岡山大 津田氏らの論文「2011年から2014年の間に福島県の18歳以下の県民から超音波エコーにより検出された甲状腺がん」Yurihiranumaさんのツイートまとめ

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

岡山大学・津田教授による、Epidemiology誌に掲載された論文に対する医師たちの指摘・批判への回答集 fukushimavoice2.blogspot.com/2015/10/blog-p…

2015-10-19 19:53:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

岡山大学チーム原著論文「2011年から2014年の間に福島県の18歳以下の県民から超音波エコーにより検出された甲状腺がん」に対する指摘・批判への、津田敏秀氏による回答集その2 fukushimavoice2.blogspot.com/2015/10/blog-p…

2015-10-30 17:56:30

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Thyroid Cancer Detection by Ultrasound Among Residents Ages 18 Years and Younger in Fukushima, Japan: 2011 to 2014. pdfs.journals.lww.com/epidem/9000/00…

2015-10-07 02:38:01
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

岡山大・津田氏らの論文「2011年から2014年の間に福島県の18歳以下の県民から超音波エコーにより検出された甲状腺がん」が、「Epidemiology」誌にオンライン掲載。 journals.lww.com/epidem/Abstrac… PDF drive.google.com/file/d/0B9Sfbx…

2015-10-07 02:41:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

正確には、 ”「Epidemiology」での掲載が決まり、オンライン上で先行公開された。” です。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2015-10-07 13:27:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏らの論文は、福島県民健康調査で2011年度から2014年度まで行われた甲状腺検査の1巡目の2014年12月31日までのデータを分析。同日までの2巡目のデータも分析。甲状腺検査結果の疫学的分析が国際的医学誌(国際環境疫学会の学会誌)に掲載されるのは、今回が初めて。

2015-10-07 02:47:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏は、10月8日午後3時より、日本外国特派員協会にて記者会見予定(日本語+英語通訳)。 fccj.or.jp/events-calenda…

2015-10-07 02:49:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ちなみに、Epidemiology誌サイトの、"Current Issue”ではなく、"Published Ahead-of-Print”のタブからアクセスできます。 journals.lww.com/epidem/toc/pub…

2015-10-07 16:24:20

Epidemiology誌と今回の論文公開の意義について

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Epidemiology誌は、p値や「統計的有意差」という言葉の使用を避けることを強く勧めている。 edmgr.ovid.com/epid/accounts/… またそれは、国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)からも推奨されている。 icmje.org/recommendation…

2015-10-09 18:24:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

私も専門家じゃないのでよくわからないですけど、疫学者同士で議論され、疫学者の査読を経て、疫学誌に掲載されたということは、疫学者の共通認識として、この症例数は、その原因がわかるまで待ってる場合でなく、公衆衛生対策が必要とされている、と言うことなのかな、と思うんですけど。

2015-10-09 18:45:10
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Epidemiology誌が、「統計的有意差」という言葉の使用を避けることを強く勧めている理由は、α過誤(偽陽性)やβ過誤(偽陰性)を避けるためだそうです。特にβエラーは、被害の拡大につながり不要な犠牲者を増やすことになるから。

2015-10-09 18:54:32
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そういうコンテクストで、論文がオンラインで先行発表(11月号掲載ではなく、オンラインで先行発表)された意味を考えたい。日本の疫学者の方たちのご意見を聞きたいですね。ISEE(国際環境疫学会)の日本人メンバーは、どのように思われているのでしょう?

2015-10-09 18:56:22

論文Abstract

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏から、アブストラクト日本語版の公開許可が出たので、連続TWします。 2015年10月6日に、誌面掲載に先駆けて、Epidemiology誌オンライン掲載 【原著論文】 2011年から2014年の間に福島県の18歳以下の県民から超音波エコーにより検出された甲状腺がん

2015-10-07 10:14:34
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

【著者】 津田敏秀(岡山大学大学院環境生命科学研究科・人間生態学講座) 時信亜希子(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・疫学衛生学分野) 山本英二(岡山理科大学総合情報学部・情報科学科) 鈴木越治(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・疫学衛生学分野)

2015-10-07 10:15:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

【概要】 背景:2011年3月の東日本大震災の後、放射性物質が福島第一原子力発電所から放出され、その結果として曝露した住民に甲状腺がんの過剰発生が起こるかどうかの関心が高まっていた。

2015-10-07 10:15:39
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

方法:放射性物質の放出後、福島県は、18歳以下の全県民を対象に、超音波エコーを用いた甲状腺スクリーニング検査を実施した。第1巡目のスクリーニングは、2014年12月31日までに298,577名が受診し、第2巡目のスクリーニングも2014年4月に始まった。

2015-10-07 10:16:12
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

方法(続):我々は、日本全体の年間発生率と福島県内の比較対照地域の発生率を用いた比較により、この福島県による第1巡目と第2巡目の2014年12月31日時点までの結果を分析した。

2015-10-07 10:16:24
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結果:最も高い発生率比(IRR)を示したのは、日本全国の年間発生率と比較して潜伏期間を4年とした時に、福島県中通りの中部(福島市の南方、郡山市の北方に位置する市町村)で、50倍(95%信頼区間:25倍-90倍)であった。

2015-10-07 10:16:46
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結果(続):スクリーニングの受診者に占める甲状腺がんの有病割合は100万人あたり605人(95%信頼区間:302人-1,082人)であり、福島県内の比較対照地域との比較で得られる有病オッズ比(POR)は、2.6倍(95%信頼区間:0.99-7.0)であった。

2015-10-07 10:17:12
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結果(続):2巡目のスクリーニングでは、まだ診断が確定していない残りの受診者には全て甲状腺がんが検出されないという仮定の下で、すでに12倍(95%信頼区間:5.1-23)という発生率比が観察されている。

2015-10-07 10:17:36
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