「帰ってきたヒトラー」の上下巻を読破した感想とWWⅠ後のドイツへの占領統治政策について

「大衆へ情熱を込めて語ったのは彼だけでした。私達は何か新しい事を聞く為に、何でも良いから新しい事を聞く為に集会に出かけたのです」当時の手記より。
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久経 @hisatune3

とりあえず再度、また読書に専念します♫( ´ ▽ ` )ノ pic.twitter.com/TSvsvXwEmt

2015-11-12 18:59:26
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久経 @hisatune3

ティムール・ヴェルメシュ著「帰ってきたヒトラー」を上下巻共にようやく読破せり。これより「帰ってきたヒトラー」の読んだ感想を書きます。

2015-11-12 20:03:16
久経 @hisatune3

皆さん「独裁者アドルフ・ヒトラー」や「ヒトラーの演説能力」や「ナチ党大会」と、いうとどういうイメージを持つであろうか?

2015-11-12 20:04:42
久経 @hisatune3

よくあるステレオタイプなイメージの「独裁者アドルフ・ヒトラー」や「ヒトラーの演説能力」や「ナチ党大会」はまあこういうイメージでしょう。

2015-11-12 20:05:34
久経 @hisatune3

すなわち、独裁者アドルフ・ヒトラーが凄まじいまでのカリスマ性と演説能力を駆使して、即興かつ即席で大衆・民衆達に対して、凄まじいまでの魔術的な魔性のカリスマ性と演説能力による魅了。

2015-11-12 20:07:31
久経 @hisatune3

もしくは「独裁者アドルフ・ヒトラーの悪行・悪虐・悪徳」に関しては「独裁者アドルフ・ヒトラーの狂気の産物」や「どうしようも無い冷酷非道な独裁者・人物」などのイメージでしょう。

2015-11-12 20:09:42
久経 @hisatune3

「ナチ党大会」に関しては「煌びやかな格好良い武装親衛隊の軍服・軍装によるグースステップや荘厳なサーチライトや松明による行進」とかのイメージが極めて強いでしょう。

2015-11-12 20:12:05
久経 @hisatune3

私自身、過去に史実をベースとした「独裁者アドルフ・ヒトラーの再現」を映画やフィクションを含めて様々な人達による「独裁者アドルフ・ヒトラー」を何度も見て来たが、一部の例外を除き、ほとんどは「悪魔化されたヒトラー」しか無かった。

2015-11-12 20:14:39
久経 @hisatune3

恐らく、フィクションの小説において、あれ程「等身大の独裁者アドルフ・ヒトラー」と「ヒトラーの思考パターン」と「ヒトラーの言動」と「行動パターン」などをほぼ完璧に再現した人物は小説家ではティムール・ヴェルメシュ氏であろう。

2015-11-12 20:17:12
久経 @hisatune3

10代の時に独裁者アドルフ・ヒトラーとルドルフ・ヘスらが口述筆記したその著書「我が闘争」を読んだ事があるが、あの様な独学で無茶苦茶なイデオロギーの書物など、当の著者であるヒトラー以外に理解出来た者達は居ないであろう。それもほぼ確実に。

2015-11-12 20:20:13
久経 @hisatune3

現在の21世紀の欧米列強諸国のネオナチの連中でさえ、所詮は「ファッション・ホモ」ならぬ、「ファッション・ナチス」ではないだろうか?

2015-11-12 20:21:55
久経 @hisatune3

私自身がタイムマシンで「我が闘争」を口述筆記するアドルフ・ヒトラーとルドルフ・ヘスらに会った場合、こうアドバイスするであろう。

2015-11-12 20:23:24
久経 @hisatune3

「一つ、難解な用語は絶対に使用しない事」、「二つ、イデオロギーでは無く、まともな判断能力が大事である事」、「三つ、幼稚園児から、未成年の男子・女子であれ、老若男女に分かりやすくかみ砕いてきちんと説明する事」などでしょう。

2015-11-12 20:26:26
久経 @hisatune3

結局の所、「等身大の独裁者アドルフ・ヒトラー」とは、「ニコ動にあるヤンデレの妹と会話させるシリーズのヤンデレの妹の対象が『お兄ちゃん』から、『ナチズム』と『ドイツ国家』となった存在」であった。

2015-11-12 20:29:18
久経 @hisatune3

彼(ヒトラー)にとっては全ての物事や人物達は「ナチズム」のイデオロギーによるフィルターによって見られ、そして判断されるのだ。全ては「ナチズム」と「ドイツ国家」の為である。それが如何なる極悪非道な事であっても・・・・・。

2015-11-12 20:32:07
久経 @hisatune3

実際、ティムール・ヴェルメシュ氏が再現させた独裁者アドルフ・ヒトラーと周囲のドイツ人などの人物達とは、全く話が噛み合っていない。周囲の者達はごく普通に判断し、ごく普通に話し、ごく普通に雑談をする。では等身大の独裁者アドルフ・ヒトラーの方はどうか?

2015-11-12 20:34:18
久経 @hisatune3

彼(ヒトラー)はごく普通の日用品であれ。ごく普通の飲食物であれ、話し相手であれ、いつ如何なる時においても、「ナチズム」のイデオロギーによるフィルターを通して物事を考えて、発言し、行動するのだ。

2015-11-12 20:36:30
久経 @hisatune3

「等身大の独裁者アドルフ・ヒトラーの演説能力」や「実際のナチ党大会」は、現実にはニコ動の「総統閣下シリーズ」や「AKB48」や「オフ会」や「オンリーイベント」や「夏コミ」や「冬コミ」などがイメージ的には最も合うでしょう。

2015-11-12 20:39:05
久経 @hisatune3

すなわち、実際の「等身大の独裁者アドルフ・ヒトラーの演説」や「ナチ党大会」とは、「政」と書いて「祭り」であったのだ。ニコ動などの「総統閣下シリーズ」を視聴してとても面白かった経験は皆さん、ありませんか?要するに一種の「娯楽」だった訳ですね。

2015-11-12 20:41:54
久経 @hisatune3

まあ、しかし、「帰ってきたヒトラー」の著者であるティムール・ヴェルメシュ氏のラストのあの〆方には、ただただ、圧倒されます。「独裁者」とは、「人気者」や「娯楽」や「政」(祭り)の存在として現れて、独裁権力を獲得する存在なのですから・・・・・。

2015-11-12 20:45:15
久経 @hisatune3

もしも、近代日本史上初の独裁者がもしも誕生する場合、それは「近代日本政治史の流れ」と「心理戦・宣伝戦・宣撫工作・プロパガンダ」などに物凄く長けた人物でしょう。

2015-11-12 20:47:54
のぶのすけ @ms669

@hisatune3 内務省に類する機関がフィクサーになるかですね。

2015-11-12 21:12:04
久経 @hisatune3

@ms669 まずは日本人の中で「心理戦・宣伝戦・宣撫工作・プロパガンダ」の良書や参考文献を熟読し、「実務家」になる必要性がありますね・・・・・。

2015-11-12 21:14:15
のぶのすけ @ms669

@hisatune3 中央公論の粕谷編集長も開戦に導いた一人として評価低いです。内藤湖南が生きていても低評価だったことでしょうね。

2015-11-12 21:26:18
久経 @hisatune3

@ms669 満州事変や日中戦争、太平洋戦争に安易に考えて開戦を大衆を扇動した日本のマスメディアの「敗戦責任」も、もうそろそろ、冷静かつ客観的な視点からの反省と考察も必要でしょうね・・・・・。

2015-11-12 21:28:52