激情にまかせてン年ぶりにパウンドケーキを焼いてみた
- deko8uso800
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きっちりかっちり分量を量るのが苦手な上つい材料を捏ねすぎる悪癖のあるわたしにはフォンダンショコラが精一杯、パウンドケーキは来世で作るものですが何か。トリュフ系のチョコは可もなく不可もなくできたしホワイトチョコを生クリームと合わせて丸めて抹茶を塗したのは各方面から好評だったオススメ
2016-02-11 09:01:41彼氏も今はなく、大体何でもうまいと言って食べる親族男性陣しか身近にいない今、もうバレンタインなんて限定販売の菓子を自分で買って自分で消費するだけのイベントよ!ワーハハハハハ
2016-02-11 09:13:17…とは言いながら、昔親とか周りの大人に先述の菓子作りにおけるわたしの弱点を怠慢として詰られたこととかピアノもバレエも習ったことないせいか「女の子らしくない」と言われたこととかフラッシュバックして、ガッデム‼︎ってなってる
2016-02-11 09:19:12・・・とここまでなら単なるコンプレックスによるくそエアリプで終わるはずだった
どうにも心の琴線をかき乱されてしゃーないから言わせて欲しい。ヲタ野郎が溶かしただけチョコに夢もってようが女性陣の菓子作り事情がどうだろうが構わんのだけど、菓子作りスキルで線引きして「普通の」女の子っていうの、ちょっと、いや大分いただけないな。それこそジェンダー論じゃないの?
2016-02-11 09:42:33我慢しきれなかった。煽り耐性遥か彼方
ところで朝から「菓子作りできない女pgr」という幻聴が聴こえて腹が立つので、最後にパウンドケーキに挑んで失敗したのが十代の頃なので時効と自己暗示かけつつ ①わからない用語は逐一調べる。知らないまま放置しない ②レシピに忠実にやる 以上2点を遵守してパウンドケーキに挑むことにする
2016-02-11 15:27:30あと前提条件として学校と自宅の行き来で妖怪食っちゃ寝だった十代の頃とは違い、料理は日常生活に支障ないレベルでできるようになってるのも追記。よし、これで後で失敗しても「そもそも料理してないので食べ物作りなど不可能」という結論に逃げられないぞ。背水の陣(笑)
2016-02-11 15:33:23という訳でツイートに明記し忘れていたが、自称「普通の女の子」許すまじと同時に、パウンドケーキの製作過程のどこに困難を感じるのか体験して検証したくなったので、やってみることにした
まず母の持ち物の製菓本から最もオーソドックスなパウンドケーキの作り方を探す。作り方を熟読する pic.twitter.com/EW1aZxzBeJ
2016-02-11 17:09:35というのも
①ホットケーキミックスなど簡単お手軽レシピに頼れば検証の公平性が薄れるのではないか。と研究者でもないのに危惧した
②件のツイートに「お手軽なキットもあるのに出来ないなんて、やる気がないだけの言い訳だ」とあった
以上2点が主な理由
で、「さっくりと切るように混ぜる」とブランデーの分量についての「適量」がわからないので検索する。前者は小麦粉が沈みやすい性質を持っているので、泡立った卵とバターの泡を潰さない様に縦にヘラを入れて粉を下からすくい上げる様にすることらしいとわかったが、後者はどの質問サイトをみても適当
2016-02-11 17:14:08その適当がわからんから質問サイト見とるんに‼︎ …ラム酒漬けのフルーツの水分(酒分?)でまかなえる様なので今回は良しとする。
2016-02-11 17:17:04このあたりはかつて我が家になかったデジタルはかりが大活躍。つつがなく完了した。
なお、前回失敗した時のはかりは上に皿が乗ってて体重計みたいな針のついたバネ式。針がふるふる震えるのがなんともムズムズした覚えがある。
粉をふるう。篩じゃなくて味噌汁に味噌溶かすのに使うアレ使うやり方は母直伝。道具を一々納戸から出すのが面倒な時の知恵…らしい pic.twitter.com/JJgEX54nM6
2016-02-11 17:37:02バターはともかく砂糖の塊がなかなか崩れず難敵だったことを付け加えておく
工程に入る前に砂糖もよくつぶしておくべきだったと反省
卵投入。のち粉を少しずつ投入。さっき調べた通り切るようにさっくりと混ぜる pic.twitter.com/rFfRWjDQrj
2016-02-11 18:00:07検索してどういうことなのか分かったつもりになっていても、マヨネーズよりやや硬い練りバターの上から粉を投入し、それをボウルの底から掬い上げてヘラを立てて・・・とやってみると思った以上に粘るので、失敗したかなぁ・・・とこのあたりから不安になる
ハンドミキサーで泡立てた白身を投入、これもさっくりと切るように混ぜる pic.twitter.com/Uhc97ELrXY
2016-02-11 18:24:18その昔母がとり憑かれたようにシフォンケーキに挑んでいた時期があったので、幸いにもメレンゲ(泡立てた白身)の重要性と「角が立つ――しっかり卵白に空気を含ませて泡立てると、ボウルから泡立て器を引き上げたときにホイップクリームのごとく泡の切れ目が山状にとがって立つ――」という製菓用語への理解があった。ついでにその頃の遺産:ハンドミキサーも活用させていただいた
しかし泡立てた白身をさっくりと切るように、かつ製菓本には泡をつぶさないように混ぜるべしと書かれているが、実際おそるおそる混ぜていくと、バターと粉の混ざりものと白身が同化し、どう見ても泡が消えているようにしか見えなくなっていくではないか・・・!!
生地自体もなんだか本の挿絵(写真だけど)より硬そうに見えてますます不安になる