ここは天国か…?客室内にビアタップがありクラフトビール飲み放題というホテルが静岡市に出現していた

ビール好きの夢を叶えるホテル
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クラフトビール

ビール好きなら、1度は訪れたい日本各地のブルワリー(=ビール醸造所)。日本各地のブルワリーを訪れる動画をYouTubeに投稿しているクラフトビールTV(@craftbeers_TV)さんが宿泊したというホテルに驚きの声が集まっている。

そのホテルは客室内にビアタップが設置されており、宿泊中は10リットルまで飲み放題。しかも、飲みきれなかった分はビール専用のグラウラーを持参すれば持ち帰りもできるというシステムだ。

Twitterユーザーからは「天国ですか!?!?!?」「夢みたいなホテル」「ビールが持ち帰られるホテルってなんだよ…」などの声が集まっている。

クラフトビール
宿泊者専用のビールが飲める(「客室内タップ飲み放題」プランを選んだ場合)
クラフトビール
目が覚めるとそこにはビアタップが…

このホテルは静岡県静岡市用宗(もちむね)にあるクラフトビール醸造所、West Coast Brewingに併設されたThe Villa & Barrel Lounge で2022年7月に開業したばかり。

実際に宿泊したクラフトビールTVさんから実際に宿泊した感想を聞いた。

ブルワリーと宿泊したホテルについての感想をお願いします。

もともとこちらのブルワリーのビールは、全国でも屈指の美味しさだと感じていました。 そのブルワリーさんのビールを夜通し、しかも宿泊者専用ビールをいただけるという大変貴重な体験に心から満足しました。

部屋のデザインやアメニティ類もクラフトビールファンに寄り添った、ステキな構成だったと思います。

更に今回は、West Coast Brewing(以下、WCB)の広報担当・望月さんに、静岡県用宗がブルワリーに適している理由やホテルの反響を聞いてみた。

用宗がブルワリー向きの土地であるポイントはどんなところでしょうか。

近くに流れる安倍川の水が、山の上流からあらゆるフィルターを通って最後のポイント(海の手前)として当ブルワリーにたどり着きます。

そのため、純度の高い地下水を引き、ビール造りに使用することができています。地下水は塩素も含まれておらず軟水のため、水質調整もしやすいのが魅力のひとつです。

ブルワリー直営ホテルというアイデアは、建設当初からあったのでしょうか。

ブルワリー建設当初は予定にありませんでしたが、オーナーが現役の建築家なので、いずれ「街づくりの一環としてホテルを造りたい」という想いはあったようです。

客室タップについても、ホテルプロジェクトの企画途中にオーナーのひらめきによって、追加された経緯があります。

宿泊されたお客様の反響はいかがでしょうか。

皆さん、とにかくビールに浸りまくって満足して帰られているのが印象的です。

客室のタップはもちろんですが、1階のタップルームでも常時10種以上のフレッシュなクラフトビールがお楽しみいただけます。(※)

海と山に囲まれた港町である用宗のロケーションとともに、ココでしか飲めない新鮮なビールをとことんご堪能いただきたいです!

(※)1階にあるタップルームは宿泊客以外も利用可能。

おつまみや1階のタップルームで購入したフード類は客室に持ち込み可能(The VILLA & BARBAL LOUNGE公式サイトより)

「客室内タップ飲み放題」(※)のプランで宿泊された方は、飲みきって帰られていますか。

グループ様(3~4名)だと、飲みきって帰られる確率が高いかもしれません。

樽交換は22時までとなっているので、皆さんチェックインが始まる15時とともに、客室のビアタップを堪能するためにチェックインを済ませる方が多いです。

(※)ホテルの宿泊プランには「客室内タップ飲み放題」と飲み放題のないプランの2種類がある。

また、醸造所の見学ツアーも開催しており、こちらは宿泊客以外でも申し込みが可能とのこと。

ビール好きなら間違いなく、一生に一度は行ってみたいところ。気になった方はホテルの予約状況をこまめにチェックしてみては。

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