- fussoo_moe
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「ルワンダの開発と政府の役割— 開発ガバナンスと民主的ガバナンスの相剋— 」木村宏恒 gsid.nagoya-u.ac.jp/bpub/research/… こ、この論文ものすごい!2016年の2月に出たばかりだが、俺の疑問を全部解消してくれてる!ルワンダの経済成長について知りたい人は必読です!
2016-05-25 11:18:23つまり、「ルワンダの行政能力の向上は業績契約と下部組織の厳格な汚職取り締まりによるもので、効果が出だしたのは2000年代以降」「民間部門の成長は掛け声とは裏腹に進んでおらず、潤沢な援助資金の流入による政府部門の拡大が成長の主因」「強力な警察国家を樹立したため、治安は改善」が骨子
2016-05-25 11:23:02やっぱり俺が以前疑問に思ったとおり、ルワンダは国内輸送インフラは整ってても他国のインフラが整ってない以上本質的な経済成長は無理みたいです。農業部門の改善は進んでおらず、貧富の差も拡大傾向(ジニ係数は0.51で、日本よりずっと高い)。
2016-05-25 11:28:22ただし強力な中央集権を成し遂げたため、レントも中央に流れるようになって末端の汚職は著しく改善したとのこと。絵に描いたような開発独裁だなあ<ルワンダ
2016-05-25 11:29:08ルワンダ行政能力の改善における俺の予想(軍事部門からの人材転用)は大外れしましたが、行政・経済指標の改善は完全に納得しました。いやあ、探してみるものだ。素晴らしい論文をありがとうございます!皆さんも読みましょう!!! gsid.nagoya-u.ac.jp/bpub/research/…
2016-05-25 11:31:16@prime46502218 えー、でも最近もてはやされてるしさ、ひょっとしたらおるかもしれんやん!「行政能力の向上はあるけど、本質的にはたいして経済成長してないよ」ていう身もふたもない結論だけど!
2016-05-25 21:09:57しかし、「ノルマの導入」がルワンダの行政能力向上の決め手だったとは…さすがにそんなこと、考えもしなかった。3年ノルマ未達だと解雇、独裁制の警察国家のうえ賦役的な国民動員システムがあるので監視の目がビシバシで怠けられないのか… そりゃ行政能力は向上するだろうが、すげえディストピアだ
2016-05-25 21:18:14