『正解するカド』の総監督・村田和也氏が語るアニメ制作のマネジメント術
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なぜ、ジャッジに時間をかけてはいけないか
時間を置くと見慣れてしまい、これはこれでよいかと思ってしまったりもする。お客さんの感覚から離れてしまうことが、作品をつくるうえで一番怖いことです。 wedge.ismedia.jp/articles/-/102…
2017-08-12 01:07:45『正解するカド』で挑戦したこと
東映アニメーションのデジタル映像部は長い歴史を有しますが、3DCGによるキャラクター表現については後発組。だからこそ、この作品では後発組であるデメリットを吹き飛ばすような“何か”が必要だろう、と考えました。 #正解するカド wedge.ismedia.jp/articles/-/102…
2017-08-12 01:17:52作品を特徴づけるには高次元世界(=異方)から現れた1辺2kmの巨大な立方体「カド」の表現を印象的にする必要がある。そこでマンデルブロ集合というフラクタル図形の一種を使うことを提案したんです。#正解するカド wedge.ismedia.jp/articles/-/102… pic.twitter.com/GqlXW455p0
2017-08-12 01:21:21技術的なハードルはかなり高かったそうですが、「無理」という言葉は出ませんでした。それは技術者としての好奇心、未知のものへと踏み込むおもしろさに訴えかけるものだったからかもしれません。 twitter.com/wedge_infinity…
2017-08-12 01:25:29人間の3欲求軸とは
以前、ある作品に参加したことをきっかけに、人間の行動原理を自分なりに考えてマインドマップにまとめたことがあるんです。その時に人間の欲求には3つの直交するベクトルがあると思い至りました。#村田和也監督 wedge.ismedia.jp/articles/-/102…
2017-08-12 01:28:13『仕事』についての考察〜人間の3欲求の整理〜(高解像度版) #村田和也監督 #正解するカド wedge.ismedia.jp/articles/-/102… pic.twitter.com/Y8esy0iJUm
2017-08-14 04:45:16ひとつは「利己」で、自分を守ろうとする欲求。もうひとつが「利他」で自分以外の仲間を守ろう、維持しようとする欲求。そして3つめが「利知」で広い意味での探究心。これら3つの欲求軸が、xyz軸として直行して存在している、というのが私の考えです。#村田和也監督 twitter.com/wedge_infinity…
2017-08-12 01:31:56お客さんの利己欲求に訴えかけたいなら、主人公のピンチに視聴者を同調させ「ハラハラさせる演出」を仕掛けます。利他欲求に訴えかけるなら「主人公や特定の登場人物を救いたい」と思わせる展開が必要です。利知欲求であれば「犯人探しや謎解きのおもしろさ」を前面に出すべきです。#村田和也監督 twitter.com/wedge_infinity…
2017-08-12 01:37:23それらを、どれか一つではなく、常に3軸同時に意識しつつ、場面ごとに何に重点を置くかバランスをとることが肝要だと考えています。#村田和也監督 twitter.com/wedge_infinity…
2017-08-12 01:38:21『正解するカド』の制作資料
『正解するカド』処理上の注意点(高解像度版) #村田和也監督 #正解するカド wedge.ismedia.jp/articles/-/102… pic.twitter.com/0UFWZunC7r
2017-08-14 04:39:16『正解するカド』絵コンテのガイドライン(高解像度版) #村田和也監督 #正解するカド wedge.ismedia.jp/articles/-/102… pic.twitter.com/03RD1cQKmw
2017-08-14 04:41:11