コロンビア大学の合格通知がテンション爆上げ!受験生に聞いた米大学のお祝いスタイル

星5確定より1000倍うれしい合格通知
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コロンビア大学から受験生のもとに届いた、動画による合格通知が「テンション爆上げ」と話題だ。

動画を見た人たちからは「これはうれしい…合格おめでとうございます!」「言っていいのかわからんが、ソシャゲのSSR演出みたい」「日本の大学も真似していいのでは」とのコメントが集まっている。

動画を投稿したのは、メキシコ在住のなほ(@yakinik_tabetai)さん。家族の転勤で移住したなほさんは現地のアメリカンスクールで国際バカロレア課程を取得し、アメリカの大学を受験した。

そして、コロンビア大学から送られてきたのは待望の合格通知。実際にその合格通知動画を見てみよう。

緊張しながらClickする
音楽とともにコロンビア大学の全景が映し出され…
画面にはCONGRATULATIONS! と出て合格確定

さらに“WELCOM TO COLOMBIA UNIVERCITY!”とのメッセージが表示されて動画は終わる。バックには、あたかもプロ野球開幕か、箱根駅伝のオープニング曲のような明るい雰囲気の音楽が流れ、合格を祝うムードはたっぷり。

なほさんによると、動画が再生される時点で合格は確定、不合格の場合はテキストのみで大体 "We regret to inform you..."(残念なお知らせですが…)といったメッセージが出るのだそう。

それにしても日本の大学によるネットでの合格発表はおおよそ「合格おめでとうございます。」とのメッセージが表示されるのが一般的。このように派手な演出の合格通知は海外の大学ならではなのだろうか。複数の大学を受験したまほさんに、各大学の「合格発表」事情を聞いてみた。

大学の特色が現れた合格通知

アメリカの大学の合格通知は、どこもこんな動画が送られてくるのですか。

アメリカの大学でも大学によって違います。

例えばイェール大学やコロンビア大学は動画が流れましたが、UCLA大学やデューク大学、ノースウェスタン大学は文書形式でした。簡単な文書でも少しだけ工夫がなされていて、紙吹雪が画面の上から降ってきました。 

イギリスの場合はどこもアメリカに比べてシンプルです。オックスフォード大学の時もメールに合格を知らせる業務連絡のようなメッセージが来ただけで、特に動画や紙吹雪などはありませんでした。

やはり、この合格通知はコロンビア大学独特のもので、すべての大学が同様にテンションの高い通知をするわけではないようだ。

なほさんは今回、イェール大学にも合格。その合格通知も動画だが、3匹のブルドッグが登場するもの。なほさんはこの動画を見て「手抜き感があるwww」と笑っている。

3匹のブルドッグが横に揺れる、にぎやかなGIFの動きと“We are Yell”のコーラスが流れる

イェール大学の合格通知はなぜブルドッグが出てくるのでしょう。

イェール大学の公式マスコットが「ハンサム・ダン」(※)という名前のブルドッグなので、それにちなんで3匹のブルドッグが合格者を迎えるのだと思います。

また、BGMで流れる「Boola, boola」というフレーズはイェール大学の応援歌(スポーツ試合などで流れるそうです)でも使われています。


※ハンサム・ダン…イェール大学の運動部のマスコット。代々、ブルドッグがその名跡をついでおり、現在17代目と古く長い歴史がある。「Boola, boola」はイェール大学の応援歌。

さらに、合格が判明した大学からは「合格祝いグッズ」が送られてきたという投稿もしている。こちらについても聞いてみた。

コロンビア、イェールのほか、プリンストン大、ブラウン大などから送られてきたパンフレット類


どんなグッズが送られてきたのか教えていただけますか。

大半がパンフレットやステッカーでした。その他にもデューク大学からはTシャツ、ブラウン大学からは帽子とワイヤレス充電器が、コロンビア大学からはなんと青い靴下が届きました笑。

日本では考えられない演出で合格通知するあたり、さすがアメリカの名門大は違う…という小並な感想になってしまうが、受け取った受験生は大学生活を想像して胸が躍ることだろう。

さて、素晴らしいことに複数の大学に合格したなほさん、第一志望のイェール大学に進学を決めたという。今後もアメリカ大学受験について情報発信していくとのことなので、留学やイェール大学の生活に関心のある人は、なほさんのTwitterをチェックしてみよう。

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