将棋、囲碁、チェス、オセロ、バックギャモンとソフト使用

Masayuki Mochizuki @bgmochy

ライブでのコンピューターを使う不正が少ない（というかほぼ聞いたことがない）理由の2つ目は、使うこと自体が難しいから。バックギャモンは休憩して離席は基本的にできません。またゲームスピードも速く、1手に2分も考えれば長考といわれる世界なので、（持ち時間も少ない）現実的に難しいのです。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

対照的にオンラインでの不正行為は後を絶ちません。@key_poker さんも書いていますが、私はとあるバックギャモンサーバーの不正行為摘発コンサルタントをしていました。彼らは賞金が出るサーバーを運営していたので不正行為摘発には真剣でした。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

彼らはあらゆる技術を使って不正行為を見つけていました。不正行為する人がコンピューターのアマチュアなら簡単に見つかります。ただ、相手もプログラマーだったりするといたちごっこで最終的に白か黒かはわかりません。衆人環視の中プレイして実力を証明させることもありましたが、最終手段です。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

ただ、そのサーバーは私的な会社が指摘に運営しているので、灰色のプレイヤーはプレイさせないことが可能です。「貴方が不正しているかどうかははっきりしないが、うちではプレイしないでくれ」、といえるわけです。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

しかし、そういった摘発の努力もむなしく、不正行為の事実そのものよりも、不正行為されるんじゃないか？というおそれによってかなりのプレイヤーがオンラインマネープレイを避けるようになり、著しくマーケットが毀損されました。不正行為者がその仕事場を破壊してしまったのです。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

バックギャモン界ではそんな感じです。ライブではソフトによる不正はほぼないと思います。ところで、@key_poker さんが言っていた、私が疑惑の対象になって衆人環視でプレイして証明うんぬんは勘違いじゃないかな。私はそういった疑惑の対象になってません。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

バックギャモン界でも不正の証明も反証はとても難しいです。私は怪しいと思うプレイヤーでも確定するまでは絶対に公には発言しません。アメリカだと訴えられますし。100m9秒で走るようなエラーレートをオンラインで出す選手もいるけど、ライブの大会に来て活躍しない限り無意味です。以上

Masayuki Mochizuki @bgmochy

ちなみにバックギャモン界ではソフトとの一致率がデータベース化されて公開されています。bgmastersab.com/PlayerStatisti… 私のエラーレートは2.7で、ソフトの最善手に比べて1手につき0.0054の期待値を下げます。現時点では世界一位です。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

これはライブでの記録のみ測定です。オンラインのそうしたものもありますが、私はほとんど同じはずです。まあ、オンラインの記録は参考記録かなあ。不正行為しているしているひとは1％以下と思うけど、単にオンラインで強くてもライブで強いとは限らないんですよね。環境が全然違うんで。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

自分がある国ではバッフルボックス使ったりケアするのも、不正行為される可能性を防ぐため（きっと１％以下）、というよりも不正行為されるんじゃないか、と考えることによって自分の集中が乱されるのを防ぐ、ということが大きいです。

Masayuki Mochizuki @bgmochy

.@BackgammonAceでの私のエラーレートは通常で2.5、スピードギャモン（3分）で2.8です。ライブより若干いいですね。ただ、Aceでは解析ソフトが違うし、エラーレートがよくなる演出とかもあるので、誤差の範囲かと思います。backgammon.heroz.jp/games/users_ga…

TANIDA, Kunihiko @kunihik_dartani

将棋界が騒がしいみたいだけど、最近Chess Olympiadでもソフト使用疑惑で判定負けとか、その手の話が頻発してるみたいなのだけど。こういうのを聞くと常に思う。オセロで起きたことはその後チェス界将棋界、はては囲碁界でも必ず起きる。もう少し業界の横のつながり強化してみては?