100年以上前に作られた貴重な工芸品「シンギングバード」!小鳥の鳴き声にアンティーク店主も感動

精巧なアンティーク、現物を見られるのは超貴重…!
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Twitterに投稿された、希少価値の高いアンティーク「シンギングバード」が実際に動く様子の動画が話題になっている。

なんの変哲もない箱から…
一羽の鳥が登場し美しい歌声を披露

投稿したのは、石川県でアンティークショップ兼カフェ「博物と古物の奇妙な雑貨店 シュレディンガーの猫/異世界CAFEパブロフの犬」を営む店主(@shureneko_zakka)さん。

「シンギングバード」とは18世紀にスイスの時計職人が考案したもので、ヨーロッパを中心に出回っていた伝統工芸品。内部に小さなふいごと鳥笛を仕込むことで模型の小鳥がさえずりを聞かせてくれるという、非常に精巧な仕組みを持っている。

今回投稿されたのは、お客様が所有していたという100年モノのシンギングバード。希少価値の高いアンティークとのことで、店主さんは「まさか本物を間近で見る日が来るとは」と興奮気味にツイートしている。

Twitterユーザーからは「すごい! 精巧ですし保存状態もすばらしいですよね」「見られて幸せ」などといった声が集まっている。「シンギングバード」と出会った瞬間について、改めて店主さんにお話を伺ってみた。

日本では80万円前後と高額!「いつか見てみたいと思っていた」

お客様が「シンギングバード」を手に入れられた経緯を教えてください。

アンティークショップにて購入されたようです。


持ち主の方が代々メンテナンスされていたのでしょうか?

元々動いていたそうですが、途中で動かなくなり、修理されたそうです。

半円を描くように一定時間動作したあと、唐突に終了する

「シンギングバード」はアンティークに携わる方たちにとって憧れなのでしょうか。また、現在日本ではどのくらいの価値があるのですか?

アンティークに携わる方が憧れるかは分かりませんが、私はいつか見てみたいと思っておりました!

日本では80万円前後ほどになります。

今回話題にのぼった「シンギングバード」はアンティークショップの売り物ではないため、お店に行っても見ることはできないとのことだが、店主さんはほかにも興味深い品々を毎日のようにTwitterに投稿している。

またショップの公式サイトも個性豊かな商品であふれているので、アンティーク好きの方はぜひ覗いてみてはいかがだろうか。

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