8cmCDマニア・ディスク百合おんが選ぶ「節分に聴きたい8cmCDベスト3」
無類の8cmCD好き、ディスク百合おんです!どのくらい8cmCDが好きなのか、そもそも8cmCDが何なのかを知りたい人は、こちらの記事を読んでみてね!
今回のテーマは「節分に聴きたい8cmCDベスト3」です!節分で思い浮かんだ8cmCDを集めてみました!
3位:効果音ライブラリー「行事」
こちらは曲ではなく効果音のCDです。「花火大会」や「除夜の鐘」など、いろんな行事の環境音が収録されております。
こちらが曲目です。3曲目に「節分(豆まき)」が収録されており、聞いてみるとにぎやかに豆をまく様子が録音されておりました。
このCDを日常で聴くという事はまずないでしょう。ボイスドラマの背景音や、スーパーのBGMなどで使われていたと考えられますね。使う人にとっては、目的の効果音が数個だったりするので、8cmCDくらいのボリュームが重宝されていたのかもしれません。
シリーズ一覧が裏ジャケットに掲載されておりました。「梵鐘」が渋すぎる。
あと、前回の記事で触れられなかったのですが、実は8cmCDはプラケースが真ん中でパキっと折れるようになっているんです。そして、このCDの外れる側のプラの下にはこのような記載が。
そうです!8cmCDは、購入者によってジャケットを半分に折り込み、コンパクトになる仕様になっていたのです!
ただ、この記載は年が経つと無くなくなり、折らずにそのままがなんとなく推奨されるようになるのですが…。
2位:電気グルーヴ「カフェ・ド・鬼~望郷編~(クレーターニキビ面mix)」
節分といえば「鬼」。鬼がキーワードになっていそうな曲あるかな…と思ったら発見!
こちらは世界的に有名な日本のテクノユニット「電気グルーヴ」のシングルCD「ポポ」。こちらのカップリングのタイトルに鬼が入っておりました。ハチャメチャな世界観の歌詞がのったノリノリなダンスチューンです。
元々「カフェ・ド・鬼」という曲がありまして、この曲はそれを再構築した別バージョンになっているんですね。これ以外にも様々なバージョンが存在します。
内容とは無関係な渓谷ジャケットの中心に「鬼」の文字。
「鬼」とは関係ありませんが、このCDのレコード会社「Ki/oon Music」はこの頃、変わったリリース形態に挑んでおりました。
ジャケットを開くとこのように、CDが2枚入っております。1枚は表題曲が収録されており、もう一枚は「MUSIC CATALOG」という企画CDになっております。内容はレコード会社の所属アーティストの視聴版音源や、ボイスメッセージなどが収録。このように、8cmCDからレコード会社の個性が見えてくると、マニアとしては一層楽しくなってくるんですよね。
ちなみに、「鬼日(キビ)」という電気グルーヴが制定した記念日があります。
1990年11月17日、メンバーのピエール瀧が「カフェ・ド・鬼」のレコーディングにて「鬼」のフレーズを何度やってもOKが出ず、数十回と「鬼」と言わなければいけなかったエピソードを元にして、毎年11月17日を「鬼日」にしたそうです。
1位:さやえんどうず「Help me さやえんどう」
「鬼」ときて「豆」も見つけました!(やや無理やりですが…)
カルビーの豆スナック「さやえんどう」のCMソングをCD化した一枚です。
ジャケットに描かれた「さやえんどうず」達が甲高い声で歌っております。コミカルな曲調でCMを見ていた人は聴いたら「知ってる!」と思い出すかも?
現在も「さやえんどう」は販売しておりますが、キャラクターのタッチは少し変わっておりました。タイアップやジャケットを見ながら曲を聞くと当時を思い出しますね。
裏にはCMのシーンが載っておりました。
という訳で「みんなに見せたい縁起が良さそうな8cmCDベスト3」は
3位:効果音ライブラリー「行事」
2位:電気グルーヴ「カフェ・ド・鬼~望郷編~(クレーターニキビ面mix)」
1位:さやえんどうず「Help me さやえんどう」
でした!
もし持っている方は、今年の節分で流してみてはいかがでしょうか?楽しくなるかも?