日本語は特殊な言語か?

そして特別難しい言語なのか? そもそも「他と似てない≒難しい」は言えるのか? 更にそもそも「言語が似てる」とは何か?
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buvery @buvery

togetter.com/li/852795 言語学の人が、日本語の特徴は他の言語にもあると言っていて、特殊性は漢字に由来するから、中国語と同じと言っているが、日本語の特殊性は、音韻システムと、文字システムの『組み合わせ』にあるのだから、個別にみれば特殊でないのは当たり前。

2015-07-27 07:19:20
buvery @buvery

ソシュールの言語学講義をみても、シニフィアン、シニフィエの定義に『文字』は入っていない。印欧語が音節が多く、音声言語だけでも成り立つから、いかに文字が軽視されているかがわかる。

2015-07-27 07:22:52
buvery @buvery

音声のみの言語を前提とした分析で、日本語が特殊でないのは、当たり前。漢字が要らないような簡単な内容であれば、日本語は発音も文法も非常に易しい言語です。特に、会話では文脈が共有されていることが多いので、言葉そのものとしては非常に簡便な会話ができる。

2015-07-27 07:25:03
buvery @buvery

子供に日本語と英語を同時に教えると、日本語の方が圧倒的に簡単です。やってみればわかる。文脈がわかっているような、家の周りのことなど、日本語は簡にして要な表現が容易にできます。

2015-07-27 07:32:04
buvery @buvery

また、英語の初等教育では『親による読み聞かせ』が重視されるのですが、日本語では『子供による本の朗読』が重視されるのも、視覚言語としての日本語の特性が原因です。漢字が読めないと、日本語はわけが分からないからね。

2015-07-27 07:33:30
buvery @buvery

英語では、言語を使うことを、安易に『speak、話す』ということで代表させます。だから、英会話など重視していますが、日本語は『会話』など言語の一側面でしかなく、視覚言語(文字言語)としての漢字が絶対に不可分な要素としてあります。

2015-07-27 07:36:14
buvery @buvery

だから、日本語をよく知らないような子供が英会話などしても、軽薄な会話で終わるだけです。

2015-07-27 07:37:10
アニ @gorotaku

いよいよ何が何だかわからんな。せめて客観的な根拠プリーズ。

2015-07-27 08:36:36
アニ @gorotaku

まず、「日本語は『会話』など言語の一側面でしかない」という点がわからなくて、そしてそれが英語とは根本的に違うのだという点がわからない。「文字体系の性質が異なる」っていうのを超えたなんか壮大な話してるわけでしょ。根拠は何でしょうか。

2015-07-27 08:39:20
ウギャーさん(@オフィスぴの吉) @uger_san

そう言えば、こちらでも「トルコ語どう?難しいでしょう」と確認してくる現地の人が多いのが最近少し気になってる。難しくない言語はないのでそうですねえと空気も読みつつ返事するんだけど、これはどういうことなのかな。自信ないのかもね。全員じゃないにしても、こちらの人たちも。

2015-07-27 14:45:41
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

.@buvery 中国語、日本語、朝鮮語どれをとっても、漢字一文字は語ではなく、精々形態素に過ぎないので洗濯など用例の少ないものの【『字』の理屈】は失われていきます。また、二字以上の語なら同音異義による錯誤は少なくなり、頻用の語に限れば欧州語と大差ないところまで絞れるでしょう。

2015-07-27 17:34:15
buvery @buvery

この二つとも、わたしは同意できません。RT @temmusu_n: 中国語、日本語、朝鮮語どれをとっても、漢字一文字は語ではなく、精々形態素に過ぎないので洗濯など用例の少ないものの【『字』の理屈】は失われていきます。

2015-07-27 17:35:34
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

.@buvery 今ある日本語の書記体系は歴史的な所与であり、日本語が第一言語の人はこれを通してしかまとまった思考を訓練することができないというのは事実ですが、複雑な体系を大人しくさせて困っている人を減らした方が良いという論点は可能です。

2015-07-27 17:42:07
buvery @buvery

日本語の識字率は世界でも有数だから、複雑な体系が使い勝手が悪いとは思いません。日本語の簡単な音韻システムを変えずに多様な語彙を作るには、視覚言語にするのが一番すぐれた方法だと思います。RT @temmusu_n: 複雑な体系を大人しくさせて困っている人を減らした方が良い

2015-07-27 17:58:01
buvery @buvery

例えば、英語の書記法など、歴史的結果なだけで無茶苦茶です。特に、簡単な言葉ほど、規則に従っていない。じゃ、それを規則に合わせた方が良いのかというと、そうとも限らないのじゃないかと思います。@temmusu_n

2015-07-27 17:59:59
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

.@buvery しかし音声言語ではkのないナイトと指定しないと夜が伝えられないということはありませんね。書記言語でも事情は同じと思います。niteとかくことへの抵抗は慣れと見栄の問題と思います。つまり初等教育で教わったやり方と今そう書いたら無教養と思われるという。

2015-07-27 18:08:25
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

次からメンションを外します。フランス語だと語末のtとsしか違わない同音異義語が困難なく区別されている例もあります。完全に音声に忠実な書記体系は不可能ですが、複雑さ、不規則さは一般的には減らす方が、書記言語の習得は容易になると思いますよ。@buvery

2015-07-27 18:14:33
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

さらに、文脈だけでは区別しにくい同音異義語は、言語自体が淘汰する働きも持っています。学校の区別で私立と市立があり後者はいちりつという区別のための読みを臨時に与えられることもありますが、最近は公立に置き換わっているように見えます。公立は国立を含まなくなるということも。

2015-07-27 18:19:10
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

英語でnightとknightの違いに触れましたが、確かに異綴や黙字は書記体系に役立っている場合もあるでしょう。日本語だとカタカナと平仮名を適度に組み合わせて、口語的文章ですでに行われている例もあります。小池一夫氏のカタカナのンとか、ネタばれやムカつきのような境界マーカーなどで。

2015-07-27 18:24:46
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

福沢諭吉は演説という語は自分が作ったといっていて、最初は演舌と書いてみたが舌だと下世話なので説に改めたそうです。(記憶に頼り文字通りではないかも)。説をゼツと読む例はかなり珍しいと思いますが、これなんか明治の翻訳語でも字の理屈より音の理屈が優先された例としてみるべきと思います。

2015-07-27 18:31:21
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

文字表記が句読点の代わりになる例として、助詞のは、へ、を、を挙げるべきでした。さらに昔は変体仮名が句読点まがいに使われていました。散漫に例示しましたが、音声言語に忠実な文字表記へと改革することは、継続的な意志があれば、日本語でも可能でしょう。朝鮮語でも最低50年はかけました。

2015-07-27 18:38:07
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

先進国の識字率は大体似たようなものですbit.ly/1HfwNpZ。書記言語に人工的な規範が多いという仏も、移民など英語自体が不自由な人の多そうな米も、日本との違いは1%以下です。語だけ学習するコストと字も学習するコストを比較するには難しいですが、続@buvery

2015-07-28 00:02:03
天むす名古屋 Temmus 𓃠 @temmusu_n

単純に何歳まで新しい字を覚え続けるかを考えれば、日本が高い識字率を維持するコストは結構高いと思われます。また、識字と認定されるレベルが低いという可能性もあります。鈴木義里『日本語のできない日本人』には高校生の漢字レベルのお寒い状況が書かれています。仏と大差ないという気さえします。

2015-07-28 00:08:22
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