アナザーストーリーズ　運命の分岐点▽チェルノブイリ原発事故　隠された“真実”

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そんなこんなやっているうちに、1100km離れたスエーデンの原発で、チェルノの事故発覚。 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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職員が出勤したら線量感知器が発報／気象データから、ヨーロッパの東にある原発だと分かった／世界自由に知れ渡った／ソビエトと覇権を争うアメリカは軍事衛星の写真とか使って分析 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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日本のニュース報道の声「アメリカの情報担当者は、炉心の溶融がすでに起きたかすでに起きつつあると話しています」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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チェルノブイリ原発事故では、炉心溶融発生間もなくニュースで伝えてました日本のメディア、と。 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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あ、これ、事故の3日目ぐらいだそうです。チェルノのメルトダウンだす報道。 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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その頃、ソビエトの新聞は片隅で小さく原発事故を伝えた「復旧のための措置が取られることになる」／放射能という言葉はどこにもなかった。 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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夜のソビエト国営テレビニュース「チェルノブイリ原子力発電所で事故が発生。一つの原子炉が損傷しています。事故の拡大を防ぐために対策を実施中。被害者の救助が進んでいます。政府の委員会が設置されました」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故 一斉避難までの35時間

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”これで終わり。やはり放射性物質の拡散は隠された。しかしこの隠蔽は、最高責任者ゴルバチョフの立場まで怪しくしかねないものだった。” BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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なぜなら当時、ゴルバチョフは国民にある約束をしていたから。ゴルバチョフさん（当時）「グラスノスチ（情報公開）が無ければ、民主主義もありません」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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「その情報公開がなぜできないのか。実は、政府の一部の人間が情報を隠そうと画策していた」

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あ、これ、ソビエト（今のロシア）の原発事故のことだそうです。 BSプレミアム

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情報が伝わってないゴルバチョフさんに「放射能ヤバくね」って極秘レポートを渡したジャーナリストのウラジーミル・グバレフさんが取材に行く前の話し。グバレフさん、当時を振り返る「私は政府高官に電話をかけ、チェルノブイリに行く許可を求めました」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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グバレフさん「すると彼は、"事故のことは忘れたほうがいいというんです"。記事にするつもりなら、党員章をを置いていけとね。しかし、私は彼に言ったんです、”隠し通すことなんか不可能ですよ”。すると彼はまた、”なら党員章を置いて行けというんです”」BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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日本の福島原発事故では、マスメディアの社内規則で福島原発の近くに行っちゃいけないことになっているとか、休日取って取材に行ったとか、結局会社辞めてフリーランスになった人とか、マスメディアの中で取材を続けている人がいます。国が望む通りの記事を作る人もいます。

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この日、ゴルバチョフが出た会議で、事故の状況を一番よく分かっているはずの原発担当大臣がこう発言した。「チェルノブイリでは何の問題も起きていない」／長年ソ連の原子力開発を一手に担ってきた人と、原子炉を設計したソ連科学アカデミー総裁が会議に出てた。 BSプレミアム チェルノブイリ

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ソ連科学アカデミー総裁は当時80才超「二人は、アンタッチャブルな存在だった」 当時のインタビュー「アマテラス（神様）ですよ。ソビエトの体制を支えてきた2人の神様を相手にするようなものです」（ｱﾏﾃﾗｽだけ聞き取れたw） BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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ジャーナリストのグバレフさん（当時、プラウダの科学部記者）は、独断で現地入り。「サイエンスジャーナリストとしての意地があったからだ」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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グバレフさん「私はそこに行かなければならなかった。ただ本当のことが知りたかった」／その頃には世界中で騒ぎになっていた「事実を隠せば隠すほど、憶測が憶測を呼び始める」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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モスクワで取材を続けてた当時のNHKモスクワ支局長小林和男さん／街頭インタビュー「チェルノブイリ事故を知ってますか？」「事故の情報がすくなすぎませんか？」／町の人「何が起き、どう対応しているか分かれば十分ですよ」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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小林さんは、モスクワの人達の本音を感じ取っていた。「ロシアでは情報の裏を考える。新聞が収束に向かっている、対策は十分だと言っているとき、国民は、はておかしいぞと思い始める。昆布の缶詰が売れ出した。普段は食べないから売れない。」BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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当時のNHKモスクワ支局長小林和男さん「放射能ヤバいらしいぞと。市民レベルで言うと、正しい情報を知らされないっていうことがいかに不安を呼び起こし。結局はゴルバチョフの信頼に関わってくるわけだよね。」BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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”そして、チェルノブイリからわずか100kmしか離れていないキエフで、ことは起こる。事故から6日目共産主義国家の祭典メーデーでにぎわうキエフでマズい事実が発覚した”

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チェルノブイリから100kmのキエフで「共産党上層部の子供達だけがメーデーに参加していないという。実は、放射能をおそれて、もう町から逃げだしていたのだ」 BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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ものすごくたくさんの人が参加している、当時の様子。それを見ていたお医者さんがいた。「事実を聞きつけた人たちが、共産党員用の切符売り場に殺到していました」BSプレミアム チェルノブイリ原発事故

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事故から一週間後、キエフはパニックに。みんな逃げようとした。当時を知るお医者さん「家畜も避難してとても怖かったです。BBCやスエーデンから流れてくるラジオがパニックを加速させたのです」BSプレミアム チェルノブイリ原発事故