人造昆虫カブトボーグV×Vについて

カブトボーグ全52話の視聴感想を予定しています。本放送時にwikipediaでのカブトボーグを編集し続けてきた程筋入りのボーガーです。本放送からもうすぐ8周年を迎えると言う記念すべき時を前にもう一度全話振り返ることへと挑みます。 ※最初は試運転のつもりで16、23、30、48話から視聴しています。
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七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして世界大会編はフリーオプション第29話、お客様は神様なんだーの第31話、準々決勝ベルギーチョコの第32話と見どころが多い話が多発。第33~39話は敗れたリュウセイさんにとってリハビリという意味もあり精神攻撃色の薄い話が多いが……

2015-10-11 11:17:33
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

その中では今まで以上に強くなったジョニーが正攻法でリュウセイさんを追い詰める燃え回第36話、第20話に続いてリュウセイさん復活とも言える操に対しての強烈な傍若無人な武勇伝第38話が個人的におさえたい話かもしれない。

2015-10-11 11:18:18
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして4クールだが前半は実験的な手法が取り入れられたエピソードが多い。夢オチ無限ループの第40話、シドニー・マンソン第41話、劇中劇カブトバトル第42話、カブトボーグ否定の第43話などなど。この中では第41、43話が秀逸。

2015-10-11 11:19:21
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そしてジョニーとの決闘第46話を過ぎてから、第48話以降リュウセイさん達がボーガーとして虚構の世界で戦う事に限界、挫折を描いて虚構の世界から別れを告げて現実の世界を歩きはじめる……いや、本当に起伏に富んだ野心とドラマに満ち溢れていた作品だ。

2015-10-11 11:21:05
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

いわば、ホビーアニメのお約束的な要素から脱却して、独自ともいえる虚構の世界を構築、そこから虚構の世界から決別して、現実の世界を歩むことで、ホビーアニメにおけるリュウセイさん、勝治、ケンの3人が現実の世界で自分なりの生き方を決めて歩き出す結末へたどり着いたと

2015-10-11 11:22:47
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

これだけ書くとカブトボーグってギャグじゃない。お約束の虚構の世界と現実の世界の作風を織り交ぜながら、リュウセイさんが子供には希望しかない姿勢から、親子の戦い、挫折と克服を織り交ぜて現実の世界へ大人として歩み出すシリアスなジュブナイルものだったとも。

2015-10-11 11:25:10
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

リュウセイさんは虚構の世界で頂点を極めた後現実の世界へ連れ出されてからは、現実でも同じ道を歩むと誓った 勝治は虚構の世界からふとしたきっかけで現実の世界へ目が向き、世界の違う少女を助けるために全てを捨てて虚構の世界と別れた

2015-10-11 11:27:50
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

ケンは虚構の世界へ飛び込もうとしても成し遂げられず、現実の世界で生きていくことを選んだ。 ビッグバンは現実世界の悪に子供達が戦う為に、虚構世界の悪役を演じたが最終的に現実世界の悪を演じるまでに至った。「息子の笑顔を取り戻し、さらにそれを踏みにじる!」という信念で……。

2015-10-11 11:30:05
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして笹本は地味ながら終始正義を愛しながらも悪を演じ、そして本当に成らざるを得なかった戦友における懐刀を演じ続けた。 ロイドさんは(時々危うかったが)戦友二人を敵に回す芝居に徹しながら、子供達の良き保護者役として見守って導く姿勢を取った。

2015-10-11 11:32:06
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そして山田一郎は現実の世界を嫌って虚構の世界のボーガー・ジョニーを演じながら、虚構の世界の天才リュウセイさんに対して凡人であってもどこまで食らいつくかハングリーな姿勢のライバル役を演じきったとも。そしてその彼が現実の世界の自分を認めて虚構の世界から解き放たれて力尽きていくと……

2015-10-11 11:33:58
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

特に印象深いボーガーの生き様としてはこの7人だろうと。彼らのキャラは(笹本以外)ぶっちゃけ外道だったり、心臓病で死んだり、暴走したり、威厳がなかったり、仲間を売ったりとまぁ色々やっている一方で、シリアスな意味で演じた役割に対しては本気で生きていたような気もするのだと。

2015-10-11 11:35:42
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

いわば、おバカなようでくそ真面目という奴かもしれない。カブトボーグが全体を通しておバカをやっている作風なのだが、それも狙ってやっているようなものである意味くそ真面目にやる事を理解したうえでおバカを演じて、時折真面目を演じていたとも。

2015-10-11 11:36:51
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

カブトボーグが仮におバカ一辺倒だとしたらそこまで惹かれていなかったのかもしれないし、今見ても左程反応していなかったのかもしれない。そして今見るとカオスな面の味わいもさながら、意外と真面目でシリアスな部分に惹かれていた。或いはボーグ脳に犯されていたのかもしれない。

2015-10-11 11:38:14
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

という作品なのかもしれない。過去に何周かしていたが今ようやく全話の感想を書き終わった事がカブトボーグとの出会いから8,9年目でようやく果たされた事なのかもしれない。正直今まで書いた視聴感想の中で1番燃えている気分で書いてた。これは多分間違いない

2015-10-11 11:39:29
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

いや、本当よくここまで書いたと自分ながら。疲れたけど多分私は”ボーグバトル”ヲ愛スル者ヲ愛スル者デース、ブッチャケ一生通シテ。

2015-10-11 11:40:25
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

もしかしたらまた第1話から見直して書いているのかもしれない。そんでもって多分私が墓に入る時にはカブトボーグのDVD全巻を一緒に埋葬してくれたらいいなーと親戚に頼む事にする。リアルタイムもそうだったけど今でも、多分死ぬまで私はボーガーだ。素振り30000回出来るかわからないけど。

2015-10-11 11:41:37
七井史門(ステップジュンが面白い) @7ishimon

そんな訳で人造昆虫カブトボーグV×V全52話の視聴感想、これを持って終了といたします。カブトボーグの後には「超音戦士ボーグマン」の視聴感想を始めようかと思います。ぶっちゃけ”ボーグ”繋がりでこれはやろうと考えていた(作品は別物だけれども)

2015-10-11 11:42:58
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