仙台バンダジェフスキー氏講演会まとめ

@funkaloveさんの呟きで、まとめて見ました。お疲れ様でした。17日はいよいよ、札幌です。生バン氏プラス木下氏プラス野呂氏。瞬きも勿体無くなりそうなので、もう寝ます。 苦情は明日以降で。
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かぎこちゃん @kaghiko

バン氏22 バン氏の話はここまで。以下は木下黄太氏による質疑応答。現在宮城県は仙台市内で500bq/kg程度、高汚染地区の県南部を除いた地区で1000bq/kgの汚染が平均値として出ている。現在ミンスクでは2-300bq/kg、キエフで500bq/kgの汚染状況であるが、

2012-03-16 23:17:29
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏23 この程度の汚染値でも、かなり深刻な健康被害が出ていることに留意されたい。この宮城の汚染は東京23区西部、世田谷区等と同程度の汚染。他地域では、山形市や米沢は宮城以上に汚染されている。一関や奥州市、盛岡はこれをはるかに超える高汚染が報告されている。

2012-03-16 23:19:59
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏24 ベルリンでは誰でも受けられるホールボディカウンタでの被ばく検査機関がある。木下氏の知人女性が受けた、一人はND,もう一人は微量検出。(検出限界20bq/kg)ほとんど気にしなくてよい程度の汚染だと言われたが、フランスのある機関では念のため半年は妊娠を避けた方が良いと。

2012-03-16 23:22:22
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏25 日本では尿検査で大体の汚染を調べる方法が現実的。尿検査で出た値×150÷体重 の計算式で、1kgあたりの大体の汚染値が分かるとされている。現在様々な地区で子供を中心とした検査値が上がってきているが、宮城と山形の子供の汚染値が東京以上に上がってきている。原因として、

2012-03-16 23:24:36
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏26 全国各地、世界中の食物が手に入りやすい東京に比べ、地方に行けばいくほど地元以外の食料を手に入れるのが困難になることが考えられる。尿検査をする人は放射能対策を気にかけている人が多い中、汚染値が上がってきているのはそのような地域的状況があると考えられる。

2012-03-16 23:26:28
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏27 先日の調査では、岩手県で尿検査値最大6-7bqの値が出た子供が2人いた(これをkg換算すると体重30kgと仮定したとき、6×150÷30=30bq/kgで、チェルノ時の研究ではすでに健康被害が目に見えて出てくる程度の汚染値に達している。

2012-03-16 23:29:09
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏28 以上のことから、関東・南東北エリアに住み続けることは、健康を害する相当の蓋然性をはらんでいると言える。もちろん人それぞれの事情があるため全員の避難は不可能だが、住み続けるには、神経質なほどの対策をとって生活していく覚悟が必要。生きていく上でのプライオリティは何か。

2012-03-16 23:31:25
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏29 そのことを考えずして、安易に汚染地区で生きていくことは、非常に不幸な結果を生むだろう。特に、妊婦、子供、妊娠可能な女性は可能な限り早くこの地を離れることをお勧めする。日本国内であれば、名古屋以西であればほぼ汚染の心配はない。西に住んだ場合は、キノコや魚などの

2012-03-16 23:32:55
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏30 特に気をつけるべき食料にさえ気をつければ、普通に暮らしていける。病気の不安と闘いながら不自由な暮らしを強いられるのと、どちらを選択するかの問題。内部被ばくによる健康被害は、汚染地から少し離れた地域の方が深刻になる傾向にある。少し離れた都市部、つまり仙台などは

2012-03-16 23:34:34
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏31 まさにそれに当てはまる。少し離れていることで人々の意識が緩くなり、危機感に欠ける傾向にあるため。これを忘れず、ちょっとだけならいいか、という甘えを絶対にやめること。特に子供を持つ方はいくら用心してもやり過ぎることはない。

2012-03-16 23:36:03
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏32 バンダジェフスキー氏からのメッセージ 皆さんが見舞われた大変な悲劇の中で一番大切なことは、その危険を出来る限り減らす努力をしていくこと。それには強い精神力とたゆまぬ努力が必要です。まず何よりも、食品から放射能をなくすこと。これには多くの市民が立ち上がり、

2012-03-16 23:37:31
かぎこちゃん @kaghiko

バン氏33 政府に強く働きかけていくことが必要。特に放射能に弱い子供の食品に関しては早急な対策を求めるべき。また、大人も子供も定期的な健康診断を必ず行い、自らの汚染状況に応じて、住む場所を変えていく柔軟さをもつこと。日本でもこれから社会運動が盛り上がって行くだろう。応援している。

2012-03-16 23:39:40
かぎこちゃん @kaghiko

と、、、、、以上、バンダジェフスキー氏講演会in仙台のレポを終わります。私の走り書きからの再録なので、正しくない部分もあるかと思います。他に出席されていた方がいらっしゃったら、補足・訂正などよろしくお願いいたします。はー、やりきった!

2012-03-16 23:40:59
かぎこちゃん @kaghiko

私的感想としては、昨年末の木下氏の講演に続き、状況はさらに悪化しているとの印象を受けました。特に子供の内部被ばくが進行していることに衝撃を隠せませんでした。これを受け、我が家でも尿検査を受けることにしました。皆さんもできるだけ早めに検査を受け、

2012-03-16 23:42:47
かぎこちゃん @kaghiko

自分の体がどれだけ危険にさらされているかを客観的に知る必要があると思います。実に90%の子供が何らかの疾患を持って生まれてくるベラルーシ。それに近い汚染の実態が明らかになりつつある今、まさに1秒も無駄にせず、対策をとることが肝要だと、改めて思いました。

2012-03-16 23:44:11
かぎこちゃん @kaghiko

私個人としても、避難移住を早急に計画し、被曝を限界まで減らす努力を引き続き行っていきたいと意を新たにしました。以上、私の感想でした。バンダジェフスキー氏、木下氏、スタッフの皆さんに感謝いたします。

2012-03-16 23:45:39