ドラマ「ど根性ガエル」が素晴らしくて素晴らしくて素晴らしかった話　〜皆の最終回感想〜

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

「終わらない日常で良いじゃん」という結論を冒頭でやっちゃったのである種テーマは語り切った所があるのだけど、後半で「だからいつもの日常を普通にやっちゃって終わり」なのか、その上で何かもう一段上乗せするのか。 #ど根性ガエル

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

「別れなくても良い」「終わらなくても良い」というお話。 #ど根性ガエル

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

ピョン吉が生き返って「終わらない日常で良いんだ」という結論を通過した後に、「ピョン吉のいないヒロシ」を肯定することで「どんな日常にも価値はあるんだ。ピョン吉がいなくても」と。 #ど根性ガエル

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

トイストーリー、TED、あと多分けいおん辺りも含めて「ビューティフルドリーマーを超えて」みたいなタイトルでこの辺の作品群をまとめて語る文章があって良いかも知んない。 #ど根性ガエル

あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today

メタ的な読み方をしようと思えばいくらでもできるので、どこまでメタ的に読むか？が受け手として試されてる感はある。 #ど根性ガエル

すぱんくtheはにーMk-Ⅱ @SpANK888

いやこれ、最後に「現実との接線上にいるヒロシ」が出てきたことで、読み取りがすげぇ難しいことになってないか？

すぱんくtheはにーMk-Ⅱ @SpANK888

「喪失をもってして成長する」そんなものはクソ喰らえだ、というのは正しい。しかし同時に「ピョン吉を持たないヒロシ」は「喪失するための何か」すら持ち得ない。ピョン吉は復活し、幸福な日常は続く。それは同時にピョン吉を持たないヒロシの最悪な日常にも同時に「終わりが無い」ことを突きつける。

すぱんくtheはにーMk-Ⅱ @SpANK888

ヒロシの「絵本」のように、虚構は無限に幸福を留めておく機能を持つことができる。日常は終わる、絶対に終わる。なぜなら人は死ぬからだ。 その終わりを意識した上で「今この日々」を、「終わりの無い追憶」にして保管すること。その虚構の作用が、現実の私を一瞬だけ救う。

すぱんくtheはにーMk-Ⅱ @SpANK888

全9話半を使って「トラウマの解消されないエンドレスな日々」という虚構を提示した上で、現実（ヒロシ2号）にその「手触りと、一瞬の救い」を与えて終わる。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

あの逃げていたヒロシそっくりの男は、もしや「ど根性ガエル」という世界を創造し物語の終結を望まない「本当の」ヒロシ？ 本当のヒロシが、ピョン吉がTシャツに入り込んだように、絵本のなかに入り込んでしまったの・・か？ つまり、それは「はらちゃん」であり「越前さん」だ。 #ど根性ガエル

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

『#ど根性ガエル （1）』逃亡のヒロシは、やっぱり現実のヒロシだ。ぼくらが観ている『ど根性ガエル』の世界を作り上げた、かつて少年だったヒロシだ。だから、あの場に居る登場人物の全部でもある。もしかしたら、物語の継続が難しい時代に差し掛かっていることを自覚してしまったのかも知れない。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

『#ど根性ガエル （2）』時代はものすごいスピードで変化して、夢だったものは容易く作ることも出来て（たぶんその象徴が東京スカイツリー）。逆に言うと、出来ないものは出来ないと決定的に分かってしまった。想像の世界で現実を補うことはどんどん難しく。ファンタジックな「物語」は弱体化した。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

『#ど根性ガエル （3）』だからこそ岡田氏は、物語と現実の継ぎ目をどんどん曖昧にしてる。しかも、それはあくまでも「作り物」であることをはっきり明示したうえで。想像し、創造しうる世界は紛い物だけど、でも強いんだと訴えかけてる。終わらない物語は人の心の支えになるとメッセージしてる。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

『#ど根性ガエル （4）』物語を終わらせることは簡単だけれど、それは夢をみていないことでもあるんじゃないかなぁ。岡田氏の脚本家としての矜持というか、覚悟のようなものを感じる。荒唐無稽な設定だからこそ余計に胸に響きました。素敵なドラマだった。ありがとうございました。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

逃亡のヒロシが蛇を背負っているのは当然なんだよね。彼こそが本当の意味で、平面ガエルのピョン吉を亡き者にすることが出来る存在だから。そして、あそこに居る全員を誕生させた存在でもあるから。象徴的な存在。そういや『#デート』では白石さんが白蛇の化身だったなぁ。 #ど根性ガエル

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

かー、なんかすごかったな。放心状態というか。。岡田惠和氏はきわめて舞台のような物語をお書きになるけれど、意外と舞台はやられていないんだなぁ。ここもこだわりなのかもしれない。閉鎖的なところよりもきちんと広く発信したいと思われているのかも知れない。いや知らんけど。 #ど根性ガエル

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

ゴリラパン配布のとき、本当に子ども人気がすごくて、あの子どもたちが、たとえば今日の最終回を観て「ピョン吉帰って来たね」って単純に喜んだかもしれない。そんな子どもたちが少し大人になって再放送を目にしたときにどう思うのか。そういう部分でも『#ど根性ガエル 』は継続する物語なのだよね。

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

へんな話、『ドラえもん』が素材では出来なかったことだなぁ。『サザエさん』なら出来たかもしれない。けど、『サザエさん』だとむしろ毒がきつくなる可能性があるんだよな。そういう意味で『ど根性ガエル』というのはちょうど良かったかも。単に日テレだからってわけじゃない。 #ど根性ガエル

しみず さるひこ 🙉🙊🙈 @bub_shimizu

ドラマとか小説とか映画とか漫画とかって、生きてゆくうえで無くても済むけれどやっぱり必要で、そんなものが好きで良かったと再認識することがたまにあるんだけど、今夜がまさにそう。 #ど根性ガエル

濱岡稔＠六月のイカロス @hamatch2

①ピョン吉の消滅ネタで引っ張って、あっさり復活で「なんだよ、それ」と思った人もいるかもしれない。それをあざとい戦略と見る人もいるだろう。でも、恐らく多くの人が思い描いた、いつまでもガキのままのダメひろしが、ピョン吉との別れを通じて、ガキの時代に別れを告げる（続）#ど根性ガエル

濱岡稔＠六月のイカロス @hamatch2

②そういう物語をひっくり返すことこそ、このドラマの根幹だったのだろう。ドラマの中に出てきた童話のような、空想の友達に別れを告げることで、少年時代と決別する通過儀礼の物語。でも、ひろしはそれに異を唱える。ピョン吉は、俺のために現れて消えた、都合のいい存在じゃない、と。＃ど根性ガエル

濱岡稔＠六月のイカロス @hamatch2

③ピョン吉は、ひとつの命とともに存在している。だから、ピョン吉として生き続けていい。ピョン吉が消えてひろしが大人になりました、なんてお話はくそくらえ。みんな、そのまま生きていい。だから、物語に終わりはない。それが、岡田さんが「ど根性ガエル」に託したメッセージなのだ。＃ど根性ガエル