カンヌでの「クールジャパン」の愚劣。政府が莫大な費用を投じて恥ずかしい日本を宣伝。

ヒロ・マスダ / Hiro Masuda @IchigoIchieFilm

「内閣総理大臣がロケ誘致を閣議決定しました」各省庁が無数の理事がいるわけのわからない傘下の法人作って年次行事の関連予算拠出の口実、政府に近い旅行代理店と世界各地を回る海外PR、おまけに「日本の撮影はクルーに残業代がかかりません」、広告代理店の数千万の公共事業、日本企画さえ日本敬遠

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映画ビジネスの厳しさ「グローバルモデルのイノベーションで日本を再生」と公的資金６０億円で映画会社設立。既に１１億１０００万円投入。企画４本（うち２本は５億円のインディ）これで日米オフィス、２年で渡り歩く産業革新機構役員、経産省の天下り職員の給与をどう回収するのか？全て国民へのつけ

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「どうやらこんなものがいいらしいという仮説」起業する際の何をするか経営ビジョンがなくとも役員報酬、天下り出向だけは決まる「日本産業再生のため」と公益性、革新性があるクールジャパン事業、中身は天下り監督官庁の経産省課長が政府委員会で経営実態を偽る説明をする公金横流しクール万歳詐欺。

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株式会社ALL NIPPON ENTERTAINMENT WORKSの検証：官製ファンド産業革新機構を使ったクールジャパン映画事業にみる腐敗と天下り wp.me/p6ECu-Cj

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ALL NIPPON ENTERTAINMENT WORKS：設立から３年、６０億円公的資金運用の企業ガバナンスと政府チェック機能のモラルハザード wp.me/p6ECu-ND

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英国の映画支援、助成対象は地元映画産業で働く人の人件費、雇用機会、収入に当てられる。反対に配給、宣伝は対象外。日本政府支援の場合映画、アニメで働く人は二の次三の次。まず目的不透明な自分たちの為の謎の法人、会社設立ウハウハ、「日本は凄い、あとは売り方」大手企業、代理店への営業補助金

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作品だけでなく、ロケ地発信はこういうところからすでに始めっている。また大きいのは産業に向けての発信。台湾はこういう国際企画の撮影を今後もこなせます、またスコセッシ監督のような監督の「素晴らしい体験だった」というメッセージ。日本語の日本時代劇のアドバンテージでも誘致できない日本

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「何をやるわわからないで組織を設立されました」（国交省）１０年、２０年と税金でなんとか行政法人を作りました、理事を決めました、海外PR行きました「日本での撮影においてはクルーが長時間、深夜労働やります。おまけに残業代もかかりません」無料の残業代が魅力だなんで意思決定に働くわけない

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ロケ誘致を内閣総理大臣が閣議決定→「何をやるかわかりませんがこれを口実に税金を使いますよ」の程度。成果がなくとも毎年予算が消化されれば満足。まるで日本の産業を陥れるような海外PRをした組織も理事も皆安泰、なぜなら税金を使うまでが仕事。数千万円の無意味な電通への公共事業しかり

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６０億円の公的資金で監督官庁天下りのクールジャパン事業映画会社設立より、日本の時代劇に数十億円ビローライン製作費を生むプロジェクト誘致し多くの雇用、経験を生み、関連消費、さらにはロケ地発信を生む方が明らかに日本のエンタテイメント産業再生になる。税金の額ではなく完全に使い方の問題

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「（Netflix製作）マルコ・ポーロのようなの大規模、複雑な撮影はどの土地でも困難なものです。マレーシアパイウンッドスタジオのスタッフは事前の大作経験はないですが、仕事をこなしてくれました」 マレーシアはここに至るまでの準備がある。インセンティブ、インフラ整備、人材育成を実施

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マーティン・スコセッシ監督「沈黙」遠藤周作原作、日本語の日本の時代劇。数年前から製作側は日本でオーディション、ロケハンも実施。日本国内では内閣総理大臣がロケ誘致を閣議決定。様々な関連法人なども作られ、海外PR、電通への公共事業など実施。無駄な税金と月日が費やされても誘致できない。

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それでいてこの結果なら関わって人たち全員クビでもいいくらい。しかし関わった全員は産業未来に関係なく、その未来にすらいない人で何も困らない人たち。正しい目的、それに必要なことを怠り、「ロケ誘致」が単なる税金執行のコピーでは当然国際競争には勝てず「沈黙」でさえこうした結果を招く。

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「日本誘致のメリットはクルーは長時間、深夜労働ができます。おまけに残業代かからないことです。いいでしょ？日本に撮影に来ませんか？」ジャパンフィルコミッション理事。のこのこ海外のイベントに出向いて自分の国の無償労働力を宣伝。政府レベルのバカPRは産業で働く次世代の人にまで影響する事

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「日本はコスト高、政府支援なし、撮影には向いていない国」これが今の日本についての説明、次世代の人はマイナスからのスタート。これだけロケ誘致に関する流れが変貌する時代に、誰も使えない日本が使えるようになるまで待っていてくれない。いくら国内の政府会議室でクールだ、万歳と叫んでも。

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２０１５年カンヌ映画祭出品作品の予告編リスト bit.ly/1J6VkQ8

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２０１５年カンヌフィルムマーケットにおける通貨問題：ユーロ安によりヨーロッパ圏への販売がリスクとなり参加者が減少「市場は不健康。通貨安により多くの地域でお金を失っている。日本、ロシア、ヨーロッパは酷い。今成長を見せているのは中国だけ」variety.com/2015/film/news…

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.@uma_mikakudo 今回の問題で「何で映画産業だけに税金を使うんだ」という批判は当然だと思います。映画産業も「俺は映画様だ、文化様だ、支援されて当然だ」というような態度ではなく、少しでも映画の力を自分の国に役立てるかという意識を持って理解を求めていく必要があると思います

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「ウルヴァリン」は日本ロケに５億円を消費、主演のヒュー・ジャックマンは富士山、寿司、新幹線などを「スバラシイ！」とSNSで発信。実支援制度がないならせめて日本で撮影したら、日本市場で売れますよ的にPR支援でもすればよかったのに。タイアップ効果もあったと思う。

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日本政府はここ２年でクールジャパン表彰とやらでハリウッド映画を表彰。映画公開とは全く関係ない時期にLAの日本大使館で行う。この世の中誰も知らない。第一回は中国ロケの最新作公開前の「トランスフォーマー」昨年はカナダロケの「パシフィックリム」英国ロケの「オールユーニードイズキル」

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「日本は凄い」「日本大好き」だけでは映画のビジネス、とくにお金を出す意思決定には働かない。日本でロケしたら製作費が抑えられるか、日本でロケしたら世界に売れるか、日本で売れるか。別にビジネスと関係ない時期に「日本政府からクールジャパン表彰状貰えるから日本の物語を描こう」となる訳ない

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「クールジャパンだからアメリカでジュニアメジャー映画スタジオになれる」公的資金６０億円の映画会社、始まる前から全くでたらめの話。戦略もなにもなしに経産省天下り、官製ファンド取締役報酬だけは決まる。３年で利益を出します、３年後当事者はさよなら。借金だけが国民になすりつけられる。

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日本のエンタテイメント産業が直面している表現規制： 右翼の声による映画公開自粛、メディアへの圧力、右傾化による表現自主規制を強いられているなどを紹介。 j.mp/1L52jIi これはこれで少し偏った書き方に思えるけど、でも事実そういう面もあると思う。

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「政府からの直接的な圧力はありませんが、日本においてプロデューサーは福島などの困難な問題を描くことを自主規制している面はあると思います。原発について語ることは憚られていると思います」東京国際映画祭プログラミングディレクター。

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「東京国際映画祭は政府からの助成が出ていますが、独立性を保つべきだと思っています。映画祭としては勇気を持って論議のある映画でも上映していきます」 東京映画祭はチェアマンの会社からの独立性確保も必要。海外ゲスト呼ぶオープニング作品が一般試写後、近日公開予定の作品と私物化だったり