2016年5月3日

「避難所での性被害」問題に「加害予防」の視点は「今そんな悠長なことに言及してる暇はない」のか

緊急時の避難所での性被害について「まず被害者を守れ、悠長に加害者問題を語っている余裕はない！」ということに、まずは同意するんだけれど…それでも私は「加害の根を絶つ」ことに意識が向いてしまうのです。本当に、即効性のある「加害者向けの加害予防策」なんて全く不可能なのでしょうか？

ジェンダー避難所震災性被害

牧野雅子／ Masako Makino @mhmakino

一般的なこととして。被害に遭いそうになっている人が、今・ここの問題を回避するために、「防犯」の知恵を使うことは必要かもしれない。社会の問題や加害者の問題を論じている時間はないので。が、こうした「防犯」知識は、すでに被害に遭った人に対して、非難として働くことは指摘されている通り。

2016-05-03 06:37:01

@mhmakino 「加害者の問題を論じている時間はない」とのこと、わかりますが…加害傾向のある人に対して「既遂したら終わり！一歩踏み止まれ」というような警告をする(ぐらいしか思い浮かばないけど)など、即効性のあることって本当に何もないのかな？とも思うんですが。

2016-05-03 10:32:32

被災して精神的に不安定になってしまったら、日常的には表面化もしないしだから自分で気をつける習慣も無いような人が、かなり大量に「加害者予備軍」に陥ってしまうんじゃないか。そういうところに注意喚起して、加害を未然に防ぐことはできないのか。その視点がないから「女を捨てろ」みたいな話に？

2016-05-03 10:36:09

性的加害＝実は弱ってしまった自己同一性を他者への暴力で充足しようとする行為なので、相手が自分より弱ければ男女も関係ないし、立場や状況、或いは当人の気質や歩んできた人生のあれこれ等によっては女性だって加害者になり得る。本来「自分の問題」なのを処理しきれないと感じて他者に被せる行為

2016-05-03 10:38:25

そういえば、「女性加害者から男性が逃げる」って、この世界では殆どどこでも誰も教えてくれないな…

2016-05-03 10:41:33