宮崎県立芸術劇場『三文オペラ』、上演権などをめぐる問題により公演中止
- chaghatai_khan
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著作権はもちろん守られるべきだと思う。自分も一応劇作家だし。けど、著作者不在なまま杓子定規に権利を振りかざすのは作品の為にもならないと思うのだ。作品は時代時代で様々なカタチに変容しながら生き続けて欲しい。それが本人の思惑と外れているかも知れないけれど、死滅するよりは…。
2016-02-06 01:40:11もし僕がブレヒトだったら…って考えたら、そんなくだらない事で自分の作品を殺さないでって思うんだ。劇作家は時代を超えて観客と出会いたい。100年後の観客にだって。100年後の社会や環境まで想像できないし、想像できない以上その出会いの可能性を縛れないもの。
2016-02-06 01:48:44(「三文オペラ」が改変が認められてないこととかって事前に分からんのだろうか。というか、その手の事情って客には何の関係も無いやろと思ってしまう。自分がもしチケット取って行ってみたら上演中止なんてされたらもうその劇団とかプロジェクトは観に行かないと思ふ)
2016-02-06 00:53:59下手なお芝居観るよりも、今日会場にいた人は全員持ち帰るものがあったんじゃないかなと思います。ぶつけるところがないあの感情を全員で分配して持って帰ってきたっていう印象でもあるけれど。みんなのために迅速な「問題解決」を。決して「犯人探し」ではなく、問題解決を。
2016-02-06 01:44:14三文オペラがまた上演できますように祈ります。楽しませてくださったキャストさんスタッフさんありがとうございました。演劇とはすごい世界だ。こんなことってあるのか。胸が痛い…。 pic.twitter.com/ehiqaOafZW
2016-02-06 02:23:50劇場に着く。 購入したチケットをもぎってもらいパンフレットを受け取る。 客席はけっこう埋まっていたけど、センター上段の観やすい席につく。 しばらくパンフレットを眺める。 あらすじや、役者紹介などに目を通す。 ひとしきり読んだところで携帯電話の電源を切ろうと取り出す。 (続)
2016-02-06 02:38:25@atkinson306 定刻は19:00、携帯の画面には19:07の表示。おかしいな、客待ちで押すにしても前説もまだない。 永山さんと、スーツの人(館長さん?)が出てきて、何やら「お詫び」があるとのこと。 役者の交代でもあったのかな?と思ってたら、まさかの展開に。 (続)
2016-02-06 02:46:41@atkinson306 公演にあたり、ドイツの会社(本作の権利関係?)との間で条件の取り決めがあり、その中に「フルオーケストラによりすべての楽曲を演奏すること、脚本の改変を行わないこと」などの文言が盛り込まれていることがわかり、このまま上演できないか開演ギリギリまで (続)
2016-02-06 02:53:47@atkinson306 関係各所と交渉にあたったが上演は認められなかった、とのこと。このまま上演を強行すると法的処置を受けることになり、止むを得ず今回の宮崎公演は中止となった運び。 払い戻しはすぐロビーにて行うとのアナウンス。 会場全体が静まり返る。 信じられなかった。
2016-02-06 02:59:58@atkinson306 数人の客が席を立ち会場を後にし始めた時、役者もぞろぞろと舞台上に上がってきた。 みな衣装メイクを済ませて、舞台に臨む直前の格好だ。 そのまま舞台上から客を見送るのかと思いきや、なんと即興ライブが始まった。 演奏者3名も即興だ。 音響も照明も入った。
2016-02-06 03:06:26@atkinson306 音楽にあわせ、ラップや歌や言葉で、彼らは正直な気持ちを表現した。 舞台に立つはずだったキャストの紹介、演出の永山さんも立ち位置が掴めないなりにあらすじの説明や作品に込めた思いを語った。 彼らは悔しさを抑え、あるいは爆発させて、それでも笑顔で踊り続けた。
2016-02-06 03:13:08@atkinson306 約一時間ほどの時間、あってはならないはずの時間は拍手のなか終わりを迎えた。 客出しの際、アンケートとともにパンフレットの回収、払い戻しを済ませる。 ロビーには観客、キャスト、関係者が集まっていた。 謝罪や悔しさ、慰めの言葉であふれていた。
2016-02-06 03:21:26@atkinson306 以上が時空の旅#8「三文オペラ」宮崎公演中止の経緯と僕が感じた会場の様子です。 中止の詳細な経緯については誤りがあるかもしれませんのでその場合はごめんなさい。 劇場側も対応に追われていると思います。不要な問い合わせ、クレームなどは控えてあげてください。
2016-02-06 03:31:20正直お芝居が観劇できなかったことは、とても不満に思います。 落ち着いたらでいいので劇場側はことの詳細を説明するべき。 何故こんなことになったのか、今後同様のことがないように、どうしたらよいかを考えるために。 こんな悔しい思いを二度としないために。
2016-02-06 03:43:24みんなと同じ空気を吸い、上滑りしながら話をし、話を聞き、夢か幻か…いや現実だ、とフワフワした夜。そして今ホテル着。 こんなこと起きてはならない。これは大前提。 そんな中で、わたしたち観客とほぼ同時に中止を知らされた出演者たちの即興パフォーマンス。 それが素晴らしかっただけに切ない
2016-02-06 03:00:38逆に、ブレヒトの書いた台詞をメインにしながらも所々アレンジして、演奏は7人のバンド態勢だった宮本亜門版はどうやってOKとったんだろ。 あの後に「改編不可・フルオケで」って条項が出来たのかな? サンリオミュージカルが出てきたよね? youtu.be/azVSl4bZuJQ
2016-02-06 03:22:05@Kchunko 楽譜上の楽器編成はFl(Picc)、Cl×2(1本はバスクラ持ち換え)、Sax(ソプラノ、アルト、テナー、バス)、Fg、Tp×2、Tb、Timp&Perc、Vc、Cb/B、Banj(Gt)、Bandneon、Pf(Celst)、Harm、となってるようです。
2016-02-06 03:32:38@Kchunko ちなみに私も気になって調べてみたのですが、この亜門さん演出版のCD化、映像化の話も許諾が下りず白紙になったという過去があります。ameblo.jp/sanmoncd/entry…
2016-02-06 03:37:09@oumi_chaplin はい、カメラが入る予定がダメになったとかCD化は楽曲使用料やらたいへんだったと聞きました。 検索したらYouTubeで動画が出てきたんで、あら?と思ってたところです。
2016-02-06 03:40:51@Kchunko ブレヒトはパブリックドメインなので、セリフなど多少変更しても問題にはならないかと思いますが、ヴァイルの音楽が保護期間内であるため、改変が音楽に及んだことが問題なのか、とあくまでも推測ですが。さすがに今回の編成だと音楽表現として乏しいという指摘だったのでしょうか。
2016-02-06 03:55:28