最近やってたドラマやアニメの感想 追加 特に「わたしを離さないで」

「おそ松さん」「真田丸」「グローリー 明日への行進」「魔法少女なんてもういいですから。」「事件救命医」「わたしを離さないで」
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イヌノオー@ @inunohibi

「おそ松さん」が大人気なので、人気の分析も色々出ているが、私がポイントだと思うのは、一見そっくりだけど、個性の違いがある六人兄弟、という設定。宝塚歌劇団とかAKBとか、オタク系の絵師とか、似たようなグループに個性の違いを見つけて愉悦に浸るのがオタク。

2016-01-22 18:21:06
イヌノオー@ @inunohibi

注意深く見れば見るほど、細かくキャラクターの違いが分かる。キャラ萌えで見るか、ギャグアニメとしてみるかで温度差もありそうで、「カラ松の扱いがひどい」という賛否両論も、この辺にありそう。

2016-01-22 18:21:19
イヌノオー@ @inunohibi

大河「真田丸」は、昔から有名だった信繁のほかに、昌幸、信之、真田一族にスポットを当てる設定、昌幸の恐るべき智謀に信之がおろおろする話の筋など、昔読んだ「やる夫真田信之」に似ている。共通の元ネタがあるのだろうか。戦国時代はよく知らない。

2016-01-25 20:16:37
イヌノオー@ @inunohibi

「真田丸」が面白かった人は、これもきっと面白い。 「やる夫が真田家に生まれたようです」 yaruo.wikia.com/wiki/%E3%82%84…

2016-02-01 19:12:10
イヌノオー@ @inunohibi

「真田丸」5話「窮地」。「5話にして窮地なのか」と思ったが、窮地だったのは外交的に手詰まりになった真田昌幸ではなく、危険な伊賀を通る羽目になった徳川家康だった。

2016-02-08 16:25:53
イヌノオー@ @inunohibi

後に天下を支配し、信繁の宿敵となるはずが、現時点では大物感がなくてコメディリリーフになっている。色んな意味で目が離せない真田丸。

2016-02-08 16:26:10
イヌノオー@ @inunohibi

キング牧師を主人公にした映画「グローリー 明日への行進」。聖人君子ではないキング牧師の苦悩、家族や周囲の葛藤が描かれる。それはいいんだけど、なぜかR-15指定。暴力シーンもあるが、それは黒人差別を描いたもので、それで規制されるなら原爆の悲惨さを伝える戦争映画も規制される。

2016-02-04 19:02:44
イヌノオー@ @inunohibi

実際教育現場では、戦争の悲惨な映像は悪い衝撃を与えるので、自粛が呼びかけられているらしい。小さい頃原爆を描いた映画が、「単に怖かった」という人もいるし、それ自体は配慮すべきだろう。しかしこの、杓子定規で画一的な規制は納得いかない。

2016-02-04 19:03:24
イヌノオー@ @inunohibi

アニメ「魔法少女なんて、もういいですから」。ギャグセンスは結構好きだけど、1回が短すぎる。最近、3分や5分の短時間アニメが多い。短時間アニメのロングシリーズになった「てーきゅう」は、シュールでハイテンションだからあの短さでいいんであって、何でも短くできるわけじゃない。

2016-02-04 19:07:20
イヌノオー@ @inunohibi

「事件救命医」というドラマで、犯人のテロリスト達は「あまりにも太陽が黄色かったから」というカミュの「異邦人」を引いていた。20年以上前に、それをすでにギャグでやっていた「サルまん」は偉大。

2016-01-09 21:17:31
イヌノオー@ @inunohibi

ドラマ「わたしを離さないで」。ひたすら暗い話。「ノーベル文学賞候補の原作」という色眼鏡を外してみれば、「非現実的な設定で暗いだけの話」。もちろん暗いだけでは受けないから、予告では「一筋の光」「驚愕の真実」などと、今後の展開を期待させている。

2016-02-12 12:16:09
イヌノオー@ @inunohibi

家族はそれが気になって見続けているが、私はこんな言葉だけの予告に踊らされない。エヴァンゲリオンも、アメリカの連続ドラマも、謎や不条理な世界観が、最後には明かされるはずだと見続けても、特にカタルシスもなく終わる。

2016-02-12 12:16:30
イヌノオー@ @inunohibi

最後に全てをひっくり返してスッキリできる名作なんて、滅多にないぞ。しかもエヴァブームの当時は、「謎をばらまいて視聴者をもやもやさせれば受ける!」という勘違いが広がって、「機動戦艦ナデシコ」のような、謎解きを放棄したB級アニメもあった。

2016-02-12 12:16:50
イヌノオー@ @inunohibi

「わたしを離さないで」に類似した作品として、弟が藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」をあげていた。確かに似ている。私も若い頃、あれを読んで衝撃を受けた口だが、今ではああいう寓話に興味がなくなった。現実が問題だらけだもん。

2016-02-12 12:17:17
イヌノオー@ @inunohibi

寓話に「考えさせるね」などとうなずいている暇があったら、現実の問題を考えばいい。臓器提供で言えば、貧しい国の人が金に困って臓器売買している現実があるわけだ。なんで洗脳的教育を念入りに行うという、不自然なことをしているわけ?

2016-02-12 12:17:48

追加

イヌノオー@ @inunohibi

「わたしを離さないで」の何がダメか。今思ったんだが、世界観が理不尽で暗いだけではなく、「仕方ない」「変わらない」とネガティブなことばかり考えている登場人物がダメ。「ミノタウロスの皿」では、主人公が「おかしい」と猛反発する。

2016-02-13 11:00:58
イヌノオー@ @inunohibi

ディストピアSFの古典になっているジョージ・オーウェル「1984」も、主人公が必死に体制への抵抗を試みる。「進撃の巨人」なども、人間は巨人になぶり殺されるばかりという絶望的な世界観だが、主人公はうざいくらい反抗心をむきだしにする。

2016-02-13 11:01:17
イヌノオー@ @inunohibi

一応「わたしは離さないで」の中でも人権団体が出てくるが、彼らは本筋とは絡まず、無力な存在になっている。主人公達が理不尽な制度に抵抗しなければ、話は始まらない。登場人物の心そのものが、ストーリーの希望になるからだ。

2016-02-13 11:01:52
イヌノオー@ @inunohibi

これで何がどう「一筋の光」が見えるんだ? と疑問だが、家族いわく「それが気になるから見ている」。だから踊らされるなって・・・。

2016-02-13 11:02:05