの言葉、けっこう効く(影響ある)んです！」とおっしゃってました。みんなの声、ちゃんと届いているんですね。 pic.twitter.com/V13wqx1aPw

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蛟（みずち） @mizuchiswiss

@aribiranomori オレゴンの動物園のゾウのところ良さそうですねー！チューリッヒのゾウパークの倍ぐらいの敷地にびっくりだわ！欧米では最近ゾウの敷地はかなり大きくしてきていますね　良いことだわー！

ありびらの森 @aribiranomori

@mizuchiswiss こんばんは！チューリッヒもスゴいですよ！蛟さんの画像でゾウパークを拝見して「外国のゾウさんの施設って、スゴすぎる！」と、初めて知りました。そして、ゾウさんの居心地のよさそうさに、うっとり。オレゴン動物園はその倍！？と思うと、想像もできないです(笑)

蛟（みずち） @mizuchiswiss

@aribiranomori ゾウさんにとっては良さそうですが見る人には体力がいりそうですね！チューリッヒでも坂があるのでぜーぜーって感じで以前は１日に何度か行ってたのに（出ているゾウの場所が変わるので）最近は１日に１回行くだけでぐったりです。苦笑

ありびらの森 @aribiranomori

@mizuchiswiss わ～。規模も環境も、なにもかもが素敵！想像して「ぽわわわ～ん」ってなりました。そして、蛟さんと会話していたら、kalayaちゃんを思い出して、またまたブログ拝見しちゃいました。むちむちkalayaちゃんを見ていたら、疲れも吹っ飛びます☆