わりとガチっぽく「しじみボンゴレロッソ・パスタ」を作ってみた

青森のしじみ屋さんが自慢の大和しじみ(大粒)を使って、トマト系ソースのパスタを作ってみました…って、粉からスタートなの!?
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肝助のしじみちゃん本舗(公式) @shijimi4438

それでは「しじみ屋さんがちょっとガチっぽく大和しじみでボンゴレロッソ・パスタを作ってみた」を始めたいと思います。まずは麺から。材料は、 ・強力粉:210g ・デュラムセモリナ粉:90g ・卵:3個 ・エクストラバージンオリーブオイル:大さじ1と1/2 ・塩:少々 以上です。 pic.twitter.com/SeRfqy8OJr

2017-11-06 18:27:45
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写真のボールで、左側(すこし黄色みがかっている方)がデュラムセモリナ粉で、右側(白い方)が強力粉です。真ん中あたりにある粒つぶは岩塩です。ピンク色なのはたまたま手近にあったのが貰いもののヒマラヤ岩塩だからで、深い意味はありません。

2017-11-06 18:30:03
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デュラムセモリナ粉100%で作るとより本場っぽいのですが、作るのが格段にむずかしくなりますし、コストも上がります。そしてぶっちゃけパスタソースに絡めて食べるものなので楽をしたいなと。ふだんは強力粉と半々で作ってますが、今回は初心者むけに、よりデュラムセモリナ粉の比率を下げてます。

2017-11-06 18:33:08
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強力粉だけだと、噛んだときに香る麦の香りが物足りないです。せっかく生パスタを作るのならデュラムセモリナ粉は必須だと思います。そして、入門書のたぐいをみると必ず「粉をふるって」とあるのですが、それはやらなくてもだいじょうぶです。シホンも最初のうちはやってましたが、今は端折ってます。

2017-11-06 18:34:55
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卵をといて、EXVオリーブオイルと混ぜます。理由はわかりませんが、実体験として卵は事前に室温にもどしておいたほうが作りやすいです。 pic.twitter.com/j4eBkqOszq

2017-11-06 18:35:56
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ボールのなかで二種類の粉を混ぜたら真ん中にくぼみを作り、そこに先ほどの溶き卵+EXVオリーブオイルの混合物をすこしだけ入れます。 pic.twitter.com/tpswtCeA4b

2017-11-06 18:37:08
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卵とオイルの混合物を、すこしずつすこしずつ粉と混ぜていきます。そこから掌で押し伸ばして、折って重ねてを繰り返して約20分ほど捏ねます。ぜったい最初は「固いな? すこし水を足そうかな?」と思ってしまうのですが、それは【罠】です。 pic.twitter.com/FMlHVUaJ30

2017-11-06 18:40:11
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罠にひっかからずに、あきらめずに捏ねていると(腕は疲れますが)、だんだんしっとりしてきます。 pic.twitter.com/mMkQEWU4xz

2017-11-06 18:41:37
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ラップにくるんで冷蔵庫で2時間休ませます。じっさいの段取りとしてはその間にパスタソースを準備するのですが、ツイート的にわかりづらくなりそうですので、麺づくり編とパスタソース編に分けてお送りすることにします。あしたは二時間後…麺づくり編の後半戦からスタートです。 pic.twitter.com/BocewJjPbc

2017-11-06 18:43:39
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今日の晩は、昨日のつづきで「しじみのボンゴレッソパスタ」をお送りする予定です…が、しじみ屋さんなのに「全力でパスタを作りすぎる」あまり、肝心のしじみの登場にまでは至らないという斬新な展開となりそうです。

2017-11-07 07:45:05
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今日はちょっと時間帯がいつもより早めですけれど、昨日のつづきのお料理ネタ「しじみ屋さんがわりとガチっぽくしじみボンゴレロッソパスタを作ってみた」のつづきをツイートいたします。冷蔵庫で2時間寝かせたあとの姿です。写真ではあんまり変わってませんが、全体にまんべんなくしっとりしてます。 pic.twitter.com/7gOMJUmKZK

2017-11-07 16:12:59
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まな板の上に、くっつかないように軽く打ち粉をふっています。包丁で1cm~1.5cmくらいの厚さにスライスします。 pic.twitter.com/kcyzpsZLbY

2017-11-07 16:14:13
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麺棒で厚さ数mmになるまで伸ばして平らにします。麺棒といっても専門の道具をもっていないので、すり鉢につかう「すりこぎ」をつかってやってます。ゆるくテーパーがかかっているのと、生来の不器用さんのせいで「見た目は気にしない!」の精神で悟りを開いております。 pic.twitter.com/gWJMyQxf2l

2017-11-07 16:18:46
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パスタマシーンの登場です(もちろんしじみ屋さんの会社の備品ではなくて、シホンの私物です)。 pic.twitter.com/QS8RXUymEK

2017-11-07 16:20:10
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すこしずつ薄くしていきます(長くなっていきます)。説明書によると何度か折りたたんで通してを繰り返してコシを出したりするようですが、そんな面倒なことをしなくても経験的に一発勝負でコシが足りない仕上がりになったことはないです。 ※シホンの生パスタづくりは、いろいろ簡略化されています。 pic.twitter.com/QESb8pb4TA

2017-11-07 16:22:30
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せっかく延ばした生地同士がくっつかないように、重ねるときの打ち粉は重要です。 pic.twitter.com/UFcwegIoU9

2017-11-07 16:23:36
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そして、いよいよパスタマシーンで麺にしていきます。じつは電動式のパスタマシーンも持っているのですが、パッキンやらなにやらつかい終わったあとの洗浄・乾燥がタイヘンすぎて一度しかつかったことがないです。この数千円のパスタマシーンがシンプルで使い勝手がよく、結局これにもどりました。 pic.twitter.com/b7CXjQNN0S

2017-11-07 16:27:08
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…といったあたりで本日はここまで。しじみが登場しないばかりか、生パスタの完成までたどり着けませんでした。つづきはまたあした!

2017-11-07 16:29:28
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それでは「しじみ屋さんがわりとガチっぽくしじみボンゴレロッソパスタを作ってみた」のつづきです。無くても困らないけれど、あると便利なのがこちらの道具。 pic.twitter.com/MuQlgFWdxo

2017-11-08 14:17:22
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このように開きます。タオル掛けハンガーみたいですね。 pic.twitter.com/yjNfj5IZ4B

2017-11-08 14:17:58
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…というわけで、パスタマシーンから出てきた麺をさきほどの透明な棒ですくって掛けて干すパスタラックでした。これが無くてもべつに困らないのですが、パスタ同士がくっつかないように打ち粉をたくさんつかう必要がありますので、あると便利です。 pic.twitter.com/ZtltfAKryS

2017-11-08 14:20:35
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ようやくパスタの完成です。今回の分量で3~4人前の麺になります。オシャレなカフェみたいな盛り付け方…つまり少なめに盛っての4人前です。けっこう腹持ちがいいですので、少なめに見えてもおなかはいっぱいになります。今回のレシピでは半分をつかって、半分は冷凍保管です。 pic.twitter.com/DqNaaMUMa2

2017-11-08 14:23:54
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ちなみに冷凍庫に保管するときは保冷バッグに入れて、使うときは解凍は必要ないですが室温にもどしてから、です。冷たいままだと麺を茹でる鍋に投入したときにお湯の温度が下がりすぎるからです。

2017-11-08 14:26:01