新幹線開通した富山、世界一美しいロケーションのスタバがあるって聞いたけど。
- sarukame999
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先日、富山市での会合に出かけました。となると、やっぱりこの写真必要ですね、北陸新幹線。JR西日本の在来線は金沢でお終い。富山行き「つるぎ」に乗換えて、新高岡と二区間だけの新幹線乗車が必要。弁当食べる時間が難しいですわ。 pic.twitter.com/H8sSy6zNRL
2015-07-27 08:53:39厳密に言えば、「金沢でお終い」なのは北陸本線で、七尾線、城端線、氷見線、高山線は、JR西日本の在来線として残ってます。本線が三セクになっちゃって、支線がJRのままというのもなんか変ですが、そういうことなんですね。
2015-07-27 09:00:01JR富山駅が高架に上がることで、その下に路面電車の乗り場が出来てます。
さて、富山駅は新幹線が開通して、いろいろと改造が続いています。一番大きいのは、地鉄富山市内線が、駅の高架下まで延長されて、新幹線を降りたらすぐに路面電車に乗れること。いずれ、ポートラムもここに乗り入れることになってます。 pic.twitter.com/Dfj0aRi1jb
2015-07-27 09:08:46富山地鉄市内線から、富山駅高架下へ路線が延長され、「南富山」との往復、南西部の「大学前」から「南富山」への路線、そして「都心線」を通って左回りの環状線とすべてが乗り入れていますが、駅の手前でホームの空き待ちをすることも。 pic.twitter.com/tNI04PdN05
2015-07-27 14:07:30右の写真の電車は富山市所有の「セントラム」で、大学前への途中「丸ノ内」から国際会議場前、市民プラザ前、グランドプラザ、中町(西町北)で南富山への路線とつながる「都心線」が「官設民営」による開通時に三編成投入されたもの。 pic.twitter.com/9jw9wSgZaM
2015-07-27 14:16:22セントラムは、富山港線のポートラムと同型、新潟トランシス製のLRTで、後ろから乗って前で降りる。運賃は均一で200円。新設された「都心線」の区間は、今は単線で一方通行。「富山駅」がリバースとなって、入るたびに電車の向きが変わる。 pic.twitter.com/uL5S8C4azY
2015-07-27 14:23:50さて、まだ自由通路が開通していないので、富山駅の北側へ行くには地下道を通るか、あいの風とやま鉄道の富山駅を抜ける必要があります。もちろん入場券買って駅の中へ。1~3番の地上線路は撤去され、4~6番線が地上に残っています。 pic.twitter.com/S4PhPEglhQ
2015-07-27 14:40:54すべての線路が、高架に上がることで、富山ライトレール(富山港線)ポートラムも、北口から、高架下の「富山駅」路面電車停留場に乗り入れ、南北のLRTが直通できることになります。在来線の運行を行いながらなので、やはり時間はかかりそう。(2018年予定)
2015-07-27 14:47:34さっき、運転台の写真を上げましたけど、低床で二両連接のLRT、車内はこんな感じです。乗っている限りでは、車輪がどの辺りの座席の下にあるのかよくわかりません。 pic.twitter.com/to5pyulUSa
2015-07-27 14:54:44まだ、高架化工事が途中の富山駅をこえて、ポートラム乗り場もある北口へ
さて、なんでわざわざ富山駅の北口まで行ったのか。ポートラムは前に乗ったので、別に良いのですが、「世界一美しいスタバがある」とかいう悪魔のささやきを聞いてしまったんですね。その場所、「環水公園」というらしいんですけど。 pic.twitter.com/0n7fabVBXU
2015-07-27 21:07:00ホテルでもらったMAPを見ながら、富山駅北口から歩いてくると、こんな立派な建物が見えてきました。この先に、例の公園はあるのかな。 pic.twitter.com/AJxWcq9glj
2015-07-27 21:10:53さっきの建物の裏を回って来ると、ありました、公園の水辺に建つ「スターバックス」の建物。 pic.twitter.com/Fiyr8QOmaw
2015-07-27 21:15:51そして、こちらのスタバから見えるのは、こんな景色。いやあ、これはちょっと異国の景色のようですね。この富岩運河環水公園は、富岩運河の舟溜まりだった場所を富山県が整備したのだそうです。 pic.twitter.com/SmiXZMafH2
2015-07-27 21:23:00橋の向こうに船が見えましたので、とりあえずあの橋の上まで行ってみようと。橋の両側の塔の上の階には、富岩運河の歴史を伝える展示があるそうです。泊まっている船は、岩瀬浜まで電気エネルギーで運航する「富岩水上ライン」 pic.twitter.com/4t6GNJIDDe
2015-07-27 21:33:38さて、ここでさらに「悪魔のささやき」が。「この船の乗船券、帰りのポートラムのチケット付きだよ」って。1500円だけど暑い中を歩いて富山駅まで戻るより、船で岩瀬浜へ行ってポートラムで戻る方が楽やん。「すみません、まだ、船乗れますかあ」 pic.twitter.com/Xxr44cSmH7
2015-07-27 21:41:00ということで、ソーラー&プラグイン電気ボート「sora」に乗って、富岩運河を通り岩瀬浜に向かうことに。運行スタッフ二人と、ガイドさんが説明してくれます。船客はすべて救命胴衣を着用して、約1時間の船旅。 pic.twitter.com/u6Ap25dd53
2015-07-27 21:47:24「sora」の前に停泊していたのが、新幹線と同じ曲面ガラスを使ったという「fugan」号、そしてガラス張りの建物は、料理の鉄人が監修するフレンチレストラン。市内から流れてきている「いたち川」の水の一部も流れ込んできます。 pic.twitter.com/in7wG0X8uD
2015-07-27 22:00:13富山といえば神通川ですが、大和川や淀川同様に、流路変更の工事が行われたようです。市中に生まれた旧河川敷の湿地を、岩瀬浜までの富岩運河開削の廃土で埋めたのだと。富山の工業化に貢献した運河の舟運もトラック輸送に役目が移り、荒廃していたと。 pic.twitter.com/EwtosWCKvi
2015-07-27 22:11:03富岩運河上流部の両岸は、遊歩道として整備され、ベンチやアート作品、トイレなども設置されています。それらを眺めながら、船はクルーズのハイライト「中島閘門」へやってきました。操作小屋のある島を挟んで、右岸側に水門、左岸側に閘門があります。 pic.twitter.com/aYPFjwUq9f
2015-07-28 07:16:58「水のエレベーター」という紹介もされる富岩運河中島閘門は、最大2.5mの水面標高差を乗り越える設備。200トンの船が通れたそうです。船が「閘室」に入ると上流側の扉がゆっくりと閉じてきました。 pic.twitter.com/T3onPtYRvd
2015-07-28 07:31:57そして、ぴったりと扉が閉じると、閘室の水面下にある排水口が開き、水位がぐんぐんと下がり、両側に水で黒く濡れた岸壁が広がります。こんな体験は、初めてのことです。 pic.twitter.com/vhziYzFESf
2015-07-28 07:38:56水位が下がりきると、今度は前方、富岩運河下流側の扉が開いていきます。写真右手に見えるのが、閘門の操作小屋です。三方の窓から、船の様子を確認しながら扉や排水口を操作するところです。 pic.twitter.com/Zr3k450TbW
2015-07-28 07:45:57下流側から中島閘門を振り返ってみるとこんな景色。運河が実用的な物流手段として使われなくなってから久しく、一時は埋立ても検討されたそうです。こんな橋が架かっていたら、もう大きな船は通れませんね。下流部両岸は建設当初の石積みだそうです。 pic.twitter.com/Y7eLmC9DLI
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