黒子のバスケを一気読みした人の話

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

ハーバード白熱スポーツ倫理学教室は、紫原君の涙と氷室君の改心で終わり、ラスボスとして現れた赤司君はやっぱり他のキャラとは少し異質なキャラクターでした。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

赤司君はあまりにも普通の少年です。現実世界の男子高校生の七割近くは、学校で一番部活を楽しみにしているというデータがありますが、赤司君の居場所は部活です。そういう普通の少年が、だからこそ執着するその居場所。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

その居場所を守るためにやがてモンスターになる。そういう物語です。どこにいても彼は中学二年生の自分が立ったあの楽しい所に戻りたくてしょうがない。けれどそこにはもう戻れない。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

ある意味黒子とは逆のルートを辿ったもう一人の黒子なのかもしれません。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

中学二年生の頃に全てが止まっていると思うと俄然赤司さんの厨二言動に説得力出るな！（迫真）

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

実のところバスケもバレー同様スーパーパワープレイヤーのワンマンスタイルから、パスの連携によるチームワークスタイルに戦術の流れは変わりつつあるそうで、これはやっぱりチームスポーツであるからにはチームワーク生かした方が強いよという話に収斂できる。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

個人の力の可能性と、他者と他者を掛けた可能性となら、どちらが広いかって、後者ですからね。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

チームワークを生かすって多分正解が無いんですよ。でもその無い正解をチームで追い続けなくてはならない。絆も信頼も無くて出来ることではないけれど、出来れば強い。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

洛山戦はほんと藤巻先生どうしたのってくらい「リングにかけろ」だった……。最高だった……。ワイが小五男子だったらバスケしながら「跪け」とか言って黒歴史作ってた……いい歳した社会人で良かった……。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

漫画という表現技法の醍醐味すげー味わえた感じ。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

さっきも言ったんですがハーバード白熱スポーツ倫理学教室を終えた黒子たちは、キセキも火神もちゃんとスポーツマンになっていて、その上で彼らが「中学二年生の赤司君」を迎えに行くのが洛山戦なのかな？と荒い感想ですが思います。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

もうあの頃には戻れないけれど、それぞれがそれぞれのバスケを手に入れて、それと向き合っているわけです。あくまで主題は「黒子のバスケ」ですが、そのバスケを通して大勢の人物のそれぞれのバスケが描かれたんだなあと、最終巻の藤巻先生の言葉でちょっと感無量

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

さて、明日はお仕事大変だからもう寝るね。ほんと黒子を中学生の頃に読みたかったわ～。おやすみなさい。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

緑間君はマスコットキャラクターなので、終始かわいかったという黒子では貴重な癒しキャラだった。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

ぼかぁ小金井先輩と緑間くんがとても好きですね。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

でもエピソードとしては千万の剣で貫かれて死んだ青峰王子様と、突如として体育館にハーバード白熱スポーツ倫理学教室を顕現させた紫原さんと氷室さん、あとゲスの極み倫理学講師花宮が最高でした。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

あと通読して思ったけど、黒子のバスケは「覚悟を決めるまでの戦い」なんですよ。黒子の覚悟がキッチリ決まって、あの表情で「ボクは影です」と言うようになる。キセキもそれぞれがバスケに対して覚悟を決める。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

ハイキューはもうほぼみんな最初から覚悟が決まっちゃってる。覚悟を決めてバレーで腹を括っちゃってる少年たちの戦いの話なんですね。そりゃ私好きですわ。覚悟完了してる少年が命を燃やして戦うフェチだもん。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

だから木吉はハイキューっぽいんですよね。その身は既に覚悟完了しちゃってるから。当方に迎撃の用意ありだから。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

黒バス読み終わった我の今のキャラクター感 黒子→世界を革命した殺人拳使いの若葉。世界が俺に反逆するなら俺が世界を殺す乱世の覇者。つまり曹操。 火神→巻き込まれ事故でウテナになったけど、実はなるべくして招かれたデュエリストであることが明かされた主人公。真っ当に成長してる。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

木吉パイセン→無限の住人オーラをまとわせて登場したのでビクブルしながら読み進めていった所、陽泉戦でハイキュー界からの転校生だったことが明らかになった戦闘民族でヒューマノイドタイフーン。戦いは生きることと同じだそうだね！

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

黄瀬くん→器用貧乏なキャラクターの割に、究極の所他人に興味が薄いので、終始独自の物語を自分の為に歩んだクレバーで冷静な子。キセキの中だとダントツで優柔不断さが無いあたりが好感度高い。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

緑間くん→魔法少女を勧誘しないマスコットキャラクター。「奇跡や魔法が無いとは断言できないが、あると言いたいのなら人事を尽くすのだよ」黄瀬君とは逆にいつも他人に興味津々で割と迷いがちなようだった。かわいい。

猫怖大夫牧野さん @mknhrk

青峰くん→世界の憎悪を一身に受けて呪われた王子様。最終的に彼の失敗は、チームの絆と友情を履き違えてスポーツの摂理で好意を抱いた人達を殴ってしまったことにあるように思う。死ねて良かった。