西島大介トークイベント「本当の戦争マンガの話をしよう」＠米沢嘉博記念図書館実況＆感想

ひか @RainbowSunrises

あらためて落ち着いて報告しますと、マンガと戦争展+αに行ってきました 西島先生ありがとうございました pic.twitter.com/6srRBvT3rJ

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ひか @RainbowSunrises

ティムの黒フープピアス欲しくないですか あっ、でも私開けてないのでイヤリングがいいかしら

MIYAMOTO,Hirohito @hrhtm2011

西島大介さんとのトークイベント無事終了。打ち上げ終わって帰宅中。熱心なファンの方がたくさん来て下さって満席。質問も活発。僕自身は自分の記憶で７０年代以降の漫画アニメについて雑なことを言ってしまったけど、全体としてはとにかく西島さんからたくさん興味深いお話がうかがえてよかった。

のびあがり @NobiAgari

米沢嘉博記念図書館「マンガと戦争展」 meiji.ac.jp/manga/yonezawa… 西島大介トークイベントに行った勢いでベトナム食べるよ。ンクク。 pic.twitter.com/D52J7KSd3M

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のびあがり @NobiAgari

見たままを描いても事実は越えられない、だが在ることの自乗を描けば…(山田芳裕「考える侍」での北斎「神奈川沖浪裏」のエピソード)と同様に、西島大介がベトナム戦争という狂気の沙汰を描いた「ディエンビエンフー」は《まんが》なのです bit.ly/1TNcjse

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

西島大介さん「ディエンビエンフー」は、まだ次の媒体が決まっているわけではないけど何らかの方法をみつけて最後まで描きたい。終わりまではそう遠くない、とおっしゃっていた ＞トークイベント「『ディエンビエンフー』：本当の戦争マンガの話をしよう」

西　島　大　介　●　島　島　(12/6『せかまほ 5 巨神と星』刊行、12/15『せかまほ4』配信) @DBP65

マンガと戦争展+αトークイベントありがとうございました。執筆にあたっての最重要資料の1冊『ジャングルクルーズにうってつけの日』『負けた戦争の記憶』の生井英孝さんにお会いできて、感激。写真は資料展示の一部です pic.twitter.com/kbeTwDkjG8

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wakou @wakou31

西島大介さんの「ディエンビエンフー」を特集した「マンガと戦争展＋α」を見学。付箋が貼られた膨大な参考文献から西島さんの読み込み具合が伝わってくる。トークイベントとサイン会にも参加。お姫様とフンを描いて頂いた単行本は宝物。 pic.twitter.com/VEqoCk7DWO

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ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１．昨日の西島大介さんと宮本大人さんのトークイベント「『ディエンビエンフー』：本当の戦争マンガのはなしをしよう」。イベントタイトルは、作中引用されている、ティム・オブライエンの『本当の戦争の話をしよう』から宮本さんがつけました pic.twitter.com/QOEjzGmkqZ

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ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

２．『本当の戦争の話をしよう』（訳・村上春樹）は『ディエンビエンフー』12巻巻末参考資料でも最後にあがっています。 pic.twitter.com/OZFa0sgnPS

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ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

３．トーク中、こここそが「本当の戦争マンガの話」だと思ったのは、やはり、宮本さんが研究している戦前の戦争マンガの中にある、無邪気な残酷表現を紹介してのやりとり。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

４．戦前の、明らかに舞台にモデルのある、やっつけた敵の死体で「カンラク」という人文字を作っておわる、単純な線で描かれたかわいい絵柄のマンガや、「のらくろ」にだって首や胴体がチョンと切れる残酷表現がいくらもあるといった例。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

５．また、狸と兎に置き換えて戦争を描く、表紙がとても残酷なマンガ。狸が盛大に爆死するシーンとかも出てくるけど、戦っていないときに月を愛でる狸を遠くから眺め共感する兎のシーンがとてもうつくしい遠景で描かれたりもする。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

６．それは、かわいい絵柄でどんどんキャラクターが死んでゆく西島さんのマンガ「ディエンビエンフー」にもどこか共通するところがあるマンガたち。以下「」内の言葉は大意。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

７．西島さん「戦争はとんでもないことがたくさんあるから、もっとハチャメチャなことを描かないと戦争の本当に負けてしまう。でも、「カンラク」みたいなのは肯定できないし。でもぼくの作品をこう見てる人もいるかもしれないわけで…。いや、複雑な気持ちになりますね。」

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

８．西島さん「こんなのをみせるなんて、宮本さんはイジワルですね。…でも、また思考 を行ったり来たりさせながら考えるきっかけになります。」この、何か結論をすぐに出すわけでなく、思考を行ったり来たりさせながら考えを積み重ねることこそが大事なんだと思う。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

９．当時の子供たちはさっきのようなマンガで、ただゲラゲラ笑っていたんだろう、たぶん。宮本さんは「当時は出版してる方も子供に見せちゃヤバいとか全然思ってない」とも言っていたわけで、ヤバさを自覚しつつ調整している西島さんと当時のマンガはちがう。けど、表層的には似ているところがある。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１０．「カンラク」のマンガは発禁になっていないけれども、こうしたマンガは低級なものとみなされて戦前も統制されていく。そしてマンガ表現自体が変わっていく。でもその統制されたマンガの中にも、描くことや表現を工夫した、今鑑賞してもいいなと思える作品もたくさんある。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１１．だけど戦後「統制や検閲が悪かったんだ」という、単純なひっくり返しがやってくる。そこが、宮本さんがずっと追いかけて紹介している戦前のマンガや研究のキモで。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１２．たぶん西島さんがこのやり取りより前に言っていた「相反するものが混ざりあっているもの」にひかれつつ表現しようとしていることにもつながる何かなんじゃないかと私は思う。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１３．「相反するものが混ざりあっているもの」の例として西島さんが挙げていたのは、戦艦ヤマトを宇宙に飛ばしてドンパチやり、昂揚感のある音楽がかかる「宇宙戦艦ヤマト」。「地獄の黙示録」のワルキューレの騎行が颯爽流れるシーン。宮崎駿の反戦思想と同時に兵器に対する憧れとキレキレの映像など

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１４．今日マチ子さんの「いちご戦争」も、そうした表現の女の子用のものじゃないかなぁと私は思う。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１５．西島さんは「ふざけているようにみえるかもしれないけれども、まじめにやってます。いや、ふざけてはいるんだけれども…うまくいえないけど」みたいなこともおっしゃっていて、それを聞きながら「あ、赤塚不二夫さんの「もっと真面目にふざけなさいよ」だ！」と思いました。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１６．奇しくも西島さんと宮本さんの後ろには、今公開中の赤塚さんの映画ポスターが貼ってあって、若いころの赤塚さんが笑っていたという。

ﾔﾏﾀﾞﾄﾓｺ @yamatomo413

１７．トークイベント「『ディエンビエンフー』：本当の戦争マンガのはなしをしよう」についての感想おわり。