【追記あり】化学火傷を起こした「水素水カプセル」とは何だったのか、山猫だぶ先生による考察
「水素水」のカプセルを飲んで化学火傷を起こした義理の母を持つ方のtweetから、山猫だぶ先生が中身を推測しました。
2015.2.22 発端となった化学火傷まわりの詳細と、デマ記事への反論と、各物質へのWikipediaのリンクを追加しました。
2016.7.22 「「水素が出る入浴剤」でやけどの恐れのニュース、だぶ㌠先生による解説 http://togetter.com/li/1003001 」をおすすめに追加しました。
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以前はグラウンドの白線に使われていましたが、目に入ると失明の危険性があるので、今は炭酸カルシウムが使われるようになってきています。
水素化マグネシウム(MgH2)
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Wikipedia
水素吸蔵合金
金属の中には、水素を取り込む性質のあるものが複数あることが知られている。水素吸蔵合金(すいそきゅうぞうごうきん)とは、このような性質を合金化によって最適化し、水素を吸わせることを目的として開発された合金のこと。水素貯蔵合金とも呼ばれる。
金属が水素を取り込む現象は古くから知られていた。例えば、酸性の溶液内の鋼が急激に割れてしまうことがあるが、これは溶液中の水素イオンが鋼中に侵入し、鋼を脆化させることに起因する(水素脆化)。
このような現象を積極的に水素貯蔵に用いる研究は、1960年代のアメリカ・オークリッ
水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)通称「ボロハイ」
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水素化ホウ素ナトリウム
水素化ホウ素ナトリウム(すいそかホウそナトリウム、sodium borohydrideもしくはsodium tetrahydroborate)は 化学式を NaBH4 で表される無機化合物で、ケトンやアルデヒドなどを始めとするさまざまな有機化合物の還元反応に用いられる代表的な還元剤のひとつである。ハーバート・ブラウンによって初めて合成され、偶然にその還元力が見出された。
ナトリウムイオンおよび正四面体型の水素化ホウ素イオンBH4−よりなる白色の固体で、多くは粉末として市販されている。やや吸湿性があり水分に
「水で分解し水素を発生するため、水素化ホウ素ナトリウムの火災の消火に水を用いてはならない。」
炭酸カルシウム(CaCO3)通称「タンカル」
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炭酸カルシウム
炭酸カルシウム(たんさんカルシウム、calcium carbonate)は、組成式 CaCO3 で表されるカルシウムの炭酸塩である。
貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、方解石、霰石、大理石、鍾乳石、白亜(チョーク)の主成分で、貝殻を焼いて作る顔料は胡粉と呼ばれる。土壌ではイタリアのテラロッサに含まれる。
実験室では、水酸化カルシウムに二酸化炭素を反応させて合成する(石灰水による二酸化炭素の検出原理)。
塩化カルシウムなど可溶性カルシウム塩水溶液に少量のさらし粉を加え不純物の鉄、マンガンを酸化させた後に
チョークや卵の殻、歯磨き粉などに含まれます。