ジャーサラダを「サラダのまま」安全に保存する方法はある? ~「水」の役割~
@Butayama3 微生物(というか細菌)が比較的乾燥に強いのは、たぶんそのとおりで(やることがあまりない)、構造がシンプルだからだと思います。フリーズドライのように瞬間的に水分を奪えば、水を得た瞬間にまた酵素反応が再開するのではないかと。 @y_tambe
2015-04-24 20:29:32@Butayama3 @yoh2 多細胞=細胞ごとに役割分担があって、組織化されてるもの、の場合は乾燥とか凍結のときに、組織が壊れると元に戻らない場合がある。これに対して、単細胞にはそういうのがない分、条件がいい。
2015-04-24 20:27:14@Butayama3 @yoh2 それから「単細胞の生物が死ぬ」とはどういうことか、という問題。細胞膜とかが破けると「死ぬ」し、DNAがダメージ受けて壊れても「死ぬ」。その他、生体を構成しているタンパク質、特に重要な酵素が壊れてしまっても「死ぬ」ことがある…このくらいか?(続
2015-04-24 20:29:32@Butayama3 @yoh2 承前)逆に言えば、これらが「こわれなければ」死なない。保存中に低温にしたり、酸素を除いたりすれば、その分、保存中に壊れにくくなる。
2015-04-24 20:32:48「菌は壊れなければ死なない」。
例えば、癌細胞とかの動物細胞を保存する時、液体窒素で凍結保存するのだけど、このとき急激に冷やすと水が氷になるときに大きな結晶が出来て細胞膜を傷つけ、かなりの細胞が死んでしまう。なので、結晶が小さくなるような試薬混ぜたり。ゆっくり凍らせたりする。
2015-04-24 20:35:18あとまぁ単細胞生物の場合は、「一つ一つの細胞が、一つの個体」なので、ぶっちゃけ、保存中に全部が全部生き残らなくてもいい。99%が保存中の作業で死んだとしても、復活したときに残りの1%から増えてくれればOK。
2015-04-24 20:38:26@Butayama3 水分子は液体のときよりも固体の方が体積が大きいので、フリーズドライみたいな急速凍結乾燥ではなく、冷凍で通常の凍結をすると細胞の中にできた氷が細胞膜を突き破って細胞が壊れる。 @y_tambe
2015-04-24 21:04:47@Butayama3 冷凍で微生物が死んだり、冷凍した肉から肉汁(ドリップ)が出てまずくなるのも細胞が壊れるから。 @y_tambe
2015-04-24 21:07:12ふーん…。簡単な作りだからこそ死ににくくなるのか。 「単細胞」って悪い言葉じゃないじゃない。
2015-04-24 21:05:44@Butayama3 単細胞の場合は、とにかく「産めよ増やせよ」で、細胞分裂ごとにクローンが増えることが個体数を増やすことになるので、人(?)海戦術を採れるという部分もありますね。突然変異で環境に適応するなんてのもその例。
2015-04-24 21:10:56この世界が単細胞生物に乗っ取られても不思議じゃないわねえ。
なんで人間始めた地球上の生物がウイルスや菌によって絶滅していないのか、不思議な気持ちになってきた。
2015-04-24 21:20:47細菌を「殺す」方法について。
「壊れれば死ぬ」のだから、熱することでタンパク質を変形させたり、冷凍して水の体積増加で物理的に細胞膜を壊したりするのは効果があるんだ。
こないだの細菌学会で聞いたけど、冷凍(冷蔵ではない)した鶏肉ではカンピロバクター感染症が抑えられるってデータがあった。
2015-04-24 21:28:23