芦田宏直先生jai_anの「お葬式というのは、どんなに忙しくても出るべきだというのは正しい。そこでしか聞けない故人にまつわる親族の話が想像を超えて聞けるからだ。お葬式はもう一度人が生き返る機縁なのだ。」

だから、葬式の列席の間に合わない人は、いつまでも死者を弔うことができない。人が言葉を紡ぐ訓練をするのは、お葬式の場でしか語られない事柄の間(ま)をいかに紡ぐのかを問われているからだ。
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芦田宏直 @jai_an

最新刊『シラバス論』(晶文社刊)。労働省「IT化に対応した職業能力開発研究会」委員、経済産業省「産業界から見た大学の人材育成評価に関する調査研究」委員、文科省「特色ある大学教育支援プログラム」審査部会委員、文科省「質の高い大学教育推進プログラム」審査部会委員など。専門分野はドイツ哲学・現代思想。

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芦田宏直 @jai_an

『ジャッジ』という映画は、主人公の配役がおかしいと思う。いい映画なのに。

2015-08-29 00:26:34
芦田宏直 @jai_an

お葬式というのは、どんなに忙しくても出るべきだというのは正しい。そこでしか聞けない故人にまつわる親族の話が想像を超えて聞けるからだ。お葬式はもう一度人が生き返る機縁なのだ。

2015-08-29 00:32:54
芦田宏直 @jai_an

普通、話題というものは、空間的に横にか縦に広がるが、お葬式のお話は取り戻せない時間を生き生きと再現する。再現は、喪失の再現であるために、余計にリアルだ。いつも「そんなことがあったの、早く言ってよ」というように。でも、残された遺族の前で死者はいつも微笑んでいる。喪失が暖かい。合掌。

2015-08-29 00:36:53
芦田宏直 @jai_an

だから、葬式の列席の間に合わない人は、いつまでも死者を弔うことができない。人が言葉を紡ぐ訓練をするのは、お葬式の場でしか語られない事柄の間(ま)をいかに紡ぐのかを問われているからだ。

2015-08-29 00:42:10
芦田宏直 @jai_an

たぶん、〈知識〉というのは、お葬式のためにある。

2015-08-29 01:03:36