阿部知子さん「予防接種行政について〜子宮頸がんワクチン副反応」

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2015年 4月 15日、衆議院 厚生労働委員会、阿部知子さんの 質疑。 pic.twitter.com/FuCCYBziEL

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子宮頸がんワクチンの 問題について、この 件については 本日が 初めての 潮崎厚生労働大臣への ご質問になるかと 思いますので、よろしく お願い申し上げたいと おもいます。(阿部知子さん)

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大臣には すでに ご存知とは 思いますが、この 子宮頸がんワクチンの 接種事業というのは 2010年の 補正予算で、緊急な 促進すべき 事業として、この会 全会で、衆議院では 全会一致でございまして、(続)

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賛成をして 開始されたもので、実際には 2010年の 11月から 接種が 始まっております。(阿部知子さん)

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その後 迅速に、事業という 形で やるよりは 定期接種、予防接種法に 則ったものとして やるべきだということで、2013年の 4月には 通常の 予防接種法に 則って 行なわれている 接種で ございましたが、(阿部知子さん)

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(訂正) 潮崎厚生労働大臣 → 塩崎厚生労働大臣

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定期接種になる 以前から 副反応の 報告が たいへん 多く 上がりまして、定期接種になって 2ヶ月で 積極的な 勧奨は 中止、積極的に 打つことを 薦めることは 中止という 判断を、厚生労働省は 迅速だったと 私は 思いますけど、なさって 今日に 到っております。(阿部知子さん)

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その後の 作業が 迅速かどうかということ、特に 実態把握、被害救済、そして 実は これ 予防接種行政への 信頼にも かかわりますので、そういう 部分で ぜひ 塩崎大臣にも ご尽力を いただきたいと 思い、質問させて頂きます。(阿部知子さん)

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まず 大臣には この 子宮頸がんワクチンで よく 被害が 起きたというふうに 少女たちが 訴えておられますが、お母さん お父さんも、その 内容というか、いったい どんな 訴えが あるのかということを 大臣なりに ご存知でしょうか。(阿部知子さん)

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テレビ朝日などで よく 報道されておりますが、お忙しいから 見ておられないかもしれませんし、どんな 被害実態が いわれているのか、ちょっと 大臣の 言葉で お願いいたします、省庁じゃなくて 大臣の 言葉で。(阿部知子さん)

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塩崎恭久厚生労働大臣 pic.twitter.com/gOVQuvA319

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実際に 私も あるところで お嬢さんが この 副反応で 苦しんでおられる方と、親子で お目にかかったことがございます 直接、ですから お話を 聞きました。(塩崎厚労大臣)

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もちろん どういう 症状なのかというのは 以前から 聞いておりますし、疼痛、あるいは 痙攣などが 起きておられるということで、悪い ケースの 場合には 学校を 休まなければいけない、休学を しないといけないというぐらい、(続)

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場合によっては 退学が あるのかもわかりませんが、そのくらい 重症な 方も おられるというふうに 聞いているわけでございます。(塩崎厚労大臣)

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私は 実は 小児科医になって 40年 たつんですけれど、予防接種は いろんなものに 関わってまいりました。(阿部知子さん)

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しかし、正直なところ かほどに この 子宮頸癌ワクチンほどに、ある意味 多彩な 症状を 訴えてこられる 副反応の 事例というのは、これまで 経験が ありませんし、また 摂取してから 2年も 3年も たって、(続)

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訴えが 上げられるということも、経験したことが ないわけです。(阿部知子さん)

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そこで やはり 一人の 医師としても、また 政治に 関わって、これ 国会で 決めたことですから、きちんと 先ほど いった 実態の 解明や 被害救済に 関わらねばいけないだろうと 思って、先の 田村厚生労働大臣の 折にも 質問させていただきました。(阿部知子さん)

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つい 先だって 被害者の 方たちが ワクチントークという 会を もたれて 集まってこられているなかで 紹介された 事案、簡単に お話をして 皆さんに 共有していただきたいです。(阿部知子さん)

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この方は 2011年の 中学 1年生のときに 10月、12月、3月と 3回の 接種を なさっていました、サーバリックスであります。(阿部知子さん)

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1回目の 接種の 比較的 直後から、うずくまって 身体を 抱え込むような、それも 押入れのなかに 入ってというような、普段 見られない 行動が 見られて、お母さんも ちょっと ご心配を されていて、そのときに 実は 保健センターに 電話を されまして(続)

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「これ、副反応は 大丈夫でしょうか」と お尋ねになったそうです。 そうしたら 保健センターは「副反応は 3万本から 5万本に 1本ですので、ありません」というふうに お答えになり、(阿部知子さん)

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引き続いて 12月と 3月に 接種を 受けられましたが、くり返し そういう 体育座りといって、座ってしまって 頭を 抱え込むというような 症状が くり返し 見られて、お母さんのほうも「もう これは やっぱり 何か ワクチンの 関係かな」と。(阿部知子さん)

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そして 中学 2年になりました頃、足首や 腰の 痛みを 強く 訴えられ、中学 3年になると 覚えていたはずのものを 覚えていない、忘れやすさ「なんか 記憶が 悪くなったんじゃないの」と 思うような 事態が 起こり、(阿部知子さん)

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続いて 高校には 入学されましたが、その 6月から 後頭部の 痛み、手足の しびれ、7月には 痙攣というふうに 相次いで 症状が でてきて、お医者さんを 何軒と 回った 結果、免疫性の 脳炎だといわれて、そこから 治療が また一段、(阿部知子さん)