座間宮ガレイ氏が講演会で起こした騒動についての自己まとめ

このなかで、座間宮氏は

「私が決してイベントを潰したわけではなく極力冷静にファクトを求めた上で退出に至ったことを確認していただけたと思います。…私もヒートアップしたことは認め、真摯に謝罪を申し上げる次第です。」

といっています。

この意味するところは、「自身の発言の意図、趣旨には問題はなかった。ただ、言い方が激しくなっただけだ」という見立てで、言い方が激しくなったことについて謝罪するという意味でしょう。

まず、ざっと挙げるだけでも、座間宮氏は当時以下のような発言を行っています。
「あなたの言うことは信用できないので調べてください」
「いや、失礼だな、この意見。許せないな」
「ファクトも示せないような話など聴けねえぞ！」
「やってられない、こんなの」
「最悪やな」
また、「いやいやいや」と大声で講師の発言を否定しさえぎる場面も複数回あります。

これで発言の意図に問題はなかったといえるのでしょうか。言い方が激しいというレベルを明らかに超えており、講師を侮辱する発言だといわざるを得ません。それに、

講師は直前の質問者の質問に対してはっきりと答えを出しています。座間宮氏がそれを問題として、さらに食い下がることは完全な「イチャモン」です。

直前に、座間宮氏が発言する契機となった別の質問者は、「木材の芯の部分も表皮同様、線量が高いので使用に耐えない」と、表皮を剥けば線量が低くなるため使用に耐えるとした講師に反論しました。

文字起こしと音声データから、その質問に関連したかたちで発言した座間宮氏自身は、自身が求めたという「ファクト」について、講師がそういうのなら、木材の芯の部分の線量の詳細な測定結果や資料を具体的に出せと求めたとみることができます。しかし、講師は「毎月１回、芯材の線量を測って（バックグラウンドとの差は）ゼロである」と明確に答えているわけですから、それで答えとして必要十分であるといえます。何よりも、この場は放射線の専門家による講演ではありません。

この講演は、震災で傷ついた東北に対して、現場に200回近く足を運んだ経験をもとに、他地方に住む者としてどのようなことができるかを一緒に考えていこうということが主旨でした。

「社会活動家」という肩書で、現地の人々の生活やそこにある様々な問題を丹念に追った講演内容を前にして、講師が放射線の専門家だと考える人は誰もいないでしょう。それを本論でもないところでお門違いなことを執拗に要求し、「放射線の専門家ではないからあなたの話は信用できない」と罵倒するというのは、明らかに恣意的な意図があったのではないかと考えざるを得ません。

また、直前の質問者は講師に反論できるだけの具体的な論拠を持ち合わせていませんでした。講師の考え方に対して反論するのなら、自身が何らかの論拠を示さなくてはなりません。加えて、座間宮氏もその論拠を持ち合わせてはいません。論拠を示せないままに、一方的に質問者の肩を持ち、講師を糾弾することは明らかに非対称であり、これもまた恣意的な意図があったと思われます。これらの点から、一連の座間宮氏の言動は講師を不当に貶める意図があったと考えざるを得ません。この点を認めないまま、もし座間宮氏が文書での謝罪を岡林氏に届けたとしても、岡林氏は謝罪とは到底認めないでしょう。

そして、そのあとにも座間宮氏は一見しおらしく反省の意があるかのようなツイートを行っていますが、

この時点まで座間宮氏は、岡林氏に対して３か月以上の間、謝罪を行わず連絡のないまま放置してきたわけです。しかも、岡林氏のツイッターアカウントを長期間ブロックしたままです。

つまり、この一連のツイートでさえも、岡林氏に直接送る意志で書かれたものではありません。ブロックしたままで部分謝罪の既成事実を作ろうとしても、とてもではないですが通用する話ではありません。

いかに「連絡を取り合い、最もよい形をみつけることができれば」と氏がいおうとも、文書での謝罪を求めている岡林氏に対して、それを無視して電話の強行にこだわるのであれば、永久にやりとりはできないこともまた明白です。

また、岡林氏は謝罪を受けないまま泣き寝入りすることをよしとせず、この件に対する問題提起に努めているわけですが、「ウェブで騒げば解決するなどというのは、幻想です」と発言するのは、自身が長期間謝罪しないままであることを棚に上げて、泣き寝入りせずに問題提起する岡林氏に「騒いでいる」というレッテルを貼る行為だと捉えることができます。

なお、2月18日から座間宮氏は当アカウントに対して引用RTのかたちをとって言及をはじめました。そのため、19日に当アカウントは座間宮氏のツイートを引用して反論することにしました。以下にその応酬を引用元、引用RTを含む返答のかたちで列挙させていただきます。

この直後に座間宮氏は当アカウントをブロックしました。

このやりとりで座間宮氏のツイートの中に重大な内容がいくつか含まれていましたので、dougahaishinは加えて以下のようにツイートを行いました。

座間宮氏は当アカウントをブロックしたのち、自身のツイキャスで、「これからは愚民社会フォーラムで行こうと思います」と発言し、その後以下のツイートを行っています。