高校生にもわかる『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響』(バンダジェフスキー著)
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バンダジェフスキーの予習16-1:土壌のCs137濃度1-5Ci/km2の地域の子供はIgG、IgAと甲状腺ホルモンとの間にプラスの相関があった。これは甲状腺疾患に対して免疫グロブリンが関与していることを示している。
2012-03-03 21:46:10バンダジェフスキーの予習17:汚染地域の20歳未満の血液検査データより、大赤血球症、白血球リンパ球減少症を伴う赤血球減少、好中球(免疫に関与)と好酸球(アレルギー反応に関与)の量的質的変異を認めた。子供の造血幹細胞の増殖能が低下していることは明らかである。造血は骨髄で行われる。
2012-03-04 00:08:05バンダジェフスキーの予習18:女性の生殖系は電離放射線の影響を非常に受けやすい。特に被曝の初期段階で高い感受性を有する。Cs137の体内取り込み濃度の増加によって、子宮付属器の炎症、月経周期の異常、子宮筋腫、不妊症の症例数が増加する傾向がある。
2012-03-04 00:10:08バンダジェフスキーの予習19:妊娠は、母体内へのCs137の顕著な蓄積を伴う。Cs137は主に胎盤に蓄積し、胎児と胎盤からなる複合体の機能は決定的な悪影響を受ける。
2012-03-04 00:10:51神経系の先天性奇形(無脳症、脳瘤)を持つ胎児で放射性元素の分析をしたところ、他の胎児と比べてセシウム137の胎盤濃度が際立って高かった。このように、母体ー胎児系へのセシウム137の直接的間接的な影響が、胎児の成長に悪影響を与え、胎児の出生前死亡や、出産直後の死亡にも関係している。
2012-03-03 20:03:33バンダジェフスキーの予習20:神経系は放射線の影響を最初に受ける器官系のひとつである。放射性Csの体内に取り込まれている期間が長くなるほど、興奮性・抑制性の神経伝達物質と生理活性モノアミン(ドーパミン・セロトニン等)の不均衡の程度もひどくなる。
2012-03-04 00:13:37「放射線恐怖症」論者と私たちは意見を異にし、成長中の若年者で、放射性セシウムによって神経系組織が影響を受け続けていることが真の(精神疾患の)病因であることを立証する。妊娠したメスの実験動物で着床期の子宮粘膜に実験的に放射能を照射すると、胎児の神経系に系統的な異常が引き起こされる。
2012-03-03 20:06:25視覚器官は、外部からの放射線にも、体内取り込みによる内部被曝にも非常に敏感である。1996年に、汚染地域のベトカ村とスベチロビッチ村に住む子どもを調査したところ、それぞれ93.4%と94.6%の子どもの視覚器官に何らかの病理学的な変化があった。バンダジェフスキー教授
2012-03-03 20:04:12バンダジェフスキーの予習21:汚染地域のベトカ村とスベチロビッチ村に住む子どもでは、白内障、硝子体の損傷、眼筋無力症、屈折異常がもっとも多くみられた視覚器官の病変である。体内Cs137の量と白内障の罹患率の間には、正比例関係が明瞭に認められた。
2012-03-04 00:15:22バンダジェフスキーの予習22:長寿命放射性元素の体内取り込み症候群-同時に複数の臓器において放射性元素がもたらす毒作用を受け、代謝機能不全を引き起こす。正常な状態では、細胞の増殖がほとんどないか全くない臓器や組織(心筋)が最大の損傷を受ける。
2012-03-04 15:41:40ネフロンの溶解… RT @squirrel6406: バンダジェフスキーの予習23:Cs137&その代謝産物の蓄積、心筋その他器官への毒作用、高血圧が引き起こされる主な原因の1つとして腎臓の損傷。ゴメリで突然死した症例の89%に腎機能の障害が認められたが、生前にはそれに気づかず。
2012-03-04 16:23:37バンダジェフスキーの予習24:Cs137が常に体内に取り込まれていると、甲状腺は十分に修復できず、細胞分化が阻害され、細胞の構成要素が免疫系に抗原として認識される事態を引き起こすもととなる←自己免疫性疾患は自分の細胞を外敵と認識し、治療困難。誰にでも起きる訳ではないだろうが・・
2012-03-04 15:50:39バンダジェフスキーの予習25:Cs137は血管壁の抗血栓活性を減弱させ、止血系である血小板や凝固・線溶系の活性を促進するなど、血管中の血液凝固過程を亢進させる。←要は血栓ができやすくなり、心筋梗塞、脳梗塞など起こしやすくなるということ。
2012-03-04 15:51:141995年(9年後)悪性の腎臓腫瘍 男4倍以上女2.8倍以上。悪性膀胱腫瘍 男2倍以上女1.9倍以上。悪性甲状線腫瘍 男3.4倍以上女5.6倍以上。悪性結腸腫瘍 男女とも2.1倍以上。放射線管理区域ゴメリ州、腎臓ガン男5倍女3.7倍。甲状線ガン男5倍女10倍。バンダジェフスキー
2012-03-05 12:02:02バンダジェフスキーの予習26:ミンスク(ベラルーシの首都)の子供の体内Cs137濃度は20Bq/kg以上であり、彼らの85%が心電図に病理学的変化を記録している。
2012-03-04 15:51:41@higemarunyanko バンダジェフスキーは20Bq/kg以上の人の半数に心電図異常が出たと話しています。私は首都圏ではその濃度に達している人は少ないので心電図異常が出ていないと思う。だが福島やホットスポットの人、福島や海産物を食べて応援の人は今後、異常の出る可能性有り
2012-03-04 02:08:09バンダジェフスキーの予習27:Cs137の肝臓組織への影響は、深刻な脂肪肝に導き、肝臓だけでなく、生体全体の代謝を阻害する。高頻度で肝硬変に至る。←これも誰にでも起きるわけではないでしょうが、元々その傾向があった人は少なくとも注意すべきでしょう。
2012-03-04 15:56:06バンダジェフスキー博士「(チェ事故)被災者の健康状態は、まさに災難である。しかし、私自身が医者である限り、見込みなしとは言えない。神に誓って私は訴える。尽力できる者は状況改善にベストを尽くせと。」←この言葉を突きつけたい医師は何人もいる。
2012-03-04 18:46:06バンダジェフスキーからのメッセージ(その3:地球上で生命ほど貴重なものはない。私たちはできる限りのことをして、生命を守り通すべきである。
2012-03-04 16:04:34論文等の紹介
ご本人の論文
<参考資料>子どもたちの臓器におけるセシウム137の慢性的蓄積
バンダジェフスキー論文:Chronic Cs-137 incorporation in children's organs 慢性的取り込みに関する論文の翻訳ページです。 http://t.co/4irz8MXr
2012-03-14 07:46:18