後藤祐一議員の発言は要約すると「何人凍死したら掃海作業をするのか?」だった?
後藤議員「これは石油を求めて戦争を可能にする法案でしょうか。だとすれば太平洋戦争の時に石油を求めて戦争した、あれときわめて近い。」 / この議員は国民が生活のために代金を払った石油の輸入の安全と、日帝が支那事変を起こしてABCD包囲網が実施した対日禁輸との区別もつかないのか。
2015-05-29 21:57:28うん、だからこれはひとつの見識なんだよね。それを自分のものとして一貫して主張し体現できるならば。 twitter.com/nonukeiamnotab…
2015-05-30 08:53:59それでも、殺しに行くよりもマシ。殺し合いを煽る方が最悪。 twitter.com/kazutomi/statu…
2015-05-30 06:24:37ただ、後藤議員の主張は、私が聞いたところ、こうだった:石油不足で日本人が多少死ぬくらいなら、ホルムズ海峡に自衛隊を派兵して機雷掃海すべきでない、と。
2015-05-30 08:55:47人を守るためには人を傷つけなければならない時がある。これは真実だと思う。もし絶対に人を傷つけてはいけないのなら、人を守ることができない場面が発生する。
2015-05-30 09:01:13機雷掃海自体は人を傷つけない。他国軍がそれを妨害すべく攻撃したら自衛隊員が殺されるかも知れない。それを守るためには反撃せねばならず、それによって他国人が死ぬかも知れない。だったら、機雷掃海をせずに石油不足で死ぬべきなのか?
2015-05-30 09:02:23自分の愛する人(恋人でも子供でもいい)が通り魔に襲われて、そこに警官がかけつけて、射殺しなければ殺人は免れないというとき、自分が愛する人が殺されてもいいから、通り魔を殺してはならない、って言えるのかな。
2015-05-30 09:04:09外洋を船で航行しているとき、海賊に襲われて、そこに自衛隊がかけつけて助けようとしたとき、自分たちはどうなってもいいから海賊を攻めるな、って言えるのかな。
2015-05-30 09:05:10そういう、命を守るときに命を傷つけなければいけない場面があることを認めつつ、それでも自分あるいは自分の愛する人が死ぬ方を(理想としてでなく、実際に)きちんと選べるなら、それはそれで評価する。
2015-05-30 09:06:34警察とか軍に命を救われたケースで、難に遭った人が救われた後のコメントで、警察は自分を救うべきじゃなかった、って言うのを聞いたことがないんだよな。だから、一貫して言える人ほとんどいないんじゃないかって思うんだけど。
2015-05-30 09:25:52私、てっきり、護憲左翼は先の戦争を「日本が世界を征服するために起こした」と考えてるんだと思ってたんだよ。でも、石油を取りに行ったって知ってんじゃん、っていう。
2015-05-30 10:14:15あの戦争の大事な教訓のひとつは、「資源やエネルギーの供給を絶たれると、国民を殺さないためには武力で他国のものを奪いに行くことになる、でも日本の国力で(近隣ならともかく遠方で)それやるのは無理」ってことだと私は思ってるんだよね。
2015-05-30 10:17:00先の戦争で、日本への供給を絶った決め手になったのは、アメリカの禁輸。で、現代においてシーレーン封鎖(を許す)って、それに当たると思ってる。だから、戦争をしないためにはシーレーン封鎖を許してはいけない。
2015-05-30 10:19:56アメリカの場合は支配者の権力による禁輸だったから、それを解くためにはアメリカという国を戦争で負かさないといけなかった(無理だからアジアに出てった)けど、機雷封鎖は実力で掃海して警護すればいいから戦争まで行かないってのが状況的には助かってる。
2015-05-30 10:21:32ところが、後藤議員の話を聞いてると、日本は先の戦争で石油を求めて他国(植民地)を侵略した、そのように石油を確保するために武力を使うのは恥ずかしい(!?)みたいな論理で、それ自体よく分かんないんだけど、結論としてシーレーン防衛のための掃海は否、ってなるんだよね…
2015-05-30 10:24:09同じ戦争を経験して、しかも石油が問題だったと思ってるのに、結論が変わってくるのがとっても不思議で面白いなぁと。その謎の論理を追うだけの気力はないんだけど (^^;;
2015-05-30 10:25:26