飲みたい時にポチッ！ボタンを押したら出てくる「段ボール製お薬ケース」が飲み忘れ防止に繋がりそう

飲みたい時に「ポチッ！」と押すだけですぐに出てくる、段ボール製の手作りお薬ケースの動画がX（Twitter）で話題だ。

投稿したのは、普段からさまざまなペーパークラフト作品を作っているトモヲ（@tomowo_PS2）さん。

トモヲさんは、以前にも空港のフライト予定を掲示する「案内表示機」をモチーフにしたおもちゃが話題になるなど、その精巧なハンドクラフトがたびたび注目されている。

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今回、トモヲさんが手がけたのは、段ボールで作られた「ロキソニンSプレミアム用ケース」。

動画に映るお薬ケースはフィクションで見かけるような緊急用ボタンの形をしており、そのボタン箇所に2錠包装されたロキソニンSプレミアムが設置されている。ボタンの要領でポチッと薬を押すと、ケース前方に開かれた出口から薬が流れ出てくる、という仕組みだ。

Xでは「ボタンが薬なの面白いですw」「あるだけで痛みが和らぎそう」「これを渡しておこう、苦痛に耐えられぬ時押すがいい」など、なんともユニークなお薬ケースに関心する声が寄せられている。

本作品の制作について、トモヲさんにお話を伺った。

錠剤を「ボタンっぽい」と思った

こちらの作品を制作したきっかけを教えてください。

きっかけは錠剤が「ボタンっぽかった」というだけで、いろいろなボタンを模して作って遊びたかったという感じです。

今回はとりあえず家にあった薬がロキソニンだったので、それ用に作りました。実際には月に一回使うかどうかですね。

また、トモヲさんは今回投稿した「ロキソニンSプレミアム」用のケースの他に「ロキソニンS（一回一錠）」用や「バファリンルナJ」用など、薬のパッケージの形状に応じてさまざまな「お薬ケースシリーズ」を手作りしている。

今後「お薬ケースシリーズ」でやってみたいことなどあれば教えてください。

なるべく薬に頼らない生活が理想ですが、そうじゃない場合のために「飲み忘れない」ことを達成できるような、シンプルで便利なケースを作ってみたいと思います。

「欲しい」というコメントも多かったお薬ケース。さらに改良が加えられ、今後は販売も視野に入れているんだとか。

たくさんの人の需要に応えられそうな、ありがたい発明品だった。