【ガチ学習シリーズ】新・学問ノススメ~お子様の教育環境へのアドバイス

ちょっと今回は毛色を変えて「お子様の教育」についてのアドバイスです。ただ「勉強しろ」では、なかなか効果があがりません。 ガチ学習シリーズ→http://togetter.com/li/857550 【補足】今回は「習い事」や「部活動」、「芸術」についての話が入れられませんでした。(入れ忘れたともいう)これらについては後日追記します。
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Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

漫画・アニメ・ゲームなども、勉強時間に侵食しない程度は許容した方が良い結果を招きます。学校でそれらのことを友達と話すことで「自分の気持ちや考えを表現する力」や「要約して伝える力」「習っていない知識」が身につきます。「習っていないからできません」が通用するのは高校までです。

2015-09-01 00:25:51
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

社会人になったら「できない」「知らない」ことそのものが問題になるのは、よくご存知の通りです。自分から調べ、解決することを求められますから、その習慣を身につけさせましょう。特にホワイトカラーの方は、受験の頃より社会人になってからの方が勉強の効率は良い筈です。

2015-09-01 00:28:13
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

環境についてもうひとつ。「子供に悩み事を抱え込ませない」ことです。勉強に集中できなくなります。夫婦げんかだとかDVとかもっての外。学校の環境も問題になり得ます。いじめがあるなら学校に苦情入れる前に証拠集めて弁護士連れて警察です。恐喝・強要・暴行。立派な犯罪行為です。

2015-09-01 00:28:24
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公立小→公立中→公立高→国公立大の進路でよければ、この大方針で十分でしょう。ただし、中学受験を考えるならば、塾の利用も含めて長期計画を立てるべきです。以上、学習環境の整備についてまとめました。今回は異論も多そうですが、ひとつ言えることがあります。

2015-09-01 00:28:42
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これ以外の方法は誤りというものでもありません。親御さんの数だけ方法はあるでしょう。また、これらの方法が絶対という訳ではありませんが、少なくとも何人かの成功事例を確認しています。(失敗事例はありませんでした。)

2015-09-01 00:29:06
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成功事例の1つを紹介すると、高校三年で自宅学習の時間が三時間しか取れない状況で、センター試験の国語・数学IA・数学IIB・化学・物理で満点、旧帝国大学理系の前期ニ次試験(英語・物理・化学・数学)で満点(現役)という事例があります。この程度までは到達できます。

2015-09-01 00:29:32
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最後に、いくつかの補足をしておきます。推奨ではありませんが、今思い返すと役に立っていたなと考えられる、私の体験です。まず、小学校二年生ほ掛け算の九九。当時のカリキュラムでは二ヶ月がかりでしたが、私の場合は祖母に命じられて一週間以内に全て覚えさせられました。

2015-09-01 00:29:43
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そして、一週間後からは、全部正しく暗唱できるまで夕食は保留でした。まあ、今の一般的な感覚ではあまり褒められた方法ではありませんが、結果的にはクラス内では一番早く覚えられたのは確かです。育ち盛りにはいささか辛いものがありましたが。

2015-09-01 00:29:55
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また、小学校3~4年生の頃は、大叔父宅に預けられていましたが、そこで命じられたのが「椿説弓張月」の読破です。国語辞典と漢和辞典を一緒に与えられ、漢和辞典の使い方は教えて貰いました。そして、一節読み終える毎に、そこまでのあらすじの口頭試問です。

2015-09-01 00:30:17

椿説弓張月について補足。当時でもちょっと古い(確か、刊行から15~20年ぐらい経過していました)書籍で、昭和47年の国語審議会答申より昔なので、旧字体でこそないものの、漢字がかなり難しい時期のものです。

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とにかく最初は言葉の意味が分からない。そして登場人物も多くて人間関係も複雑。メモを取らないとまず頭に入ってきません。しかし、途中から自分でも判るような変化がありました。だんだんと辞典を引く回数が減り、読むスピードが上昇しました。

2015-09-01 00:30:29
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

話の筋を追うのに苦労しなくなると、これが楽しくて堪らない。下校後に弓張月を読むのが楽しみになってくるのですね。今でこそ知名度は低いものの、作者は滝沢馬琴という江戸時代のベストセラー作家で、代表作は弓張月里見八犬伝です。話の筋がわかれば、それは楽しい筈です。

2015-09-01 00:30:44
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

そして私にこれを命じたのが私の大叔父。明治の生き物です。彼は、某県の警察学校で弓道の師範でした。だから、良いシーンは実演してくれる。(主人公は弓の名手という設定)そんなこんなで、かなりの長編ですが、結局のところ1年もかからずに読破できました。これによってかなり国語力が付きました。

2015-09-01 00:31:16
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

以後、国語科で苦労することは全くなくなりました。また、文章を読むスピードが飛躍的に速くなりました。文章中の分からない語句を調べる習慣が付き、転じて目にした知らない言葉は、すぐに調べる習慣がつきました。この恩恵は今でも役に立っています。

2015-09-01 00:31:43
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

あとは、家に子供用の百科事典があったことと、何人分かの偉人伝ですね。どういう訳か理系畑の人が多かった気がしますが、何かを成し遂げるために努力すること、努力した結果が必ずしも自分の思い通りの未来をもたらすとは限らないことを知ることができたのは大きな収穫でした。

2015-09-01 00:31:52
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

今回は以上です。大量に書いてしまいましたが、これらの方法論が、お子様のより良い未来に少しでも役立つことを願ってやみません。

2015-09-01 00:32:08
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

@pman4416 百科事典は、今だったらエンカルタの方が検索は圧倒的に早いし情報量的には良いんですけど、あれは流し読みがやりにくいという欠点があるんですよね。ウチには、今はなき「ジュニア・ジュピター」というのがありました。面白いんですよ。興味がある分野の巻だけどんどん痛むww

2015-09-01 00:44:36
Bp@THEXDER勝手に移植の人 @beautyplanets

@pman4416 そうですね。夫婦のすり合わせが一番大事ですね。それと、片方だけに任せないってのも重要ですね。

2015-09-01 00:46:31