地下鉄サリン事件でのPAM投与や聖路加病院の対応

まとめました。
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知念実希人 物語り @MIKITO_777

今日で地下鉄サリン事件から18年経つんですね。自分の家族がサリンが撒かれた時刻に、ちょうど地下鉄で移動中で、乗っていた列車がサリンが撒かれて無人になっている駅を停車せずに通過していったという経験をしています。本当に恐ろしい事件でした

2013-03-20 12:16:17
知念実希人 物語り @MIKITO_777

サリン等の有機リン中毒にはPAMという薬を使用するが、普段使う薬ではないし、副作用もそれなりにある。地下鉄サリン事件当初、、何が起きているのか分からない混乱した状況でしっかりと有機リン中毒の診断を下し、PAMの投与を決断した現場医師の判断力は個人的にすごいなと思います。

2013-03-20 12:30:00
知念実希人 物語り @MIKITO_777

サリンの解毒に使うPAMという薬は作れば作るほど製薬会社が赤字になる。しかし住友製薬は住友化学が有機リン系農薬を作っているので、それで中毒が起きたときの解毒剤のPAMを作るのはグループ会社の義務だと赤字覚悟で作っていた。それがサリン事件で多くの人命を救った。素晴らしい精神だと思う

2013-03-20 12:46:17
知念実希人 物語り @MIKITO_777

地下鉄サリン事件の時、解毒薬のPAMは首都圏にあるだけでは全く足りなかったので、薬卸業者は社員を東京行きの新幹線に乗せ、新幹線の停車する各駅でその周辺でかき集めたPAMを受け取らせ、東京へ必要な量を運ぶという手段をとったらしい。素晴らしい機転と行動力だったと思う。

2013-03-20 16:57:50
知念実希人 物語り @MIKITO_777

地下鉄サリン事件の際、外来をストップして患者全員の受け入れを宣言した聖路加病院、有機リン中毒と見抜いて解毒剤PAMの投与を始めた医師、PAMの在庫を日本中からかき集めた薬卸業者、備蓄のPAMをすぐに提供した自衛隊。どれが欠けても被害はもっと大きくなったんだろうなぁ。

2013-03-20 17:27:11
知念実希人 物語り @MIKITO_777

地下鉄サリン事件で要請された患者全員を受け入れるという決断をした聖路加病院は、院長の日野原先生がかつて東京大空襲で病院に入りきらない患者が亡くなるのを見た苦い経験から、大災害に対応できる造りになっていたうえ、それに対応できる準備も出来ていた。そのことが多くの人命を救ったんだと思う

2013-03-20 18:31:50
知念実希人 物語り @MIKITO_777

有機リン中毒の治療薬PAMは、普通の農薬などの中毒だと1日2本使用するが、サリン中毒の治療には2時間で2本が必要。あれだけ大量の被害者の治療に必要なPAMはまさに想像を絶する量。それを集めるのは本当に大変だったと思います。まさに日本中の協力なくしては出来なかったんじゃないかな

2013-03-20 20:14:25