「ちょっと待っててね、準備してくるから☆」 空調の効いているこの部屋の中では呼吸器は必要ないのだろうか 数々の勲章の代わりにリボンを、そしてボディアーマーの代わりにメイドエプロンを纏ったイモータン・ジョーはそう言って一度部屋を出る pic.twitter.com/I7MLDKKjtq
2016-07-26 00:10:33「お待たせしましたぁ〜☆」 そうして、おしぼりとゴム、ローションのお決まりセットをトレイに載せ 何やらパネルのようなモノを小脇に抱えたジョー様が再び現れる 「取り敢えず、服脱いでね☆」 pic.twitter.com/FeuHBb2VQD
2016-07-26 00:14:32そうして、部屋の上の方を見上げて初めて気がつく この小屋のエアコン、冷却時に発生した水を外に輩出するドレンホースが付けられてないみたいで それを受けるために、エアコンの下にプラ板みたいなのが取り付けられてるんだけど 受けてるだけなので結局部屋の中にポタポタ落ちてきてる 意味無い
2016-07-26 00:20:15死んだような目で裸で横になり、エアコンから滴り落ちる 冷たい雫をその身に浴びていると イモータン・ジョーがおもむろにローションをその手に出し、身体の表面をぬりぬりとマッサージしてくる pic.twitter.com/QVRiiecpqg
2016-07-26 00:24:51「気持ち良いですか〜?」 気持ち良さそうに見えるかどうか逆に聞きたかったが、これはイモータン・ジョーが次に口にした言葉の、言わば前菜 インターセプターがクラッシュしてからが、マッドマックスの本番なのである pic.twitter.com/D40GG7W876
2016-07-26 00:28:59ローション塗れの片手で私の英雄の館の門(菊門ともいう)をグチュグチュとやりつつ、イモータン・ジョーは続ける 「それでー。お客さん、今日はどのコースを選ばれますかー?」 ……何を言っているんだ? それは、さっき30分フリーで…… pic.twitter.com/kYxCBkZWxt
2016-07-26 00:33:28「ここはー、パネルを『見るだけ』で5000円で、そこからコース料金を選んで貰うんですよー」 『ノーマルコース +10000 ピップコース+20000 〜中略〜 〜コース+70000』 pic.twitter.com/CYty6TJuWl
2016-07-26 00:37:58そう、ここは英雄の館でも 緑の地でもない ぼったくり店だったのだ pic.twitter.com/6HEdZl3zWG
2016-07-26 00:38:56それを理解した瞬間、僕の本能が叫んだ 『サバイブ(生きろ)』と 僕は気が付けば、サイフと携帯という貴重品を両手に 全裸で部屋を飛び出て 廊下の途中にあったスタッフ室の扉へと走っていた pic.twitter.com/BDW3VVaL7k
2016-07-26 00:44:07ドアには鍵がかかっていた 「開けろ!さっき案内した奴を出しやがれ!騙しやがったなクソ野郎!」 遅れて、慌ててそれを追いかけてくるイモータン・ジョー(メイド服) pic.twitter.com/gMfQj5Amq8
2016-07-26 00:47:04しばらくそうしていると、部屋まで案内した男が恐る恐るといった様子で扉から出て来た 私はキャプテン・ジャイロを出せと要求したが、先方はそれを拒否 ラチがあかないので、一時期とはいえ法の執行組織に身を置いていた事を仄めかしつつ交渉開始 pic.twitter.com/EWJ01uc8Rl
2016-07-26 00:51:24クレームは、入れられる側ならば嫌という程経験している 大事なのは、こちらの落とし所を用意し、それよりも大きな要求をする事だ 今回の場合であれば、店に入る事自体には同意しており 行為も初めてしまっている 完全チャラ、は難しい pic.twitter.com/zJR9Pk0rl5
2016-07-26 00:57:02ならば、今回落とし所とすべきはそこ 当初の予定であった30分総額5000円! なればこそ、完全にチャラにするようにゴネる 10分程そうしてゴネた後、改めて妥協案として総額5000円を提示したところ 相手は無事その誘導に乗ってくれた pic.twitter.com/ZQA6B2my1H
2016-07-26 01:00:13話を纏め、個室へと戻る私とイモータン・ジョー サービス時間はまだ半分程残っていた 「えへへ、ごめんなさい、ウチの呼び込みが説明不足だったみたいでー☆」 再び僕の英雄の館の門をぬちぬちやり始めるイモータン・ジョー 肝太すぎだろ pic.twitter.com/B7KFJWezCf
2016-07-26 01:04:18「あ、凄い我慢汁出てきてるよ☆」 「あー、元気になってきたー☆」 多分全部ローションだし、一切元気になっていないのだが そんな感じの事を言われながらぬちぬちやられてたら、あっという間に時間になった pic.twitter.com/ejLenBIbH6
2016-07-26 01:09:16服を着て、店を出る際にイモータン・ジョーが 「もうこんなとこに引っかかっちゃダメだよ」 と言っていたのが、妙に心に残った 彼女もやりたくてこんな仕事をしているのではないか、と 砦の人間を喰わせるには、時に非情さすら必要なのだ pic.twitter.com/doKOQrbFKT
2016-07-26 01:12:36メトロへと向かう私のズボンの中では ぬちゃぬちゃとしたローションの不快な感触が、何時までも残り続けていたーー 風俗爆死レポ 怒りのデス・ロード編 完 pic.twitter.com/NNKPqC8MNp
2016-07-26 01:16:48