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演奏会などで携帯電話を鳴らさないための前説(?)のポイント

演奏会等で気になるノイズを少しでも防ぐために、私が実践している前説のポイントやネタを連続ツイートしたもののまとめです。
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三好草平 @HummingBird1979

【連ツイ】演奏会でノイズを減らす前説(?)の私なりのポイント 私が登壇してのアナウンスを最初に実施したのはおそらく第35回おかあさん全国大会です。 以降時々、お客さんの多い大会・演奏会、その後CD化を予定している演奏会、などで行ってきました。

2015-11-29 08:53:24
三好草平 @HummingBird1979

・登壇する 登壇することで多くの人の目線が登壇者に集まります。 注意事項の影アナは残念ながらほとんどの場合聞いて欲しい人にほど聞き流されてしまいます。

2015-11-29 08:54:09
三好草平 @HummingBird1979

・話しかける 色々なエリアのお客さんの目を見て、話しかけるようにすることで、当事者意識を持ってもらいます。これも影アナでは難しいことです。もちろん口調は明るく優しく。

2015-11-29 08:54:21
三好草平 @HummingBird1979

・笑いを混ぜる 口調をやさしくしただけではお客さんの心は掴んでいられません。アナウンスする内容も携帯着信音だけでは不十分なのでどうしても長くなります。なので「面白い」ことがお客さんの意識を登壇者に惹きつけておく大事な要素になります。

2015-11-29 08:54:33
三好草平 @HummingBird1979

・笑いを混ぜる(2) 私がよく用いるのは「自分の団にいる毎回練習で携帯を鳴らしちゃうおばちゃんの話」(わかりやすい切り忘れの具体例)や「マナーモードのバイブ音の声帯模写」(力技の笑いネタ)などです。

2015-11-29 08:54:45
三好草平 @HummingBird1979

・当事者意識を持ってもらう 多くの場合、携帯を鳴らしちゃう人、には当事者意識が欠けています。ただ単に「切ってください」と言っても「切ったはず」と思い込んでいるので確認もしません。 そこで…

2015-11-29 08:55:01
三好草平 @HummingBird1979

・当事者意識を持ってもらう(2) 「切ったつもりで切ってないのが携帯」と伝え、「今出してもう一度確認して下さい」と続けます。 ここで「確認しようと思ってボタンに触るとまた電源が入ります」と続けると前項の“笑い”も得ることができます。

2015-11-29 08:55:11
三好草平 @HummingBird1979

・切ってもらう理由を伝える 当然ながらただ「切って」だけだと、普段その意識の無い人には切ることの意義が伝わり切りません。 そこで「鳴って欲しく無いタイミングでこそ音が鳴る」「今日までの各団の努力を無にする」「お互いが気持ちよく過ごせるように」などを状況に応じて伝えます。

2015-11-29 08:55:41
三好草平 @HummingBird1979

・マナーモードもなるべくしないでもらう 特にピアニシモの場面でバイブ音がすると気になるものです。“笑い”の項目で触れた声帯模写の出番です。一番緊張感のある場面でその音がすることをイメージしてもらい、サイレントモードか電源オフを促しましょう。

2015-11-29 08:55:55
三好草平 @HummingBird1979

協力を促す方法として最近TLで見かけた「電源の切り方教えます」も効果的ですね。これは盲点でした。 たしかに電源の切り方や入れ方などを知らない方もいらっしゃるわけですから、そういう対応ができれば「どうしたらいいかわからない」お客さんも電源オフが実践できますね。

2015-11-29 09:00:18
三好草平 @HummingBird1979

以下は携帯以外のノイズについてです。 ・ペーパーノイズ プログラムやチラシをめくる音、って意外と気になりますよね。ましてやバサっと落とされると…。 「万が一落としたら拾わないで!一度落としたものは拾わなければまた落ちることはありません」

2015-11-29 08:56:07
三好草平 @HummingBird1979

・飴 ホール内とはいえ、咳き込むことを避けるため、飴を舐めるケースはあるでしょう。ただし、袋に入った飴を開けるノイズはかなりのものです。 人は自分で行なったことはそこから生じるノイズのタイミングが分かるので、不快感が少なく鈍感でいられるのです。 そのことも含めて問いかけます。

2015-11-29 08:56:17
三好草平 @HummingBird1979

・鈴 携帯のストラップ、筆箱、鞄…色々なものに鈴が付いているケースが多いのです。そして、持ち主は普段から聞き慣れているのでその音に鈍感になっています。改めての注意喚起が必要な事例ですね。

2015-11-29 08:56:33
三好草平 @HummingBird1979

・話し声 残念ながらヒソヒソ声でお話しされるお客さんっているんですよね。 「演奏を聞いたら“すごいね!”などと言いたくなる気持ちはわかります。でもあなたのお隣の方に聞こえるその声は、反対側の別のお客さんにも聞こえるのです」

2015-11-29 08:59:50
三好草平 @HummingBird1979

これらを客層や反応を見ながら選択し、話していきます。 大事なのはコミュニケーションですね。 主催者とお客さんは主従関係ではないので“お互いが気持ち良く鑑賞するために協力し合いましょう”という雰囲気を作ることが出来ればみなさん気持ちよく応じていただけます。

2015-11-29 08:56:43
三好草平 @HummingBird1979

電源の切り方も、サイレントモードにする意義も、鈴の音の問題も、「わからない」ことを否定するのではなく、でも「わからない」ことを前提に話して、理解してもらい、実行してもらうことが出来ると、そのお客さんが他の演奏会などに出かけた時にも心がけてもらえるようになるのではないでしょうか。

2015-11-29 09:01:14